アフィリエイターのためのマイクロコピー講座
突然ですが、アフィリエイターのみなさん。マイクロコピーに本気出してますか!?
Q.マイクロコピーってなに?
A.ボタンの文字やフォームまわり、エラーメッセージ、写真のキャプションなど
いわゆるこういうやつのことです↓↓↓
↓Netflix:「30日間の無料体験を始める」
↓レアジョブ:「マンツーマンレッスンが129円から」
↓udemy:「30日間返金保証」
気にしてなかったけど、こういうの世の中こういうマイクロコピーであふれてますよね!
普段の生活の中にも、ちゃんと見ると「かなり考えられてるな」って思うマイクロコピーがたくさんあります。
マイクロコピーが無意識的に意思決定を大きく左右してるであろうものもあるでしょう(てか、マイクロコピーは無意識下に働くものらしい)
上記に挙げた3つのマイクロコピーを題材に、アフィリエイトにも使えるであろうコピーの基本を考えていきます。
マイクロコピーの場所
いろんな場所で使われますが、今回取り上げた3つはもっともCVに近いボタンの周辺です。
・ボタンの中
・ボタンの上
・ボタンの下
それぞれの場所でのマイクロコピーで意識すべきことは下記です。
ボタンの中
・遷移先ページの内容と確実に合わせる
ボタンの上
・ボタンクリックへの心理的ハードル(時間、お金、エネルギーへのコスト)を下げる
ボタンの下
・ボタンクリック後にリスクがないことを伝える
ユーザーのスクロールと脳内の思考のプロセスを考えると以上のようになります。
上の方で挙げた3つの例であれば、
・Netflixは無料体験ページに遷移して内容が合ってる
・レアジョブは1レッスン129円からとお金の心理的ハードルを下げてる
・Udemyは返金保証でリスクのなさを伝えている
どれも小さな一言ではあるものの、重要な役割を担っていたのですね。
マイクロコピーと行動心理学
マイクロコピーは行動心理学的視点から考えられていることがほとんどです。
行動心理学とは、人間の行動を観察することにより、人間の心理を研究していく学問です。
行動心理学系の本で、アフィリエイターに参考になるのはこの辺ですかね。
どっちもかなり面白いです。まとまった時間がある時に読んでみると良いかと思います。
ちなみにアフィリエイトだけじゃなくて、恋愛とかにも活かせるので非モテのアフィリエイターはマストで読もうな!てか、行動心理学まじで面白いのでアフィリエイターはみんな勉強しよう。
前置きが長くなりましたが、今回も例によって上で挙げた3つの例でマイクロコピー内に使われている行動心理学を解説します。
デカくなる数字を使う作戦
Netflix:「30日間の無料体験を始める」
・1ヶ月の無料体験
・30日間の無料体験
この2つのコピーが合った時に、脳内が勝手に後者をお得と考えてしまうようです。
単位に関係なく、数字が大きければそれだけお得に感じるのだそうです。
Spotifyも3ヶ月無料じゃなくて、90日間無料にしてた気がします。
数字を小さくする作戦
レアジョブ:「マンツーマンレッスンが129円から」
逆にコスト的な数字に関しては小さくします。
・1ヶ月たったの3870円
・1レッスン129円
下の方が安く感じませんか?
1日1本ジュースを我慢したらオンライン英会話できちゃうのね、って考えてしまいます。
損はしないよ?作戦
レアジョブ:「マンツーマンレッスンが129円から」
人は得をすることより、損をしないことを良しとする傾向にあります。
これは損失回避の法則と呼ばれ、行動心理学の諸々の中でももっとも有名な気がしますね。
例えばこんなもの↓
A. コイントスで表が出たら3万円もらえる。
B. コイントスで裏が出たら2万円支払う。
このコイントスゲームに、あなたは参加しますか?
得と損のバランスは明らかに得が上。それでも参加しない人が多数。損への恐怖はそれほど強い。人間誰しも損はイヤなんです。もっとも、得が損の2~2.5倍になると参加希望が半数にまで高まると言われています。
udemyの「30日間返金保証」はこの法則を使っていて、返金できる→満足しなかったら無料→絶対損しないとなるため、人々は成約しやすくなるのです。
ただ、「返金保証系」で返金を求める人はほとんどいないらしいですね!
まとめ
諸々のコピーとかって些細なことに見えて、かなり重要な要素だからちゃんと見直してみましょ!
実際にコピーとか変えてみたらかなり結果でたやつが下記のnoteに書いてあるので合わせてぜひ〜
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