台湾の美しい図書館〜北投図書館〜
羽田早朝便を活用した日帰り弾丸訪問
図書館までの道のり
実は環境に配慮したエコ図書館
COVID-19が流行する前のお話。2018年10月。
往復2万6000円という破格のチケットを手に臺北市立圖書館北投分館へ向かいました。
2006年に開館した図書館で、CNNが選ぶ世界で最も美しい図書館ベスト27にも選出されています(2014)
羽田早朝便を活用した日帰り弾丸訪問
今回利用したのはタイガーエア台湾217便
チャイナエアライン子会社のLCCです。
機材はA320-232(SL)B-50017で、2017年に登録された新しい機体です。
羽田を6時前に出発する早朝便でありますが、機内は満席。
離陸して巡航高度までの上昇中は激しい揺れの中飛行しました。
感覚ですが、中華系航空会社は多少の揺れが予測されても雲を回避しない感じです。(乗り心地よりも目的に着くことに重きを置いているような•••)
揺れによる悲鳴がちらほら聞こえる中、桃園空港に到着しました。
図書館までの道のり
北投図書館までは、まず台北駅へ向かうのが簡単です。
バス・タクシー・MRTと3つ方法があります。
今回は國光バスを利用した非常にオーソドックスな行程を想定します。
⑴桃園空港の1Fから出ているバス乗り場で台北駅まで向かう(約50分)
⑵台北駅でMRT淡水線(赤色のMRT)に乗り換え、北投で下車。(約60分)
⑶北投駅から乗り換えてMRT新北投駅下車して徒歩(約10分)
入館料は無料です。
なお、桃園空港には2016年3月からMRTが開通したので、交通渋滞を考慮するとMRTの方が早くて、安く移動できます。
私は乗っておけば着くので毎回、バスです(笑)
実は環境に配慮したエコ図書館
北投は温泉が有名です。
日本統治時代に建てられた温泉街が残っています。
温泉街を抜けて、歩いて行くと木造の建築が姿を見せます。
屋根には太陽光パネルが敷き詰められており、窓を大きくすることで自然光を取り込み節電。
また雨水をトイレなどの排水に使用するなどエコロジーな図書館です。
児童書や専門書、視聴覚エリアと一通りあり、日本の漫画も蔵書として配架されており読むことができます。
台北観光といえば台北101や夜市、足をのばして九份観光というのがメジャーになっている。
観光地ではなく、地元の方々が利用する施設を覗くとその国の姿が見える。
私は図書館は蔵書や利用する人間から国の国民性が最も顕著に見られる場になっていると思う。
歴史ある温泉に入った後、少し図書館を覗いてみよう。