日陰物語 〜インキャでもZeroPlus東京交流会2024を無双します〜

しがないアニメオタクをやっています。たけ先生です。

来たるZeroPlusが開催する東京交流会2024に向けて、

  • たけ先生とは一体誰なのか

  • 私から伝えたいことはなんなのか

この辺りを中心に、綴っていこうと思います。駄文になるとは思いますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


たけ先生とは

東京交流会の前に、皆さんに親しみを持ってもらうために、自己紹介がてら色々書いていきます。

髪が明るい頃のたけ先生

どんな人?

私を一言で表すと、「オタクでインキャな引きこもり」です。

TOMAPといえば、"✨キラキラしていてポジティブで、イケてる人たち✨"のイメージがありますね。

イケイケのTOMAPメンバー

しかしながら、光があるところには影があります。それが私、たけ先生です。
交流会でキラキラした人たちや雰囲気に疲れたら、ぜひ話しかけにきてください。涼むにはちょうど良い日陰になってくれると思います。

一見、ネガティブの塊みたいなことを言っていますが、こんな性質だからこそエンジニアになろうと思いエンジニアリングをしているので、自分にとっては大事なアイデンティティだったりします。

たけの半生

そんな「オタクでインキャな引きこもり」はどうやってできたか、その作り方を皆さんに特別に教えます。

宮城県に生まれ、新潟の佐渡で弟を迎え、東京で小学校に入学するような幼少期を過ごした私は、人と接するのが絶望的にわからなかったです。
引越しを繰り返したからなのか、それとも先天的なものなのか、他の人が何を考えて生きているかがわからず、全く周りと馴染めませんでした。

そこから、ゲーム・小説・マンガ・アニメと一人で楽しめる娯楽コンテンツに走り続け、私の興味は「新しい体験・ワクワクする体験」が軸となっていきました。

学校が終わった後は最短ルートで家に帰り、スマホのない幼少期なのもあってWindows 7の搭載されたパソコンで調べ物やアニメを見たりしていました。
両親がパソコンに疎いのもあって、設定やらなんやらを自分で色々いじくり回していたのが、コンピュータに対する興味の始まりだったように思います。
触っている反応からどうなっているか推測し・試し・理解し・解決するというある種のデバッグ作業を、そのパソコンの中のディレクトリをめちゃくちゃにしながら学びました。
論理的な問題解決を身につけたのはこの頃でしょう。

外でボールを蹴ったり投げたりしていたら、こんな機会はなかったでしょう。
インキャぼっちも捨てたものではありませんね。

話は変わりますが、「ソードアート・オンライン」という小説をご存知でしょうか?
主人公のキリトくんがフルダイブ型VRのある世界観で、意識だけバーチャルの世界に入ってゲームをするというお話しです。
この小説・アニメは好きではありますが、今回話したいのはその中で出てくる、「空中にインターフェースがある世界」に惹かれたということです。
指を上げるとウィンドウが現れ、直感的に操作できる。こんな体験で生活をしてみたい・こんな体験ができるものを作りたいと思ったのが、エンジニアを志したきっかけです。

2024年には、実用レベルのVRヘッドセットが登場しましたね

インキャぼっちが故の過ごした時間と、オタクが故に触れた作品をきっかけに、エンジニアとしての私を作り上げました。
私の人生の引数にインキャとオタクを渡すと、エンジニアが返ってきます。

console.log(TakeLife('インキャ', 'オタク')) // "エンジニア"

TOMAP/ZeroPlusとの馴れ初め

ではなぜ、そんな人と話すのが苦手な私が、講師というコミュ強にしか許されない道を選びたけ先生になったかについて、お話していきます。

ZeroPlusで講師をやろうと思った理由は

  • コミュ力の改善

  • 持っている技術力のおすそわけ

  • 教育に対する興味

の3点です。

オタクでインキャな引きこもりが故にコンピュータとの会話はできるようになりましたが結局は社会、人との対話から逃れることはできません。
他の人たちが何を考えどんなノリでコミュニケーションをとっているのかを知るために講師に対して興味を持ちました。広義では、フリーレンとやっていることは一緒です。

人間を知るために旅をするフリーレン
※コロコロコミック公式Xより引用(https://twitter.com/corocoro_tw/status/1715669254060843352)

また、講師をやるために必要な、Web技術でご飯を食べてきた経験は持ち合わせていました。
もちろん、基本的なマークアップや動的な処理もそうですが、私は怠惰で飽き性なので同じことをやり続けることが嫌いです。

なので、案件ごとにちょっとずつ新しい技術を使うことにしました。

たとえば、CSSのメディアクエリの記述が面倒だったのでSassを導入したり、画像をひとつひとつ圧縮するのがめんどくさかったので、自動で圧縮されるシステムを組んだり。
最終的には、Gatsby.js(静的サイトを作れるReactのフレームワーク)に手を出して、最適化と効率化を極めることに夢中になっていました。

もちろん、要件と納期に支障が出ない範囲での挑戦です。プロトタイプのサイトで簡単に試して、それを案件で使っていきました。
CSS設計のようなメンテナンスも含めた効率化を目指して行ったので、これを他のベクトルにも価値を発揮したいと思い、ZeroPlusの講師に応募しました。

