古いMacでも作れる。プロンプトで変わるAIレイヤーの世界
前回の記事では、2015年製MacBook Airでの制作環境について書きました。
今回は、その環境で最大限の効果を出すための、プロンプトの設計について。
マジで試行錯誤した結果を共有していきます👀
今回は、だいぶフランクに書かせていただきます!
文章見てイライラしないでくださいね🙇♀️
前回の解説はこちら⏬
第1章:プロンプトとの出会い
「またかよwww」
画面に映る少女の表情、なんかおかしい。
髪型はバッチリ決まってて、
服も理想通りなのに...
なんか目がガチ死んでる...(白目)
生成開始から30分経過。
ファンがガタガタ鳴ってるし、
バッテリー残量見たら笑っちゃうんですけど。
古いMac使ってる身からすると、
この手の失敗がマジで痛い。
1回の生成に時間かかりすぎて、
ミスったら詰むレベル。
ガチ勢の皆さんはもっと
パワフルな環境なんでしょうけど...
(羨ましい...!)
そんな感じで色々試してる中で、
行き着いたのが「プロンプトエンジニアリング」です。
なんすかそれ?って感じですよね。
簡単に言うと、AIへの指示の出し方です。
これがめちゃくちゃ重要で、
特に私みたいな低スペ環境では
死活問題なんですよ...!
最初の頃なんて、
超お粗末な指示しか出せなくて草
「可愛い女の子作って~」
「笑顔な感じで!」
「服は青でw」
みたいな感じで始めて、
徐々にレベルアップしていったんですが...
でもね?
複雑な指示 = 最強
じゃないんですよ、これが。
むしろシンプルに的確な指示の方が、
高確率で良い結果出たり??
特に処理能力がヤバい私のMacだと、
無駄な指示は入れられないんです。
1回1回の生成を、
より確実に。
より効率的に。
それが私たちには必要なんすよ...
(切実)
第2章:プロンプトの基本設計、めっちゃ大事!
よっしゃ!
基本的なプロンプトの設計について
書いていきます!
...の前に、
ちょっと考えてほしいことが。
皆さんは「理想の一枚」のために、
どれくらい時間かけてます?
新しめのPCなら、
サクッと生成できちゃうかもですけど...
私の相棒(2015年MacBook Air)だと、
1枚の生成に30分とか余裕でかかるんす。
ってことは!
プロンプトの設計が甘いと、
この待ち時間がマジでヤバいことに...!
なので今回は、
私が試行錯誤の末に行き着いた
「低スペ環境でも使える」
プロンプトの基本設計をお伝えします!
プロンプトの基本構造
結論から言うと、
私はこんな感じの構成で組み立ててます:
キャラクターの基本設定
衣装とポーズ
背景と光源
画風指定
「えっ、こんなシンプルでいいの?」
って思われるかもですが...
実はこれ、めっちゃ考えられた
構造なんです!
なんでこの順番なのか
まず1番目の「キャラクターの基本設定」。
これ超重要!
だって、ここでブレると
全てがおじゃんになっちゃうんですよ...
(経験者は語る)
例えば:
beautiful young girl,
clear skin,
long black hair,
gentle expression
これだけでも、かなり
イメージが定まってきませんか?
特に「gentle expression」これ大事。
「smile」だけだと、AIくんが
謎の笑顔作ってきたりするので...(困惑)
次に衣装とポーズ。
ここも簡潔に、でも具体的に!
white summer dress,
standing pose,
looking at camera
背景も最小限でOK。
むしろ細かく指定しすぎると、
変なところに力入れちゃったりします。
natural lighting,
soft focus background
これくらいでも十分!
低スペ環境での工夫
ここからが本題。
私の環境だと、生成に時間かかるので
失敗は死活問題なんです。
なので、こんな工夫してます:
テンプレート化
基本セットを作っておいて、
その日の要素だけ変える感じ。
こんな感じ↓
[Base]
young female, clear skin,
natural lighting, high quality
(ここまでテンプレ)
[Today's elements]
white dress, garden background
(ここだけ変える)
めっちゃ効率良くないですか?
優先順位を明確に
私の場合:
表情(これマジ重要)
全体的なバランス
細かいディテール
て感じで、優先順位決めてます。
なんで?
それは...PCが死にそうになったら、
諦められる要素を決めておきたいから!
(現実的な判断大事)
意外な発見も!
実は、この制約のおかげで
気づいたこともあって。
「完璧な指示」より
「的確な指示」の方が
良い結果になるってこと!
例えば髪の毛。
細かく指示出すより
natural flowing hair
この一言の方が自然だったり。
なんならこっちの方が
AIくんの創造性が
良い感じに発揮されるんです!
まとめ
低スペ環境でも、
工夫次第で良い画像は
作れるんです...!
