📕2021.07.01(昼) 竹風太の料理日記😃鶏おじや(お年寄り編)
🔴退院してきたお年寄りは「デイケア―」や「デイサービス」に日々通っている。その二者の違いを分かりやすくかなりざっくり言うと「デイケア―」はリハビリが目的、「デイサービス」は交流やレクリエーションが目的、となる。
実は、「デイケア―」をお願いしていた病院の体制が大きく変わったらしく、今まで朝から夕方まで預かってくれていたのが、お昼前に帰ってくるようになってしまった。毎日ではないが、週に3回ほど早帰りの日ができてしまった。
ということは、昼食の人数が一人増えるということだ。実は3人が4人になるのは大したことはないのだ。問題は、退院してきたお年寄りは、「麺類を食べるのが苦手」「硬いものや嚙み切りにくいものが苦手」なのだ。この条件が加わると、今までのメニューの8割がたはアウトになるのだ。
例えば、「うどん」「ソーメン」「蕎麦」「ラーメン」など・・・。
そこで、閃いたのが「おじや」と「雑炊」なのだ。しかし、この二品にも条件が加わる。つまり「具材は歯茎で切れるくらい柔らかい。」か、「スプーンでかきこむとき気付かない程度に細かくなっている」かである。
そこで、今日の鶏おじや(お年寄り編)をアップする理由が、わかっていただけたと思う。
🐔🥣鶏おじや
<材料・調味料>4人分
冷ご飯(500g)、鶏むね肉(200g)、冷凍インゲン(50g)、冷凍ミックスベジタブル(60g)、卵(中2個)、青ネギ(適量)
水(800㏄)、カツオ顆粒ダシ(小さじ4)、薄口しょう油(大さじ1.5)、酒(大さじ1)
🔴今日は前回に比べ水の量を多くしたので、冷ご飯は少なくした。実は、この量でもちょっと多すぎたかもしれない。
🔴薄口しょう油は大さじ1だと、海苔の佃煮や味ぽんが必要になる。大さじ1.5~2だとなくても大丈夫だ。
<調理>
✅1.冷ご飯をザルに入れ、水が濁らなくなるまで良く洗い、ザルに揚げておく。
✅2.鶏むね肉を、3ミリ角程度のみじん切りにする。
✅3.冷凍インゲンは水で半解凍し、2ミリの輪切りにしてからみじん切りにする。
✅4.ミックスベジタブルを水で解凍し、みじん切りにする。
✅5.鍋に水、調味料を入れ、沸騰したら、鶏むね肉を入れ、アクを取る。
✅6.インゲンとミックスベジタブルを入れ、アクを取り、具材が軟らかくなるまで煮る。
✅7.ご飯を鍋に投入。水があることを確認しながら、少しドロッとするまで煮る。
✅8.水がまだ残っているうちに、溶き卵を投入。火を止め、ヘラなどで全体をよくかき混ぜたら、出来上がり。後は、余熱で完全に卵に火が通る。
✅9.ドンブリに盛るとき、青ネギを散らして召し上がれ。
🔴雑炊はサラッと、おじやはネバッとなのだ。今日は「おじや」なので、粘り気が出て良いのだが、どうも古いコメの表面の粘り気を使う気がしないので、良く洗ってから使った。良く洗っても、煮る時間を増やせば嫌でも粘り気は出てくる。
🔴鶏肉、インゲン、ミックスベジタブルすべてみじん切りにした。見た目は流動食、赤ちゃんご飯だが、味はみじん切りの方が具材の出汁が出て、美味しいかもしれない。
🔴水はなくなりかけたら、どんどん足していっていい。いくら足しても米は吸い取ってくれるのだ。最後に卵を入れた時、水分が足りないと、粘り気が勝ちすぎてお餅(!)のようになってしまう。
🔴卵を入れたら、早目に火を消した方が良い。余熱で卵には十分火が通る。
🦉以上
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