詐欺っぽい仮想通貨セミナーに参加してみた
今回は仮想通貨投資で「自分はお金弱者」だと学べたので、シェアしたいと思います。
2017年10月、私のもとに一通のメールが来ました。
仮想通貨セミナーの案内メールです。
その頃はバブルのように仮想通貨が流行ってた頃です。
「億万長者」
「確実に稼げる」
「今やらないと後悔する」
などのワードがちりばめられています。
お決まりのパターンですね(;^_^A
当時の私は仮想通貨にハマっていました。多くのセミナーにも足を運んだ経験があります。その中で如何わしいセミナーがいくつかありました。今回はその学びを振り返り、お金について考えたいと思います。
都内某所、立地は良いところですが昭和を感じる雑居ビルです。トイレは古びたタイル張りで、なんと和式トイレしかありません。トイレのドアには「便所」と書かれた札がありました。
会場に入るとまず会費千円を支払いました。おそらく50人近く入れる会場に座りごこちの悪い椅子が並べられていました。私はセミナー中、腰が痛くなったのを今でも覚えています。
機材の電源確保をするために、いくつもつなぎ合わせた延長コードが乱雑に置かれています。
開始5分くらい前で参加者は約30人くらいでした。司会の方は、「毎回立ち見になるくらいの大盛況ですが、今回は悪天候のため残念ながら参加できない方が多い」とおっしゃっていました。
小雨でしたが・・
そんなに参会者が多いならもっと大きな会場を押さえるはずだが・・
参加者の雰囲気は正直悪い感じです。何が悪いかっていうと、身だしなみが悪く目が荒んでいました。体臭の臭さも感じてしまうくらいです。
私の左隣の方は、寝ぐせに加え鼻毛が飛び出ていました。さらに右隣は、洋酒?のTシャツをズボンINしています。
私の経験で詐欺案件は会場の乱雑で、集まる人の雰囲気が悪い。
セミナー開始時間を過ぎても、一向に始まらず15分遅れて始まりました。
とてもお粗末なプレゼンでした。
司会者は「この中で仮想通貨詐欺にあった人」と質問しました。すると約1/3の人がてを挙げました。
よく詐欺にあう人は、また詐欺にあうと言われますが、本当であることの確認ができた気がします。
セミナーが始まると主催者が仮想通貨セミナーでお決まりネタ「これからは仮想通貨を持っていれば億万長者」と何度も言っていました。そして、たたみかけるかのように「海外から大物が来ています」と言いました。
そして外国の要人(西洋人)が出てきました。ある仮想通貨のアンバサダーだそうです。
何をしたかと言うと、ホワイトボードに手書きでビットコインの歴史や
この時期に買ったらどのくらい儲かったかなどをジョークを交えて伝えていました。最初に主催者が言っていた内容とあまり変わりません。
残念なことに通訳の方が、うまく伝えられず失笑でした。所々翻訳を間違えています。
自称アンバサダーの外国人は一生懸命だったのでしょう、暑くないのに汗をかかれていました。
次の要人は謎のアジア人です。
英語で話されていました。内容は前者とほぼ変わらず、変わったことと言えばホワイトボードを使わないくらいでした。
そしてラスボス?
最後は仮想通貨界のドンと言われているらしい「クリプトタイガー」と名乗る大物です(-_-;)
時分はとても儲かっていると話をしていました。
背は低く長髪で髪を後ろに束ねていました。昔TVで話題となったオタク評論家と風貌が似ていました。クリプトタイガーはシンガポールに住んでいると言っていたので、外国人かと思っていましたが日本人でした。
*仮想通貨は海外では暗号通貨(クリプト・カレンシー)と呼ばれています。
つまり彼は暗号のトラ、、、、、('◇')ゞ
中でも私が注目したのは「クツ」です。
靴流通センターで売っているようなフェイクレザーでした。本当のお金持ちはきっと身なりは気にしないのでしょう。そして最後にお決まりパターン
「この案件は一口OO万からです。」
「日割りにするとOO円ですよ。」
でたーーー!
昭和のセールストーーーク
「奥さん、この布団は日割りにすると150円ですよ!大根1本買うのと同じですよ」みたいな
その後質問タイムでは多くのゲスな質問が続いていたため、私はその場を去りました。
(結論)
1、仮想通貨に関わる一部の人(一部と言いたい)は仮想通貨の実需やテクノロジーには興味はない
2、お金が欲しいだけ
3、お金が力を持ち、人はお金に奴隷化されている
偉そうに言っている私ですが、実は自分にもそんな傾向があると反面教師で学びました↷
貴重な勉強ができたセミナーでした。
皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。