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ACL GS5 vs武漢三鎮🇨🇳(H)
2023/11/29 19:00 IN埼玉スタジアム2002
前節浦項相手に連敗し首位突破が消滅したレッズ。今節は2位突破をかけ、日本人監督が率いる武漢三鎮との対戦だ。
武漢はグループステージマッチディ1に対戦しており、その時は2-2と先制されたものの1点ずつ追いつきなんとか引き分けた。ホーム埼玉スタジアムでの試合とはいえ、油断が全くできない相手だ。
そして相手のキーマンであるウェイ・シーハオは乱暴なプレーで今節出場停止となる。同じく浦和は明本とスコルジャ監督がベンチに入れない。
勝ちが必要なチームを相手に、どのような試合展開が広がるか注目していきたい。
試合メンバー
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まず取り上げるの5分のシーン。
中島のライン間の駆け引きで武漢ラインが上がったところを3人目の動きで抜け出し、ファーサイドの髙橋がゴールネットを揺らした。これは惜しくも小泉の抜け出しがコンマ一秒早く抜け出てしまいオフサイド判定でノーゴールとなったが、良いシーンであった。
続いて9分にも、過去の試合で再三裏への抜け出しを試みていた髙橋に岩尾から正確なロングボールが届く。これは枠を捉えられなかったが、ようやくディフェンスラインの裏へボールが出てきた。
18分には武漢のセットプレーから枠内シュートを受けるが弾き、33分には右サイドバック荻原からリンセンへクロスが供給されPKを獲得。安心安全ショルツが左に決め先制に成功する。
しかしここからアクシデントが続く。
42分には筋肉系の違和感を感じた大畑が交代を要求。さらには43分には相手選手と接触した髙橋が脳震盪疑いで交代となった。
エンド変わり50分には武漢の外国人フォワード二枚で崩されるも、集中していた西川が難なくキャッチで防ぐ。
66分には左サイドのアタッカーに入っていた武漢FWダヴィドソンにシュートを打たれ、67分に続けて同じ形でゴールを破られた。この失点はミスが重なり浦和が集中を切らした隙にやられてしまった。正直に言うと、ホイブラーテンの守備は軽すぎた。これではカバーにいる意味がなくなってしまい、彼レベルのディフェンダーなら止めてほしかった場面だ。
その後パンヤ、シャルク、カンテの攻撃陣3枚替えを決断し、得点を取りに行く姿勢を見せた。83分には荻原からのクロスにシャルクが飛び込み、最終的に関根の惜しいシュートがあった。
90分には待望のゴールがカンテの左脚から生まれ、埼玉スタジアムラストゲームの彼自身で花を添えた。
☆Pick up player
MF No.21 大久保智明選手
髙橋が脳震盪の疑いで彼と前半途中交代で投入。本人も試合後話していたが、まだまだ不十分な出来であった。細かなミス、ゴール前での落ち着き、仕留める力、どれもが足りなかった。
しかし、突破口は彼からの形が多く、アタッキングの面では継続して続けることができた。
あと足りないのはシュート精度とゴール数。やるべきことはまだたくさんあった。
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☆結びに
試合終盤カンテのゴールでなんとか首の皮一枚繋がったレッズ。
次節が最終節のアウェイハノイ戦となるが、グループステージ突破には条件が厳しい。
勝利は必須だが、できるだけ多く得点を奪いたい。その先のクラブW杯へ向けても良いゲームにしていきたい。
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