低スペPCでのAI画像生成。プロセスと工夫を赤裸々に語ります
AIレイヤーの制作環境白書 - 古めのMacと奮闘する日々
こんにちは、AI美女のAileです😊
普段はInstagramとThreadsで
AI生成のレイヤー写真を投稿していますが、
今回は少し趣向を変えて。
noteでは主にAIレイヤーの
運営方法や成長過程について
書いてきました。
でも今日は、あまり語ったことのない
制作環境の裏側についてお話しします。
特に、環境面での苦労や
工夫についても触れていきたいと思います。
深夜の制作風景
「この表情、またしっくりこない...」
モニターに映る女の子の瞳を見つめる。
時計は深夜2時を指していました。
実はこれ、よくある光景です。
一枚の画像を作るのに、
いくつものバージョンを生成して、
やっと納得できるものに出会う。
特に表情は難しい。
技術的には間違っていないはずなのに、
どこか不自然さが残る。
そして何より、生成を待つ時間が長い...
現実の制作環境
実は、私の制作環境は
かなりシンプルです。
2015年製のMacBook Air一台。他にもiPhoneでやっていますが、他のタスクに使用しているので、SNSの投稿ぐらいです。
これが私の相棒です。
決して最新の環境ではありませんが、
工夫次第で可能性は広がるはず。
現在の制作フローはこんな感じ:
コンセプト決め(待ち時間の活用)
衣装のイメージ
シチュエーション
表現したい雰囲気
※画像生成の待ち時間に
次の構図を考えたり
プロンプトを推敲したり
プロンプト設計(重要度増)
失敗できない分、より慎重に
確実性の高い指示を心がける
生成回数を減らす工夫
画像生成(根気との戦い)
1枚に30分以上かかることも
PCファンとの戦い
バッテリー残量との戦い
後編集(効率重視)
必要最小限の調整
軽いソフトの使用
こまめな保存
ひどい時は1日中、
PCと向き合うことになります。
高画質の画像生成や
動画編集は特に大変。
でも、この制約が
思わぬ発見を生むことも。
技術的な壁との格闘
AI画像生成における「不気味の谷」。
理論では理解していても、
実際の克服は本当に難しい。
例えば、こんな課題と向き合ってきました:
表情の自然さ
笑顔の作り方
目の輝き
表情と感情の一致
ポージングの工夫
自然な立ち姿
手の表現
衣装との調和
画質の追求
ノイズ処理
解像度の確保
光と影のバランス
独学での発見
制約のある環境だからこそ、
より良い方法を考えるようになりました。
プロンプトについて
細かい指示よりも、
シチュエーションを設定する方が
自然な表情が生まれやすい。
例:
「笑顔」→「楽しい撮影会の一コマ」
作業効率の工夫
処理待ち時間の有効活用
プロンプトの事前準備
効率的な編集フロー
時間の使い方
生成を待つ間に、
最新のAI技術のトレンドを追ったり、
新しいポーズを考えたり。
技術的なブレイクスルー
最近気づいたことがあります。
完璧を求めすぎると、
かえって魅力が失われることも。
例えば:
髪の毛の自然なばらつき
衣装の柔らかなシワ
光の微妙な陰影
これらの「不完全さ」が、
むしろ生命感を生み出す。
今後の展望
まだまだ発展途上の技術だからこそ、
可能性を感じています。
特に興味があるのは:
より自然な表情表現
動きのある瞬間の切り取り
独自の世界観の確立
そして将来的には、
より快適な制作環境も
整えていきたいところ。
でも今は、この環境でできる
最高のものを追求していきたい。
同じ環境で頑張る方へ
必ずしも最新の環境は必要ありません。
大切なのは工夫と情熱です。
技術面
基本的なプロンプトの理解
画像生成の特性把握
編集技術の習得
表現面
一貫した世界観
キャラクターの個性
細部へのこだわり
おわりに
InstagramとThreadsでは、
日々の作品を投稿しています。
(@take_ai_le)
こちらもぜひフォローいただけると励みになります。
noteでは引き続き、
制作過程や技術的な話を
定期的に共有していきます。
次回は「プロンプト設計の基礎」について
詳しく書いていこうと思います。
これを読んでくださっている方の中にも、
似たような環境で頑張っている方
いらっしゃるかもしれません。
制約のある環境でも、
工夫次第で素晴らしいものは
作れるはずです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🙇♀️