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Week 12 ‐ 睡眠不足はやっぱり敵だった / 溜め込み厳禁 / 日本家電ブランドの終焉‐【Take's Singapore Wweekly】

長期インターン生活を記録する「Take's Singapore Weekly」。今回は12週目の振り返りです。過去の記事はこちらからどうぞ。


インターンについて

今週は、ここ数週間の忙しさからようやく解放され、少し心に余裕が生まれた1週間でした。そして改めて「睡眠の大切さ」を実感しました。

これまで仕事の遅れを取り戻そうと睡眠時間を削り、なんとか乗り切っていました。しかし、今週はベストに近い睡眠習慣を取り戻してみたところ、集中力が1.5倍になったような感覚があり、判断も迅速にでき、視野が広がった気がします。
自分にとってベストな睡眠時間は8時間半から9時間と少し多めですが、それを確保することでパフォーマンスが格段に向上することを再認識しました。これを基盤に生活を立て直し、より効率的にタスクをこなしていきたいと思います。

また、集中力が戻ったことで積み残したタスクを一気に片付けることができました。ただ、「溜め込みは厳禁」という教訓も得ました。遅れたタスクへの返信が「遅くなってすみません」から始まると、せっかく冷静になった頭もテンションが下がりがちです(むしろ、冷静だからこそ落ち込みます)。
これからはタスクを溜めず、苦手な段取りを意識しながら早めに片付けていく。これが残りのインターン期間での目標です。


トピック街歩き ‐ 日本家電ブランドの終焉

今週のトピック街歩きは「家電」。家電市場の興味深い発見が多かったので、詳細は別の記事にまとめる予定ですが、ここではシンガポールの家電ショップを回った感想を簡単に振り返ります。

日本の家電ショップでは日本ブランドが多数を占めていますが、シンガポールでは日本ブランドの競争力の低下を痛感しました。

PC・スマートフォン系
ここでは日本ブランドはまったく存在感がなく、米・中・台・韓の4カ国が市場を独占している状況です。

美容家電
ドライヤーやシェーバーなどでは、かろうじてパナソニックが残っているものの、ブラウンやフィリップスが売り場の多くの面積を確保しています。

大型家電・白物家電
ここでは韓国企業のLGとSamsungが2強体制を築いています。日立などの日本ブランドも見かけましたが、数は少なめ。日本ではあまり馴染みのないLGやSamsungが圧倒的に強いのが印象的でした。

黒物家電
テレビではSONYが日本ブランドでは存在感を放っていましたが、それでもLGとSamsungの2強体制に割り込む形。どの家電量販店でもこの2社の優勢が明らかでした。

こうした現状から、日本メーカーの弱体化を感じました。日本では日本メーカーが有利ですが、輸入大国のシンガポールでは多国籍な商品が集まり、熾烈な競争が繰り広げられています。その中で、日本企業はかつての品質の優位性を失い、韓国や中国メーカーに押されている印象です。
かつて「家電王国」と呼ばれた日本の影響力が薄れている現実を、シンガポールの家電市場から垣間見ることができました。


余談ですが、週末、所属する澤ゼミのゼミ合宿が行われていました。日曜日の夜に少しの間でしたが、久しぶりにオンラインでつなぎ、澤さんを始めゼミのメンバーと顔を合わせて、話すことができてすごくいい時間でした。ゼミの先輩がもうすぐ卒業ということで帰国したときには皆さん社会人ということですごくさみしいですが、最後に少し顔を合わせることができてすごく嬉しかったです。ゼミのメンバーから元気をもらい、一週間のよいスタートを切れました。

次回も引き続き、シンガポールでの気づきや経験をお届けします!また来週!

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荒井健/博物館オタクの大学生
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