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アジア11カ国のトレンド予想!メタバース&疑似体験がキーか?
日本経済新聞社はアジア11カ国・地域を対象に2022年のヒット商品・サービスを予想した記事がありました。
年の瀬に今年を振り返り来年をしっかり予測したいと思います。
是非ご覧ください
*2021年度を振り返ると
年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」を見ながら今年の日本を振り返ってみたいと思います。
◆ジェンダー平等
国連が採択した「SDGs=持続可能な開発目標」の17目標のうちの1つです。
日本の2021年度順位は156か国中120位でした。
◆うっせぇわ
現役女子高生Ado(アド)が歌い、「うっせぇうっせぇうっせぇわ」と社会への怒りを表現するフレーズが同世代に受けました。
◆親ガチャ
親を自分で選べないこと。生れるのは運次第で
ガチャガチャを回すようなものだというたとえ。
◆ゴン攻め/ビッタビタ
東京五輪の新競技「スケートボード」で解説を務めた瀬尻稜プロが発した言葉の数々が受けてランクインしました。
◆人流
コロナ禍で頻繁に使われるようになった言葉。「人の流れが減少」など人出の意味合いで使われた。
◆スギムライジング
東京パラリンピックの競技「ボッチャ」で金メダルを獲得した杉村英孝選手の得意技
◆Z世代
1990年代後半~2000年代生まれの人のこと。
もとは米国で誕生した概念。デジタルネーティブで若者世代の代名詞になりました。
◆ぼったくり男爵
ワシントン・ポスト紙で紹介された国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長の呼び名。拝金主義を背景とした強硬姿勢を批判されました
◆黙食
コロナ感染防止対策から、文字通り黙って食べること。
流行語大賞は
◆リアル二刀流/ショータイム
大谷翔平の投打二刀流の成功が本格的に証明された活躍の総称です。
大谷が登場する際に使われるキャッチフレーズ「イッツ、ショー(翔)タイム!」はホームランの時の「ビッグフラーイ、オオタニサーン!」とともに耳に残っています。
皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか?
*2022年はどんな年に?
もうすぐ訪れる新年は一体どんな年になるのでしょうか?
エコノミスト誌『The World Ahead 2022』が予測する、「新たな現実への適応」の年、2022年の10大トレンドを見ていきましょう。
1. 民主主義VS独裁
アメリカと中国共産党の対立が激化するのではという予測が出ています。オリンピックでも揉めてますしね。
2.パンデミックから風土病へ
先進国のワクチン接種を受けた人々と貧しくワクチン接種が不十分な国の差が問題になるとの予測です。
貧困国には致命的な危機をもたらすと懸念されています。
3.インフレの心配
物流や生産でサプライチェーンの混乱とエネルギー需要の急増が価格を押し上げることになるという予測が出ています。
4.仕事の未来
在宅ワークが増えるが、日数管理や労働時間など新たな管理システムが必要となるなど、新しく議論することがたくさんあります。
5.新たな技術革新
AI、ロボット工学、ブロックチェーンなどというような話題の最先端のテクノロジー「ディープテック(Deep Tech)」をこれから牽引していくのではないでしょうか?
