美作八十八ヶ所霊場めぐり 69番札所 上野寺
鏡野町箱にある
上野寺を訪れました。
国道179号、旧富村に入る吉井川の橋を渡ってすぐのところにある、お寺。
すぐといっても急な坂道を登っていく。
私の車高の低い車でもまだ大丈夫。
曲がりながら、登りながら進むと、墓仕舞いをしたお墓だろうか、かなりの墓石だった石が積み重ねられている、まずこの風景に驚く。
ちょっとした衝撃だったので、駐車場から見た画像しかない。
急な坂道の雰囲気もわかるかな。
駐車場から見る様子なのだが、石段の左側も、元は墓石だっただろう石の山。
左は
小さなお地蔵さまが。
石段の左側もに不動明王さま
右にはお大師さまが
そして
お大師さまの手形があったので、私の手を重ねてみる。
お大師さま、指が長かったんだな。
私の日焼けした、真っ黒な手が恥ずかしい。
左から
良縁地蔵尊、身代地蔵尊、開運地蔵尊、スポーツ地蔵尊(初めて聞いた)、
石段を挟んで
左から
癌封じの地蔵尊、交通安全の地蔵尊、厄除地蔵尊、子安地蔵尊と並んでいる
その下の数多のお地蔵さまといい、圧巻だ。
すごい迫力だ。
門のそばには鐘があって、その鐘がとても美しい。
私が目を引かれ、とても好きになったのが、ぼけ封じ観音さま。
本堂の左前にある優しいお顔の観音さまの足元には老夫婦。
なぜか引かれる。
私と主人の姿に置き換えてみる。
観音さまに見守られて、少しずつ階段を登っていくんだろうなあ、心身健康でいられたらと思うけど、病気になったり、ぼけたりする道のりを歩いて行くんだろうな。
その時も夫婦仲良く居れるといいな。
特に、今日は主人が腰が痛くて大変そうなので、おじいさんの頭と腰をいっぱいなでさせていただいた。
本堂も美しく
境内には大きな高野槙が
こんなに大きな高野槙を見るのは初めてだ。
境内を散策
そして
仏さま。。。
左から
阿弥陀如来、不動明王、大日如来、勢至菩薩、普賢菩薩、文殊菩薩、虚空蔵菩薩、千手観音
と豪華。
花入には高野槙がさされていた。
本堂左側の坂道(階段、手すりあり)を登って行くと
薬師如来、文殊菩薩、お大師さま
上がってきてよかった。
そこからは、雄大な山々の景色も見えた。
側を流れる川の音が清々しい。
無になれる。
最小単位の幸せのみ考えることのできる感じ。
今、考えると他のことなど何ひとつ思わない。
すごいな
意識が消えてるな。
御朱印をいただきました。
ありがとうございます。
お寺を後にすると、これ、茗荷?
茗荷の花?
それって、根元に生えて薬味にする?
可愛くて、可憐で、清楚で
群生しているお花をたくさん撮影した
上野寺で
一番心に残った、観音さま
ありがとうございます。
最小単位の家族、大切にします。
明徳山 上野寺
鏡野町箱131。
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