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第3章 日本の恐竜受容史:「特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」 見聞録 その03
2023年04月29日、私は兵庫県立美術館を訪れ、一般客として、「特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」(以下同展)に参加した([1])。
「第3章 日本の恐竜受容史」で、19世紀に欧米で成立した恐竜のイメージが世紀末には日本にも移入され、かつ、古生物学者である横山又次郎(以下敬称略)によって「恐竜」という訳語が作られて以来、科学雑誌や啓蒙書、子供向けの漫画や絵物語、ならびに、ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』(1864年)やコナン・ドイルの『失われた世界』(1912年)といった古典SFの翻訳などの恐竜を主題にした出版物が広く刊行されていることを痛感した。
また、恐竜のソフトビニール人形やフィギュアなどが、今日の恐竜人気を支える中心的アイテムの1つであることも痛感した(図03.00)。
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また、所十三の恐竜漫画『DINO²(ディノ・ディノ)』の原画が展示されたが、その内容は非常に興味ものである([2])。
1つでもよいから、写真撮影が可能なものがあればよかったのにと現在でも思っている。
参考文献
[1] 株式会社 産業経済新聞社,株式会社 フジテレビジョン,公益財団法人 日本美術協会 上野の森美術館.“「特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」 ホームページ”.https://kyoryu-zukan.jp/,(参照2023年05月03日).
[2] 株式会社 産業経済新聞社,株式会社 フジテレビジョン,公益財団法人 日本美術協会 上野の森美術館.“展示構成”.「特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」 ホームページ.https://kyoryu-zukan.jp/exhibition/,(参照2023年05月06日).