むしろシンプルな方が、
AIの特性を活かせたり?
第3章:実践編!私が実際にやってるプロンプト術
さて、ここからは
実際の制作現場(私の部屋)で
どんな感じでプロンプト組み立ててるのか、
リアルな制作過程を共有していきます!
朝のプロンプト作成タイム
「今日はどんな投稿にしようかな~」
まず、その日の投稿のテーマを決めます。
例えば「夏祭りの浴衣美女」
とか決めたとしますよね。
ここで超重要なのが、
プロンプトを書く前の準備!
だって古いMacだと生成に
クッソ時間かかるんで、
しっかり準備しないと詰むんですよ...
リアルな制作プロセス
私の場合、こんな順番で
プロンプトを組み立てていきます:
Step1:イメージの具体化
浴衣美女って言っても、
金魚すくいしてる?
出店の前で立ってる?
提灯の前でポーズ?
みたいに、シチュエーションを
ちゃんと決めるとこから。
Step2:基本プロンプトの準備
まずはいつものベーステンプレ!
beautiful young japanese woman,
clear skin, natural pose,
high quality, best quality
これをベースに...
Step3:その日の要素を追加
wearing yukata with floral pattern,
summer festival background,
paper lanterns light,
night scene, gentle expression
って感じで組み立てていきます。
実際にあった試行錯誤
ここで爆笑な失敗談なんですが...
最初、普通に
yukata, summer festival
って書いただけだと...
なんか変なコスプレみたいになって、
浴衣の質感が全然出なくて草
そこで工夫したのが:
traditional japanese yukata,
detailed fabric texture,
proper wearing style
これ書いたら、
マジで浴衣っぽさが出てきた...!
環境による制約との戦い
ただ、ここで問題発生。
プロンプトが長くなりすぎると、
私のMacさん、マジでキレ気味。
ファンがブォォォンって
爆音出してきて、
「もうやめて...」って感じに。
なので、本当に必要な要素だけを
残すように整理していきました。
例えば:
[Before: 長すぎver]
beautiful young japanese woman
wearing traditional detailed yukata
with intricate floral pattern,
standing in front of festival stalls
with paper lanterns creating
magical lighting...
(まだ続く)
これを...
[After: 必要な要素だけ]
young japanese woman,
traditional yukata,
festival night scene,
lantern lights
これくらいまでシンプルに!
驚いたことに、
シンプルな方が良い結果に...!?
意外な発見
実はここで、めっちゃ大事なことに
気がついたんです。
「AIって、意外と察してくれる」
むしろ細かく指定しすぎると、
AIの創造性が発揮されにくくなる...?
特に「情景」を表現する時は、
シンプルな指示の方が
良い結果になることが多いんです。
例えば:
summer festival night
この一言で、
提灯の灯り
祭りの雰囲気
夜の空気感
全部出てきたり...!
低スペPCでの制作って、
一見デメリットだらけに見えますよね。
でも、この制約があったからこそ
気づけた「シンプルさの威力」!
むしろ無駄な指示を削った方が、
AIの実力を引き出せるかも...?
第4章:画風指定のテクニック!これで劇的に変わる...かも!?
さてさて!
ここまでプロンプトの基本から
実践的な使い方まで見てきましたが...
実は、まだ超重要な要素が
残ってるんですよね。
そう、「画風指定」です!
画風指定との格闘
これがまた厄介で...
最初の頃は、こんな感じでした:
anime style, cute
結果:
「あっ...」
「これは...」
「なんか違う...」
AIくん、私の心が読めてないw
色々試した結果...
そこで、いろんな指定を試してみました!
例えば:
[試行錯誤その1]
high quality illustration,
professional digital art
うーん...なんか硬い感じに。
[試行錯誤その2]
beautiful illustration,
soft painting style
ちょっといい感じ...?
でもまだなんか違う。
そして、ついに見つけた
私にとってのベストアンサー:
[現在の定番]
high quality anime illustration,
soft detailed lighting,
professional digital art,
trending on artstation
これ、マジでおすすめです!
なんでこの組み合わせなのか
実は、各要素にちゃんと意味があって:
high quality anime illustration
→ アニメ絵だけど質の高さも求める
soft detailed lighting
→ 優しい雰囲気と細部の表現を両立
professional digital art
→ 全体的なクオリティを底上げ
trending on artstation
→ よりモダンなテイストを引き出す
これらの組み合わせで、
私の求める画風に近づけることが
できました...!
低スペ環境での工夫
ただし!
ここでも環境との戦いが...
画風指定を入れすぎると、
生成時間が長くなる問題が。
なので、状況によって
指定を使い分けています。
軽めの指定が必要な時
anime style, high quality
シンプルだけど、それなりの結果に。
とことんこだわりたい時
high quality anime illustration,
soft detailed lighting,
professional digital art,
trending on artstation
時間はかかるけど、満足度高め!
