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Week 2【Take's Singapore Weekly】

長期インターンでシンガポールにやってきた私が、一週間の生活を振り返る「Take's Singapore Weekly」。今回は、2週目の様子をお届けします!

今週からインターン業務が本格的に始まりました。

具体的な業務内容は守秘義務のため詳しくは書けませんが、主にミーティング同席での議事録作成、イベントプロモーション、そして支援先企業のイベントスタッフとして活動しました。ミーティングでは、シンガポールのトレンドや市場に関する話題が多く、ただ同席しているだけでも多くの学びがありました。

今週の活動で特に印象に残ったのは、2つの「SAKE」に関するイベント支援です。

1つ目は、梅酒などの日本の果実酒を扱うセレクトショップと飲食店のコラボイベントです。SNSを活用したプロモーションや、過去のイベント参加者へのDM送信、1万人以上のコミュニティへの投稿など、地道ながらも様々な手法で集客活動を行いました。DMを送った方々の中には、実際にイベントに足を運んでくださった方も見受けられました。さらに、店舗で現地人スタッフとともに販売を行い、すごくいい経験になりました。

2つ目は、Sake Matsuri 2024という大規模な日本酒イベントでの業務支援です。現地の日本酒ファンとのやり取りでは、精米歩合や米の品種など専門的な質問も受け、シンガポールのSakeファンの知識の深さに驚かされました。
この業務などを通じて、今週はシンガポールでの日本酒事情について知識が深まりました。日本酒がシンガポールでどのように流通し、消費されているのかや日本酒の問題などにも触れました。たとえば、日本からの銘柄供給が飽和状態にある現状や、その中でも獺祭や八海山といった有名銘柄が強いという話は、非常に興味深い発見でした。

土曜日には、EMC教員の井上浄さんのご紹介で、「Hyper Interdisciplinary Conference / 超異分野学会」に参加しました。

このカンファレンスは、異分野の知識や技術を融合し、新たな研究テーマや課題解決を目指す場です。シンガポールのイノベーションエコシステムや、ロボティクス、食分野など様々なジャンルの最新テクノロジーについて紹介されており、刺激的な時間を過ごしました。未知で最先端のテーマに触れ、社会へ応用された未来を想像しワクワクしました。最先端の知識や技術に触れることで、未知の可能性に対する興奮を改めて実感しました。

かつて、浄さんの話の節々や行動に刺激され、ビジネスと研究の関係について考えたことが、現在EMCに在籍しながら研究の道を切り開くきっかけとなりました。そして今回、改めて浄さんや参加者の話や姿から刺激を受け、理系ではない自分でも、今後は研究とビジネスの両方の視点を持つ人材として社会に貢献していきたいという意識が一層強まりました。浄さんは、まさに心の栄養剤のようで、これからの活動へのモチベーションがさらに高まりました。

さて、そんな浄さんに敬意を払って、次の一週間を頑張るために、この言葉で締めます。

さあ、研究だ!


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荒井健/博物館オタクの大学生
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