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生産性上がっていますか?「パーパス」が行動後押し

ビジネスの成功を握るカギは生産性だとよく言います。

日本も「効率」を求め生産性を上げてきたことで高度成長期に大きく業績を伸ばして世界に名前を広げることが出来たと習いました。

しかし

日本生産性本部「労働生産性の国際比較 2021」をみると

日本の時間当たり労働生産性は、
49.5ドル。 OECD加盟38カ国中23位

日本の一人当たり労働生産性は、
78,655ドル。 OECD加盟38カ国中28位

日本の製造業の労働生産性は、
95,852ドル。 OECDに加盟する主要31カ国中18位

とかつての栄光は影を潜めてあまりパッとしませんね。

そんな中生産性が下がりやすいと言われているリモートワークが増えた中で「ユニリーバ」は高い生産性をキープしています。

聞けば、キーワードは「パーパス」だそうです。

そこで今日は

*ユニリーバWAAの歩み
*テレワークで孤立、働く意欲低下
*テレワークでの意欲、周囲の声で意義再認識
*あなたの個人パーパスは

とみていきながら

結論、人はシンプル
いい感情、いい状態の時は生産性が上がる

というポイントを理解して

何の為に働いているか?自分を知って働ければ意欲は上る

と自分自身の向上につなげていきたいと思います。

*ユニリーバWAAの歩み

ユニリーバ・ジャパンは

「日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめ、パーソナルケア、ホームケアのブランドをお届けしています。」

を目標に活動しているパーソナルケア、ホームケア、を中心とした世界最大級の消費財メーカーです。

ユニリーバ・ジャパンは1964年に日本法人が設立されました。以来50年以上にわたり、日本の消費者の皆さまにラックス、ダヴ、ポンズ、アックスなどのブランドをお届けしています。

世界に広がる400のブランドで、「よいことをする」という使命を担っているそうです。

実はユニリーバ・ジャパンは、コロナ前の2016年から

リモートワーク制度である

「WAA」(Work from Anywhere and Anytime)

を導入していました。

内容は

① 上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所(自宅、カフェ、図書館など)でも勤務できます。
② 平日の5時~22時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められます。
③ 全社員が対象で、期間や日数の制限はありません。

そして社員にいつも問うのが「パーパス」だそうです。

例えば

「どんなときにワクワクしますか?」とオンラインで実施したパーパス・ワークショップにの参加者に問いかけけています。

過去を振り返って人生で譲れない価値観に気付いてもらい、最後にそれをパーパスとして各自が言語化する、

というワークを進めているのです。

パーパスは一般的に会社の経営姿勢を示すのに使われます。事業の目的は何かを簡潔な文言で表すトレーニングを行っているのです。。

ユニリーバも「サステナビリティを暮らしの"あたりまえ"に」というパーパスを持っています

ワークショップは社員にも自分のパーパスを自覚してもらう狙いだそうです。

ユニリーバ・ジャパンがWAAを導入して5年ですが、社内調査で社員の71.6%が生産性は「上がった」と答えたそいうです。

導入前の自分の生産性を50としたら、導入後はどのくらいかと尋ねたら、平均値は66でした。

主観ながら単純計算で会社の生産性は32%高まったことになるのです

*テレワークで孤立、働く意欲低下

孤独は人間にとって一番つらく、働くモチベーションも下がってしまいます。

コロナ禍でモチベーションを調査したリクルートの結果によれば

テレワークを実施した人のうち、2020年9月末では、週労働時間の50%以上の割合でテレワーク実施していました。

テレワークでの実施前後では、「働くモチベーションが低い」と回答した割合が8.4pt増加したそうです

テレワーク実施に伴い「チームの仕事が減った」という人に限ると「働くモチベーションが低い」は14.5pt増加と増える傾向にあります。

モチベーションに影響する仕事の5要素

① 求められるスキルの多様性
② 仕事の全体感の把握
③ 仕事の重要性の実感
④ 仕事の進め方の裁量
⑤ 上司や同僚からのフィードバック

がありますが、テレワークで

「仕事の全体感の把握(-20.0pt)」
「仕事の重要性の実感(-13.2pt)」
「上司や同僚からのフィードバック(-15.6pt)」

大幅にスコアが低下したそうです。

*テレワークでの意欲、周囲の声で意義再認識

 テレワークでモチベーションに関わる

仕事の全体感の把握
仕事の重要性の実感
上司や同僚からのフィードバック

 をどうすれば維持できるのかを考えて見ましょう。

同じ目的で仕事を進めている人と一緒に過ごさないと、目的意識を共有できず、心に迷いが生じてやる気を失い生産性まで下げてしまうスパイラルに陥ってしまうリスクが高いと言えるのかもしれません。

 例えリモートであったとしても、ユニリーバのようにワークを積極的に開催して、コミュニケーションを掴めるなかで

*任せている業務はどんな仕事の一部であるのか?
*それによって会社のどう貢献できるのか?

 を共有するようにしっかり話し合い、仕事の全体感と重要性を共有することが大切だと言えます。

*あなたの個人パーパスは

投稿プラットフォームCOMEMOで個人パーパスについての意見交換を企画したら

メンタルヘルス会社を経営する西村創一朗さんが投稿された内容が

まずは試作品で良いので一度言語化してみて修正していけばよい」と言われています
二兎を追って二兎を得られる世の中をつくる」という個人の理念に違和感が出て最近アップデートされたそうです。

そして
変化自在な触媒になる
というパーパスに気が付いて、理念ですら変化させる事で、経営がより意味のあるモノに変わると思ったそうです。

プロフェッショナル・マーケターの富永朋信さんの投稿された内容は

個人の存在意義は変容する相対的なもの」と言われています。

個人パーパスは普遍的なものではなく、その時に興味や関心のあることを自問自答すればよい」と持論を展開しています。

2人ともパーパスという目的は

関心を言語化して、状況に応じて柔軟に変更する

ことが重要だと揃って言われています。

企業としては、売り上げを伸ばすために生産性を上げることは大切で、働く人のモチベーションが生産性に繋がっているなた

結論、人はシンプル
いい感情、いい状態の時は生産性が上がる

のです。

何の為に働いているか?という個人パーパスを見つめ直すことで、自分を知って働ければ意欲は上る

会社はここに力を注ぐことで、海シェの貢献度というリターンをもらえることになるのです。

 #ユニリーバ #個人パーパス #リモートワーク #モチベーション

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