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トヨタは未来を先取り出来るか?取り残されるのか?

いつもユニークな視点で社会を語る「ちきりん」さんが3日連続で水素自動車のことを話していました。

今まで深く考えていなかった、水素自動車か?EV(電気自動車)か?

どちらも二酸化炭素を排出しないので、どちらでもいいのかなぁぐらいしか考えていなかったので、なるほどと目から鱗でした。

企業が実現したい「企業にとって良い未来」と、社会がともめるであろうニーズが違うことを学べいい機会だと思います。

今日はそんな未来の車について

*世界のトヨタはいつまで顕在するのか?
*水素エンジンと電気モーターはこれだけ違う
*今も未来もなぜ売れるのか?ニーズを深く考える

と色々な検証をしていきながら

車は世界戦ビジネス!
世界の需要を考えることが大切!雇用もそこに生まれる

ろいう結論に導いていきたいと思います。

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*世界のトヨタはいつまで顕在するのか?

トヨタは押しも押されぬ日本で一番大きな企業です。
その実力を企業の時価総額ランキングで見てみましょう

トヨタ自動車の株価が今年5月に、東京証券取引所で一時9,227円を付けて上場以来の最高値を更新しました。

ところが、世界で見てみると昨年度は世界41位 1992年13位から段々落ちてきています。

これは殆どの日本企業にいえるのですが、世界レベルでみると日本は明らかに立ち遅れているのです。

しかも自動車業界では1位を守り続けていましたが、昨年7月テスラに抜かれしまいました。

まるで、昔ソニーやパナソニックが世界戦で落ちた事を繰り返すのか??という悪夢を思い出してしまいます。

*水素エンジンと電気モーターはこれだけ違う

今は自動車業界を含めて環境問題が大きく世界で取りあげられて、二酸化炭素の排出削減が世界のルールになりつつあります。

もうハイブリッドででガソリン燃焼時に排出される二酸化炭素の問題を誤魔化すことが出来なくってしまいました。

そんな自動車業界が次世代カーとして開発を進めているのが

「水素エンジン車」と「EV(電気)車」です。

ここではその違いを見ていきましょう。

トヨタが進めている水素エンジンについて、トヨタ社長が先日の記者会見で
「一部の政治家からは全て電気自動車(EV)にすればいいという声を聞くが、それは違う。」
(もしそうなってしまえば、今自動車業界で働いてる)
「550万人の雇用の大半を失う!」

と警鐘を鳴らしました。

ホンダが舵を切った電気モーターを動力とするEV車について三部(みべ)社長は
欧米や中国の当局がEV中心の電動車シフトを促す規制強化を進めている事情からEVシフトへの導入を積極的に進めている背景から
「電動化で収益のある会社が残れる」

とメディアにエンジンとの決別を意味する目標を発表しました。

ではここで、水素VS電気 どちらが社会のニーズにマッチするのか?を判断するため特徴を見てみましょう

水素エンジンの特徴は

*技術的に高度で費用が高い(でもクリーン)
*液体でも気体でも水素の取り扱いが難しい
*水素ステーションが全国140か所しかない

故に
難関をクリアできるのは資金潤沢な大企業

といえます。

一方で
EV(電気モーター)の特徴は

*電気自体は幅広く普及したエネルギー
*絶縁さえ気をつければリスクは低い
*充電ステーションは簡単に作れそう


故に
安価なエネルギーだけに参入企業が多い

といえます。

*今も未来もなぜ売れるのか?ニーズを深く考える

では、最終章で企業が生き残っていく為の課題

車はどんなニーズがあって、なぜ売れるのか?

を考えていきます。

日本が高度成長期から世界の経済大国にまで登りつけれたのは、世界の誇る高い技術があったと思います。

かつて、日本のその技術の高さを示す商品に

テレビ
ウォークマン
ガラケー
半導体
ロボット
ベータ方式ビデオ

がありました。
どれも匠の技が見える優れものなんですが、
21世紀も20年が経ち時代の価値観は変わりました。

高度な技術だけでヒットする時代は過ぎた

のです。

斬新なデザインで、ライフスタイルでの憧れるシーンに商品がマッチしていて、憧れのインフルエンサーが時代を先取りして愛するアイテムが売れています。

上記の文で「技術が一番」の文字は見えないですね。

トヨタの追いかける水素エンジンは技術を求めるスタイルです。トヨタは他の企業に簡単に真似されたくないから仕方ありません。

技術の粋を集めた未来カー
トヨタMIRAI は販売価格860万円 なんです。

一方で、中国が大衆向けに発売するEVカー
宏光のMINI EV は販売価格約48万円 です

大切なのは未来は、
どんなシーンで車に乗るか?
誰が乗るのか?
コストバリューは?

を考えたとき、

昭和のどんな車に乗っているか?でモテ方が決まる文化ではないZ世代の心に響くでしょうか?

これから世界NO1になっていく、インドやアフリカの人がエコで環境に優しい車を探すとき、850万円で水素ステーション1個にを5-6億もかけながら作りつつ、水素カーを買いのか?分からないです。

電気自動車の充電スタンド設置費用は約10万円~20万円です。コンビニの駐車場に設置できる充電ステーションと競争だと、水素は分が悪い気がします。

トヨタの社長は、従業員の雇用を守りたいと言っていますが、そもそもトヨタが電気自動車に負けたときに、雇用が何倍も失われないか不安です。

車は世界戦ビジネス!世界の需要を考えることが大切で雇用も勝てばそこに生まれるのです。

トヨタが一時期のソニーやパナソニックと同じ苦しみにあえぎ、そのあおりを社員が受けなようにと願っています。

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シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

こんな未来を考える時、色々な視点で未来を切って想像しています。
データ×AI、「第二の黒船」について、求められるスキルなど、目次を見るだけでも勉強になりそうです。
読むのは大変そうだったので、オーディブルで読破しました!

#水素エンジン #EV #二酸化炭素 #未来

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幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ


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