太郎庵の菓子を食べる

株式会社 太郎庵(以下同社)は1949年08月創業の福島県河沼郡会津坂下町を拠点とする和菓子・洋菓子製造販売企業である(1)。

本記事で、同社の各菓子に関して述べる。なお、同社の菓子はまさに隠れた名品である。

01.会津の天神さま チーズ(図01)
原材料は、卵、砂糖、小麦粉、バター、プロセスチーズ、還元水飴、塩、コーンスターチ、乳化剤、膨張剤、及び、香料である。
2017年05月22日に親戚から入手し、23日に喫食した。
素朴な甘味とチーズの風味が心地よい。

01.チーズ
(a)向かって左から、包装袋入り、本体。
02.チーズ断面
(b)断面。
図01.会津の天神さま チーズ。


02.会津の天神さま 夏みかん(図02)
原材料は、砂糖、卵、小麦粉、水飴、バター、乳等を主要原料とする食品、夏みかん外皮、みかん、還元水飴、ショートニング、レモン、コーンスターチ、食塩、乳化剤、膨張剤、増粘多糖類、香料、酸味料、及び、環状オリゴ糖である。
2017年05月22日に親戚から入手し、23日に喫食。
夏みかん等の柑橘類の風味が心地よい。

03.夏みかん
(a)向かって左から、包装袋入り、本体。
04.夏みかん断面
(b)断面。
図02.会津の天神さま 夏みかん。


03.会津の天神さま 抹茶(図03)
原材料は、砂糖、卵、小麦粉、バター、大納言小豆、ショートニング、還元水飴、植物油脂、乳糖、ココアバター、抹茶、全粉乳、コーンスターチ、食塩、乳化剤(大豆由来)、ソルビトール、膨張剤、香料、及び、環状オリゴ糖である。
2017年05月22日に親戚から入手し、24日に喫食。
抹茶と小豆の相性の良さを改めて感じた。

05.抹茶
(a)向かって左から、包装袋入り、本体。
06.抹茶断面
(b)断面。
図03.会津の天神さま 抹茶。


04.会津チーズ饅頭くいっちい(図04)
原材料は、小麦粉、クリームチーズ、植物油脂、砂糖、卵、バター、チーズ、乳糖、乳たん白質、食塩、酵母エキス、加工デンプン、膨張剤、酢酸(Na)、安定剤(増粘多糖類)、香料、乳化剤、及び、カロチノイド色素である。
2017年05月22日に親戚から入手し、24日に喫食。
小さいが、食べ応えがある。濃厚なチーズそのものを食べている感じがする。

07.くいっちぃ
(a)向かって左から、包装袋入り、本体。
08.くいっちぃ断面
(b)断面。
図04.会津チーズ饅頭くいっちい。


05.すっちょいさ(図05)
原材料は、以下に示す通りである。
餅:砂糖(国内製造)、餅粉、水飴、麦芽糖、黄粉/トレハロース。一部に大豆が含まれる。
黒蜜:黒砂糖(国内製造)、水飴/香料。
2020年03月09日に親戚から入手し、11日に喫食。
餅は控え目な甘味ともっちりとした食感を示す。
黄粉は大豆の風味が生きている。
黒蜜は黒砂糖の風味が生きている。
餅、黄粉、および、黒蜜が互いを引き立てている。

すっちょいさ
図05.すっちょいさ 5個入り。


06.会津山塩ようかん ならぬことはなりませぬ(図06)

原材料は、砂糖(国内製造)、小豆、寒天、水飴、および、山塩である。

2024年07月04日に親戚から入手し、26日に喫食。

確りとした食感を示す。

山塩の塩味が、あっさりとした甘味を引き立てる。

まさに、夏向けの羊羹である。

図06.会津山塩ようかん ならぬことはなりませぬ。


参考文献
1 株式会社 太郎庵.“会社概要”.太郎庵 ホームページ.https://www.taroan.co.jp/company/,(参照2020年03月10日).

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