誰もが通る道なのだけれど
私が住む地域では予報よりも早い時間から雨に変わり、真っ白だった畑の雪も融けて消えています。
今日は快晴、風が強いです。
スギ花粉が盛大に飛びかっているのではないかと思うと、布団から出られません!←
さて、暇を持て余し中の私、よく動画を観ております。ゲーム実況とか、オカルト、都市伝説の動画が好きです。
その中で、芸人のナナフシギさんのチャンネルをいつも楽しませていただいてますが、昨日、このような動画が上がりました。
ご実家で暮らしている吉田猛々さん、同居しているお母様が足を悪くされて、生活の中で介助が必要になっている、とのこと。今後、介護申請をするそうですが、それまでの間、チャンネルへの出演など出来ないこともある、というご説明でした。
猛々さんの優しいお人柄は、ファンであればよくよく存じ上げておりますが、今回も丁寧なご説明、本当に痛み入ります。どうぞ、ご無理なさらず、お母様が気持ちよく過ごせるようにと祈るばかりです。
私も猛々さんとは同年代、お母様も母と同年代です。
うちの母は今のところ、(あちこち痛いとは言いつつも)元気でいてくれるのでありがたいですが、いつ、何がキッカケで介護が必要になるかわかりません。
そうなった時、自分は何が出来るだろうか、と不安になることもしばしば。
何しろ、まずお金がない。ずっと非正規で働いてきて、貯蓄もなければ、うつ病が発症して現在のように無職の期間もあります。自分自身を食わせることも出来ない有様なのに、母が倒れてしまったら…と思うと絶望しかない。
母自身の貯蓄も、親父の治療や約立たずの娘(私)を食わせることで、かなり減っているはず。
申し訳ないやら情けないやら。本当にお金は大事です…。
そろそろ体調は戻りつつあるので、仕事は探そうと思っていますが、年齢的にも厳しいだろうなあ…。
仮に仕事が見つかったとしてもおそらく非正規で、その場合、介護との両立が出来るだろうか。田舎の非正規なんて、貯蓄出来る収入がある訳もないし、介護休暇も取れないでしょう。
正社員の方も介護と仕事を両立している方がどのくらいおられるのか…寡聞にして聞いたことがありません。大抵は奥様が仕事を辞めて介護しているパターンが多いです。保守的な地域で、そういうことが根強いということもあります。
うちの母も、早期退職して祖父の介護をしていました。親父が介護をしていた記憶はありません。もっとも、当時は実家を離れていましたので、もしかしたら親父も協力していたかもしれませんが。少なくとも帰省した時は見てないなあ。
介護支援を利用しても、仕事と完璧に両立は難しいのが現状なのではないでしょうか。度々テレビでも取り上げられている問題ですが、やはり所得が低い世帯ほど厳しいようです。
団塊ジュニアであり、就職氷河期の世代である私たちの世代では、その問題が特に浮き彫りになるでしょう。
いずれ、誰もが老いて体の自由が効かなくなります。
当事者にならないとなかなか理解出来ないのかもしれませんが、人生100年を謳う前に安心して年齢を重ねられる社会であって欲しいものです。
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