1.書店の周囲の音
購入したい本があったので書店に行った。
ここはビルの地下1階と2階が書店になっており、地下2階にはカフェが併設されている。
そこの書店で、実際に本を手に取り、文字を読み、本を選んでいた。
静かな書店。ふと耳に意識を持っていく。
食器とスープンが触れ合う音
エスカレーターを降りる人の足音
エスカレーターの動作音
誰かが椅子をひく音
店内のラジオ
レジで鳴る「ピッ」という音
家族が話す声
子供の声
これまでほとんど音なんて聞こえてなかったのに少し意識するだけでこれだけの音を感じた。
音を意識するだけで書店がまるで別の空間に感じられた。
視覚から聴覚。
自分たちは普段どれだけ無意識にそこにあるものを見落としているのだろう。
観察の練習、楽しい。
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