みいちゃんと山田さん　第05話（1）「みいちゃんの友達」

みいちゃんの「男に対するペロペロ」が、「ケーキの切れない非行少年たち」の1人である彼女にとっての唯一の処世術であることに怒りどころか憐れみを覚える（[1]）。彼女と同級生の女子が彼女を更に嫌うようになったことは容易に推察できる（女子には「ペロペロ」は通用しない）。

ムツミ（ムウちゃん）は風俗嬢（しかも「NGなし」）であった（[2]）。なお、彼女の体型はX（Twitter）版と異なり、幼児体型になっている。

ムウちゃんは万引きの常習犯であったが、執行猶予中にまた万引きしたので、服役した。皮肉にも、服役したことで、自分が知的障害者であることに気付いたわけである（[3]）。

最後のコマに「誤解しないでほしいのは（以下略）」と記載されているが、触法障害者の件は極めて取り扱い注意な案件だからね。不特定多数に見せる以上、こうせざるを得ない。

余談だが、マガポケ版であるX（Twitter）版であれ、私はムウちゃんと面談した職員に最も感情移入してしまう。

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参考文献

[1]　株式会社 講談社．“【第5話(1)】みいちゃんの友達”．マガポケ　ホームページ．裏社会・ヤンキー．みいちゃんと山田さん　亜月ねね．2024年10月13日．https://pocket.shonenmagazine.com/episode/2550912964681881337，（参照2024年10月20日）．

[2]　障害者ドットコム株式会社．“なぜ障害者女性が性産業に流れていくのか”．障害者.com　トップページ．成年者向けコラム．2023年04月19日．https://shohgaisha.com/column/grown_up_detail?id=2743，（参照2024年10月20日）．

[3]　一般社団法人 ダイアロゴス．“罪を繰り返す障がい者の支援”．触法障害者どっとねっと　ホームページ．支援者向け動画．第1回 2023年07月01日．https://shokuhoh.net/movie01-1/，（参照2024年10月20日）．