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抗うウクライナ、日本に教訓

5月9日に何らかの戦果を上げようと、更に厳しい攻撃を加えると言われているロシア。

こんな緊迫した戦争が今本当に起きていて、オプションとしてアメリカとの全面戦争も否定できないなんてちょっと信じられない気分です。

でも、今回のウクライナ侵攻は大きな事が変わってしまった出来事であり、色々な事を見直さないといけないと思いました。

本当に安全に平和に暮らすために何をすべきなんでしょうね?
私は旅行が大好きで、戦争になる一番最初に出来なくなることなので、戦争をすごく気にしてしまいます。

そこで今日は今回の戦争から考えるべき事を

*「お金で済ます国」との批判
*停戦交渉や情報発信も
*核抑止力のあり方課題

とみていきながら

ウクライナを全力で支援し、この戦争が問う教訓を冷静に読み取り次に生かす

という自分事としてのウクライナ侵攻を改めてか投げていきます。

*「お金で済ます国」との批判

日本はご存じの通り平和憲法と言われる「憲法第9条」で戦争への関りを強く抑制しています。

1991年に起きた湾岸戦争では米国が多国籍軍を結成して、イラクのクエート侵攻を阻止すべく国際的に軍事支援を行ったのです。

その際に日本にも強く関与を迫ったのですが、憲法で定められていていることで、結局、130億ドル(約1兆6700億円)の戦費を出すことしかできませんでした。

翌年にPKO法が改正され、紛争地域での戦闘に関わらない地域での人道支援に限って自衛隊を派遣することが可能になり、実際に2003年のイラク戦争では、紛争地に出動して、学校や道路の補修や給水、医療活動を行い支援をしたのです。

しかし、第一線で命の危険にさらされながら戦う兵士と比べると安全な地域だけで安全な活動に限定される日本に対して不公平な感情を抱く外国人もいたはずです。

日米同盟の傘下で万が一攻撃されても、アメリカは出動して戦争をする約束ですから、日本は外国の軍隊に守ってもらいながら、外国人が攻撃されても助けない

ジャパン・ファースト主義

を続けているとみられてもおかしくありません。

今の日本は海に守られているとはいえ、ロシアから北方領土を通じて北海道へ、中国から台湾有事の際に沖縄へ被害が及ぶ可能性もあるのに、国防に関しては国内の核シェルター完備率が0.02%と逃げる場所すらない国土に、今は平和に暮らしています。

*停戦交渉や情報発信も

今回の侵攻で考えられるとりわけ大事な教訓は
次の3つに集約されます

 有事に本当に頼りになるのは同盟国である
 自力で防衛する体制を整えることが大切
 政治リーダーの統率力が戦争の行方を左右

では、個々にみていきましょう。

 有事に本当に頼りになるのは同盟国である

ウクライナで起きた事

NATOの加盟国でないため、ロシアは軍事侵攻してもアメリカは直接軍事介入出来ません。
もし介入してしまえばNATO加盟国とロシアの世界戦争になってしまいます。

日本の教訓

日米関係が一番最優先で取り組むべきだが、同時にQuad(日本・アメリカ・オーストラリア・インド)などとも合わせて関係を維持していくことが大切です。

 自力で防衛する体制を整えることが大切

ウクライナで起きた事

アメリカか撤退した後のアフガニスタンはあっという間にタリバンに制圧されてしまいました。
アフガニスタンの人々は戦うことなく逃げ出したのです。
そうなれば助けるどころの話ではありませんね。

反対にウクライナは自分たちの国を愛し、誇りに思い、家族のために強敵ロシアにもひるまず向かっていきます。この姿が多くの共感を生んでいるのです。

日本の教訓

本当に難しい判断だと思います。命あってのものだねだから祖国のために戦って死ねなんておかしな話です、
ただ自国を見捨てて他国に逃げる様であれば、他国からの支援は受けられないです。

SNSなどを使い日本を守りたい気持ちを世界に向けて発信していくなど、国を守りたい意思とある程度の自衛力もこれからは必要になるかもしれません。

自衛隊のあり方が問われますね。日経新聞にも日本に自衛の意志と能力が乏しかったら、米国は大きな危険を冒してまで守ろうとはしないだろう、と述べています。

 政治リーダーの統率力が戦争の行方を左右

ウクライナで起きた事

ウクライナが善戦しているのは、軍のリーダーが強いだけではありませんね。ゼレンスキー大統領だ強いリーダーシップで多くの人を鼓舞しているからです。

コメディアンで俳優出身だから人の心を掴むのが上手なのかもしれませんが、自身も何度も暗殺の危険を回避しながら戦地に残って発信をしているので、多くの支持を受けています。

日本の教訓

ここも日本は辛そうですね。おじいちゃんばかりの政治家で精神論を振り回されても共感には遠そうです。

選挙で有事にも頼りになる若手議員をしっかり選ばないと苦労しそうですね。

*核抑止力のあり方課題

今回の侵攻で一番世界に衝撃を与えたのが

核の抑止力の実効性

です。

ロシアは早々に自分たちは核保有国で核攻撃も辞さないと宣言して、ロシアの核は世界を脅し、アメリカの核はロシアを止められない、という事実です。

中国の台湾侵攻で同じことが起きないように豪州や日本は米側と核抑止力の信頼性の強化策を考えるべき状況なのです。

だからこそ、今回のロシアの軍事侵攻は失敗させないと世界が大きく変わる事になりそうです。

ウクライナを全力で支援し、この戦争が問う教訓を冷静に読み取り次に生かす

対岸の火事ではないこの戦争が平和に結びつくように色々考えたいです。

#ウクライナ侵攻 #核抑止力 #自衛隊 #リーダー #日経新聞

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