教育について

なにより、教育というものに対しての興味もありました。
というのも、私自身がプログラミングを学習するにあたって、「効率的な勉強方法」の勉強から始めたわけですが、学校で受けてきた教育の非効率的な部分に気がつき、なんとかできないかと考えていました。

もし、社会全体で一番身につきやすいやり方で学習・勉強が行われていて、みんながそれぞれ「自分にとって一番身につきやすい勉強方法」を持っていたら、それぞれの可能性が広がり、より良い社会へと向かうと思います。

つまり
「みんながポテンシャルを開花させる可能性を、教育によって社会単位で上げていければ、もっと過ごしやすくて面白い社会になるんじゃね」
と言うことです。
適切な教育システムが発明された社会は、とても快適で魅力的に感じ、そんな体験で生活ができたら理想だなと考えました。

そのためには、モデルケースとなる教育システムが社会で成功すれば真似するところも出てきて、そんな世界観に近づくことができます。
そこに、自分の力で近づけるか試してみたいと考えたのが私が教育に興味を持ったきっかけです。

伝えたいこと

ZeroPlusの講師たちの中でも技術特化の講師として、皆さんに聞きたいのが

プログラミング楽しいですか?

先に言うと、別に現職のエンジニア全員がプログラミングを楽しいと思って活躍しているわけではないと思っていますし、プログラミングのすべてが楽しいわけではありません。

それでも私はプログラミングが楽しいです。一回仕組みを作ればあとは楽できるところとか、世界中の技術者たちが便利なツール・プラグインを作ってそれを便利に使えるところとか、新しくて快適な体験ができる技術がどんどん使えるところとか、こうやったらいけると思って試行錯誤した仕組みなんか脳汁ダバダバです。

なのでこれはエゴですが、ぜひZeroPlusに通った方にはプログラミングの楽しさを知って欲しいです。
誰も彼もが、初めから楽しいわけではないと思います。しかし、"その瞬間"をぜひ迎えて欲しいです。熱意の続く限り、ひとまずそこまで突っ走っていきましょう。

ハイキューは名言だらけですが
特に「その瞬間が有るか無いか、その瞬間が来たらお前がバレーにハマる瞬間だ」と言うこのセリフが好きです。
※「ハイキュー!!」第89話より引用

ただし、プログラミングにこだわらなくても良いと思います。
ZeroPlusで学んだことがこの先役立つかもしれないし、その機会は無いかもしれません。ITリテラシーは今後の社会で大いに役立つと思いますが、関心がなければ意味は薄いでしょう。

私は、各個人が最も価値を発揮できるフィールドで活躍し、幸福になることが一番だと考えています。
活躍するのも幸福になるのも選択するのもあなたですが、その中で私にお手伝いできることがあれば、気軽に呼んでください。

#ZeroPlusとナニスル

私はZeroPlusと

ぼくがかんがえたさいきょうの教育システムに近づく

をしていきます。

具体的には

  • その人が社会に対して発揮できる価値を発掘し育み

  • 価値を発揮し活躍できる社会へと繋ぎ

  • 個人にあるリソースを幸福に使えるようになる

そんな教育システムが世界に誕生するために少しでも寄与できたらと考えます。

そのために、まずは目の前の生徒さんが発揮できる可能性としてプログラミングに触れていただき、育み、活躍できる社会につなげられるようなコースを作っていきたいです。

蛇足

私はかなり忘れっぽいのですが、興味があることや自分で動いて覚えたことは割と覚えられます。なので基本思想として

「興味持って行動しないと、人って覚えないよね」

というのがあります。

なので、先生をやっている時も「あれこれ教える」というよりも、「いろいろ聞いて引っ張り出してね」のスタンスでいます。(困り事なんかは解決策が欲しい状態なので、喜んで渡します)

なのでZeroPlusを使い倒してください。
講師も資料もコミュニティも使えるものは全部使って吸収してください。
自分から使いに行ったものは、だいたい身につきます。ちゃんと血肉になってくれるはずです。

主体性・積極性こそが最強の学びの促進剤です。
反転授業とかアクティブラーニングは主体的にやることだからこそ価値があるのであって、やらされるそれはただの苦行です。

「君が一人で勝手に助かるだけさ」
※「化物語」より引用

いざというとき助けてもらえる人は普段の行いが、いい仲間が、運が良いといます。
そう言う意味で、極端に言うと人は一人で助かっていますし、どれだけ恵まれてても助けてもらう気100%の人は誰も助けられないわけですね。

自ら動かないと、結果は出ません。
だから、たけ先生には彼女がいないんですね。

今回のオチ

学びや成長のためには、興味・主体性・積極性が欠かせないというお話ができたところで、言いたいことはわかりますね?

「ZeroPlus 東京交流会2024」
学びと成長の機会のかたまりのようなイベントで、端っこで話しかけられるのを待っているのはもったいない!

とうことで、どんどん話しかけ楽しみましょう。

疲れたらみんなの日影こと、たけ先生のところに「涼みに来ました」と来てくださいね。

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