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J1第14節 vs京都(H)
2024/5/15 19:30 IN埼玉スタジアム2002
前節新潟相手に4-2と、3-0になった後半頭まで完璧なゲーム運びとなったが、その後は分析通り新潟が追い上げ、ラスト20分で2得点を挙げて内容の濃い試合となったレッズ。今節は開幕から不調の京都サンガFCとの対戦。
京都は現在2勝3分8敗の19位。直近のリーグ戦5試合の成績は1勝4敗。唯一勝った1勝はアウェイで神戸と対戦しウノゼロ勝利であった。
浦和からの期限付き移籍で京都に在籍しているDF宮本優太はこの試合に出場できない規約となっているが、彼のポジションである右サイドバックのほかセンターバックとしても起用され、幅広く大学の恩師に使われ一定以上の出場機会を得ているようだ。
この試合はミッドウィークに開催され、どのチームも連戦となるが、京都は新潟同様メンバーを入れ替える傾向にあるのでフレッシュな状態で臨むと想定していい。
そんなミッドウィーク連戦を展望していきたい。
☆京都サンガF.C.戦への展望
情報と印象
・システムは4-3-3
・アジリティ高く頑張るサッカー
・曹貴裁チルドレンが集結した選手達
・古巣対戦!井上黎生人選手
・前節ゴール裏と話し合い気合を入れ直した
予想メンバー
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希望メンバー
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欠場濃厚: 酒井、岩尾、松尾、関根、ソルバッケン、大久保、安部
出場停止: なし
GK〜DF
注目はサイドバックの人選。
前節U23アジアカップの代表活動から復帰した大畑選手が控えから後半頭に登場し、渡邊凌磨選手を左インサイドハーフに移動した。
結果的にポジションを移した渡邊凌磨選手が活躍し、前半いた大久保選手が負傷交代したこともあり今節は大畑選手の先発抜擢もあり得る。
MF〜FW
こちらも注目は左インサイドハーフだ。
前節大久保選手が先発の座を務めてきたが、筋肉系の痛みがあり今節はベンチ外が濃厚。
代わりに入ってくるのは渡邊凌磨選手、安居選手、小泉選手の3択か。
そしてその影響て控え選手にも新たな選手が加わりそうで、興梠選手をはじて武田選手、堀内選手などがスカッド復帰する可能性が高いが、大穴で全体練習に復帰してしばらく経った安部裕葵選手もなくはなさそうだ。
☆展開予想と相手の特徴
京都は現在J1最小得点タイで11得点。浦和は21得点で3位と得点力に大きく差がある。
展開予想では、前評判通り浦和がボールを保持し主体的に攻めるだろう。以前の浦和はメンバーが揃っていても受け身になることが多くあったが、グスタフソンや中島翔哉といったポゼッションに優れた選手がスタートからいるので、支配率も上がり優勢に進められるはずだ。
《攻撃の特徴》
形なきアジリティ頼りの勢いサッカー
フィジカルに優れた選手が多く、アジリティが高い選手が多く揃えるのが曹貴裁監督の下に集まるチルドレン達だ。試合巧者では全くないが、ひとつのきっかけで勢いに乗りやすいチームである。
直近のゲームを分析していくと、チームとして相手敵陣を攻略し崩した試合は全くなく、攻撃は絶望的といっていいほど形が無い。逆を言えば何をしてくるのか、どう攻めてくるのか全く分からないのである意味注意しなくてはならない。
そんな中、攻撃のきっかけとなるのは前線からのプレスの奪取後だ。
勝利した3節川崎戦ではこのプレスから始まり押し込んだ。
浦和はグスタフソン選手を中心にビルドアップは上手なチームなのでハマることはないだろうが、新潟戦1失点目のような安い失点は避けなくてはならない。
《守備の特徴》
身体を張るが最終局面まで侵入されている
最後まで闘い、身体を張りながら、最後は捨て身の守備をしているが、失点が続きなかなか勝てていないチームだ。
「頑張っているが報われない」
この言葉が今のサンガには当てはまるだろう。
そんな京都の弱点は、各選手が失点を恐れ必死になりすぎて視野が狭くなっていることだ。
例えば、クロスボールに対して簡単にクリアをすべきところを譲り合って第一に対応せず焦って対応したり、ボールウォッチャーになってマークすべき相手選手を見放したりと“余裕を持った守備”ができていないようだ。
実際に失点シーンの多くは、人数が揃っているにも関わらずに与えている。
ここまでくると、アンカーの元浦和MF金子大毅を含む中盤の選手が最終ラインまで下がり人数をかけすぎているように思えるが、この試合でも変化はなさそうだ。
具体的には中央を絞める守備をしているので、サイドが空きやすい。大切なのは浦和らしくウイングが1対1を仕掛け、駆け上がってきたサイドバックを使いながら厚みのある攻撃がキーポイントとなりそうだ。
☆キーマン
[浦和] 石原広教選手 背番号4(RB)
走れる京都相手に浦和の走れる選手と言えばこの選手だろう。
現在腰の痛みで限界ギリギリな中で闘っており、前節はなんとかフル出場で試合終盤のPK奪取に貢献した。
今季湘南から加入し酒井キャプテンの離脱もあって出場機会を得ており、クオリティも高く、浦和で遜色ない活躍を見せている。
京都戦ではサイドが空きやすいと想定され、サイドバックの関わりが大事になってくる。そろそろアシストなど、数字に残る活躍をしていきたい。
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[京都] 原大智選手 背番号14(CF)
開幕から一試合を除き全試合に先発出場している海外経験持ちの長身ストライカー。
現在のリーグ得点数は2点だが、ターゲットマンになるサンガ攻撃の灯台となる存在だ。
渡欧前はFC東京に在籍しており、スペイン1部アラベスまで渡ったタレント。身長の割に足元の技術が高く、テクニック性も兼ね備えるのでこの選手は警戒すべきだ。
☆結びに
5月15日はJリーグの日。
オリジナル10の一員として、この試合は勝ちたいところ。
昨季の水曜日は劇的な試合をはじめ、快勝の試合など良い内容で良い成績を修めた曜日。
現在連勝中で3連勝へ弾みをつけたい一戦。
気を抜くことなく闘い、チーム一丸となって埼玉スタジアムを沸かせたい。
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