生きるための「学び」

脳の事故を経験したことで、ひとつ支点が変わりました。それは、生きる流れみたいなものですが、全ての支点は「現在」でしょう。未来をみたとしても支点は「現在」です。そこにひとつ「終焉」が加わりました。

新たな支点を手にしたことで、「学び」についても考え方が変わったんです。どうしても脳の事故から記憶の定着が薄くなってきたと感じてしまう。
脳内出血で私の脳は約3cm×10cmほどの範囲が破壊されたそうです。この範囲の組織(正しい表現ではないような気がします)の治癒はできず破壊されたままだそうです。でも、私は至って問題なく生きることができています。それはなぜかと言うと、破壊された機能は、元の場所では復元できませんが、実は、脳内の他の組織で補われ機能が再現されるそうです。これには生命の神秘さと言う不思議な感覚を感じました。私は47歳です。この年齢の脳であっても働いてくれてます。

そんな素晴らしい脳をアップデートしなければならないと感じています。
これまでの「学び」は、仕事で生き永らえるためのものでした。そうなると、必然的に短期戦のせわしく厳しい環境でした。
私は、生きるための「学び」にシフトして長期戦かつ継続的な考え方に変えないといけないと強く感じている。

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