6.暗号資産の成長
ブロックチェーンやNFT、DeFi(分散型金融)など新しいテクノロジーによる資産が進んで行くと思います。
Web3.0 の世界に進むスピードが加速しそうです。
7.気候変動の危機
脱炭素社会の実現において、欧米と中国が手を結ばなければいけないが、結局の所対立は深まっているのです。
SDGsのゴールまであと8年です
8.旅行トラブル
ウイルスの流行でビジネス旅行が半分ほどなくなり、それは地球環境にとっては良いことであるが、観光業には大きな変化が予測されていて、変化に伴い様々なトラブルが起きると懸念されています。
9.宇宙開発競争
2022年は宇宙旅行会社によって、民間人が宇宙旅行をすることが多くなる。 中国は新しい宇宙ステーションを完成させるでしょう。
10.政治的フットボール
北京で開催される冬季オリンピックやカタールで開催されるサッカーワールドカップなど大きなスポーツイベントが結局は政治利用されてしまうこと。
ともかく、平和で穏やかなことに少しでも近づく年になって欲しいと思います。
*2022年アジア11カ国のトレンド予想
では、日経新聞が記載した「アジアのこれがヒットだ」ということを11カ国別にみていきましょう。
韓国:仮想空間ゼペット
アバターで世界の観光巡りSNSへ投稿
10~20代女性を中心に人気を集めるメタバースを使ったネットサービスです。世界への「仮想旅行」の写真をSNSに5Gサービスでアップすることは今後も広がりそうです。
タイ:異国気分の観光スポット
日本の居酒屋街を再現日本旅行の疑似体験
日本の昭和時代を思い起こすレトロな風景が人気で、タイ中部のラーメン店「飲み助」では、横断歩道や電信柱、ガードレールなどを置き、日本の飲み屋街を再現してSNSに写真がアップされています。
台湾:日本好きの哈日族(ハーリーズー)発信
20年ぶりの円安台湾ドル高で、訪日資金へ加熱
台湾の方の日本LOVEがとても嬉しいですね。
20年以上ぶりの円安・台湾ドル高水準となっていることもあり、SNSでは「安い日本円を今のうちに買っておいた!」などの投稿が目立っています。
中国:北京五輪関連消費
安踏体育用品が関連商品展開、愛好者拡大へ
安踏体育用品有限公司(Anta Sports Products Limited)のスポーツウエアが五輪ブームと相まって人気が上がっています。
インドネシア:モトGP開催でバイク販売
22年のレースで2割増の540万台売上アップに!
中部ロンボク島のマンダリカに新設した国際サーキットでバイクレースの最高峰「モトGP」が開かれる予定。スポーツウエアやバイクなど関連商品の購入も広がりそうです。
フィリピン:大統領選挙関連グッズ
前回は16年の大統領選の時はドゥテルテ大統領が犯罪者を倒すというパロディスマホゲームが人気になりました。
来年行われる大統領選に続き来年もSNSで販売されるのでは?と予測されています。
ベトナム:国産SUV電機自動車(EV)
ビングループが初の国内販売22年から欧米でも
国産初のEVを12月末にベトナム国内で発売する見込みです。充電ステーションの整備の遅れなど課題は残るものの、「ベトナム初のEV」は国民から誇りをもって受け入れられており、富裕層などを中心にどこまで販売台数を伸ばせるかに注目が集まっています。
インド:即時配送サービス
15分で野菜を届ける料理宅配するスウィギー人気
料理宅配大手のスウィギーが7億ドル(約790億円)を投じ、最短15分で届ける「即時配送」を提供しています。
マレーシア:分割ローンサービスバイ・ナウ・ペイ・レーター
ECショッピングの支払を金利0で分割支払い
コロナで増えたECショップの利用を促すために、金利0で分割支払いを可能にした結果、若者の支持を集めています。
シンガポール:ライブコマース
コロナを機におしゃべりしながら販売するライブコマースが人気に
こちらもショッピングですが、ライブ感覚でテンポよく話しながら商品を売る「ジャパネットタカダ」のような番組が人気になっています。
ミャンマー:オンライン教育
政変以降学校をボイコットする若者の教育へ
政治不信から学校には行きたくないが、しっかり勉強したい若者に支持されています。
総じては
コロナで消費の関心が手軽で身近に移る中で、仮想や疑似が注目を集めている
と言えます。
トレンドを頭に入れて皆さんのビジネスも益々盛んになればいいですね。
素敵な寅年となりましすように。
お薦めのkindle本
作者も舞台も違うのですが、2030年(8年後)と更に10年後の2040年に関する本を読み比べて時間間間隔みたいなものを身に着けたいと思いました。
フィリピンの情報サイトを立ち上げました。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