楽しいって期待しなさい

楽しむということ

ゲームが「楽しい」
バスケが「楽しい」
飲み会が「楽しい」

それはいつも楽しいのだろうか。

誰かがいないだけで,場所や環境が違うだけで楽しめなくなる時がある。

いつもの「場所」で,いつもの「メンバー」で,いつもと「同じように」,やるから楽しいものである。

しかし,逆になぜか楽しめたのか分からない時がある。

メンバーも違う。場所もやることも違う。楽しい空間に「必要な条件」がないのに楽しめる時がある。

それは何か。「場所」「人」「内容」にも勝る条件があると私は思う。

それは「楽しもうとするスタンス」である。

私の好きな言葉に「雰囲気は時に実力をも超える」という言葉がある。

雰囲気。すなわち,それは自分達が楽しんでいる状態を作り出すことである。

自分達が楽しいと思える状態になるためにはどうしたらいいのいか。

その答えが「楽しもうとするスタンス」である。

修学旅行。テーマパーク。楽しくない場合もあるかもしれないが,大半の人は楽しかったのではないかと思う。

というか誰もが,修学旅行は何か楽しいことが起きるだろう。テーマパークはいろんなアトラクションがあるのだからさぞかし楽しいだろうと「修学旅行=楽しい」と,期待している。

その期待が,無意識の中で「楽しもうとするスタンス」に変容する。

カチューシャを買ってみようか。おしゃれしてみようか。どこを回ろうか。何をしようか…楽しむために全力で準備をする。

方や,学校の授業,仕事など楽しくないと思うものはどうだろう。
「うわ,つぎ数学かよ」「今日も残業だろうな」なんて,そこに期待はない。

観光スポットがないから。アトラクションがないから。
その瞬間から「楽しもうとするスタンス」を無意識に持たなくなる。

楽しくないだろうから,予習も復習もしなくなる。
明日もしんどいだろうから,夜くらい家で酒を飲んで,スマホをいじって。

結果
分からないところが増える。何を言っているのか分からない。
朝思うように起きれない。集中力が足りなくなる。頭が働かなくなる。

どんどん悪循環が生まれる。

授業でも,仕事でも,受験でも
理由は違えど,楽しめない理由は存在する。
楽しみたいのに楽しめない時がくる。

「楽しみたい」と思っていても「楽しもうとするスタンス」ができていない場合もある。というよりも,そこを勘違いしているからこそ楽しめないのである。

環境に頼っているのだ。

分からないから,苦手だから,嫌いな人がいるから,やりたくないから

違う。

その状況でこそ,楽しもうとし続ける。盛り上げる。

人事を尽くすのである。

「楽しもうとするスタンス」を忘れてはいけない。

人生に観光スポットはない。自分だけのスポットを作るのである。

人生にアトラクションはない。自分でアトラクションを作るのである。

今,この瞬間を,人生の中での観光スポット,アトラクションにするかは自分次第であり,それを楽しいものにするか,パワースポットにするかも自分次第である。

環境が盛り上げてくれることを期待していては,なかなか難しい。

「自分がここを楽しい空間にするんだ」という気持ちを持つことが大切である。

かといって,どうやったら「楽しい空間」になるのか。

冒頭で挙げた「場所」「人」そのほか諸々の環境。
それが期待できない。

ならば,「その中でどう楽しむか」
絶対つまらない,辛い状況下でどう楽しむか。

楽しいことがあることを信じ,準備するのみである。


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