意外な発見その2
実は画風指定でも、
面白い発見があったんです。
ネガティブプロンプト
(こうしないでっていう指示)は、
あんまり入れない方がいい...?
理由は2つ:
処理が重くなる
むしろ固すぎる結果に
これは私の環境だからかもですが、
ポジティブな指示だけの方が
自然な結果になる気がします。
実験:同じ構図で画風だけ変えてみた
ちょっと面白い実験もしてみました!
基本のポーズはこれ:
young woman,
standing pose,
looking at camera
これに、違う画風指定を付けてみる。
パターン1
anime style
→ ちょっと素朴な感じに
パターン2
high quality illustration
→ しっかりした感じだけど硬い
パターン3(私の定番)
high quality anime illustration,
soft detailed lighting
→ これが一番バランス良かった!
まとめ
画風指定って、
実は奥が深いんです...!
特に低スペ環境だと、
むやみに指定を増やせないので
本当に必要な要素を見極める必要が。
でも、それがかえって
良い結果につながったり?
次回は、プロンプトの
「NGパターン」について、
私の失敗談を交えながら
紹介していきますね!
第5章:爆死したプロンプトたち~私の黒歴史コレクション~
ついに最終章!
ここまで、プロンプトの
いいとこばっか書いてきましたが...
実は裏側では、
とんでもない量の失敗を
積み重ねてきたんです(白目)
今回は私の黒歴史を
赤裸々に公開しちゃいます!
爆死プロンプト集
まずは私の黒歴史、
いっちゃいましょう!
その1:欲張りすぎた例
beautiful young girl with long flowing
black hair wearing elegant dress with
detailed lace patterns and holding
a bouquet of roses while standing
in a garden with beautiful sunset
and cherry blossoms falling...
(まだ続く)
結果:
MacBookさん、ブチ切れ
(ファン「ブォォォォン!」)
30分待った末に...
なんかよくわからない化け物が
生成される罰ゲーム確定。
教訓:欲張りはダメ。ゼッタイ。
その2:曖昧すぎた例
cute, kawaii, nice
結果:
何が出てくるかマジで運ゲー。
しかも待ち時間長いのに!?
教訓:具体的な指示大事...!
その3:矛盾する指示の例
realistic anime style
結果:
AIくん、混乱しちゃって
どっちつかずな謎の生き物が...
教訓:指示は一貫性を持って!
プロンプトあるある
そして地獄の始まり...
natural hands
perfect fingers
realistic hand pose
結果:
6本指とか出てくる呪い。
もはやホラー。
これ、みんな通る道だと思うんですが
手の表現ってマジで難しくないですか?
私の場合、もう諦めて...
hands behind back
とか
hand holding small object
みたいに、シンプルな指示に
変更しました(現実的な判断)
闇の深さを知った瞬間
画風指定で地獲った話。
最初の頃に書いたプロンプト:
kawaii anime drawing,
moe style,
cute illustration
結果:
2015年のニコニコ動画から
飛び出してきたような画風に...!?
そこで色々研究した結果:
modern anime style,
high quality illustration
これだけでも全然違う...!
時代は進んでるんですね。
環境との戦いの果て
ある日の悲劇:
プロンプト:(めっちゃ長い)
生成時間:(1時間待ち)
バッテリー:(20%)
結果:
生成完了直前に
バッテリー切れ...
この日から、
電源アダプター必須になりました(恍惚)
今となっては笑い話
でもね?
こういう失敗あるあるって、
意外と大事だったりします。
だって、これのおかげで
わかったことって結構あるんです:
シンプルな方が安定する
矛盾する指示は混乱のもと
バッテリー残量は大事
電源アダプターは命
これからチャレンジしたいこと
最近気になってるのが:
動きのある表現
より自然な表情
季節感のある背景
ただ、古いMacちゃんの限界も
わかってきたので...
できることから、
少しずつ挑戦していきたいなって!
まとめ
プロンプトって、
ある意味「AIとの対話」なんですよね。
完璧な指示を出すことより、
AIの特性を理解して
うまく引き出すことが大事。
特に低スペ環境だと、
その「対話」が
より重要になってきます。
失敗を恐れずに、
でも効率は考えながら。
これからも、このMacちゃんと
二人三脚で頑張っていきます!
おわりに
最後まで読んでくださって、
本当にありがとうございます...!
InstagramとThreadsでは、
日々の作品を投稿してます。
(@take_ai_le)
この記事を読んで、
「私もやってみようかな」
って思ってくれた方がいたら、
それはもう嬉しい限り...!
これからも試行錯誤の日々は
続きそうですが、
また新しい発見があったら
シェアさせてください!
最後に、私のアカウントフォローしていただければ励みになります😊