誰も知らない②【有名人の苦悩】


Amazonやフードデリバリーは有名人を幸せにしている。

「誰にも知られていない」の逆、有名人の話ではあるが遥か昔に週刊誌で「某有名女優がマネージャーに下着を買いに行かせてる」という誹謗記事があった。
当時素人だった私は「あの女優パンツくらい自分で買いにいけよ」と思ったもんだが、実は自分が裏側になってはじめて知った有名人の苦労を一部書く。

有名人の境界線ってどこだろう?

よく言われるこの部分だが業界的には
「電車に乗れるか乗れないか?」※新幹線は除く
であろう。
誰もがスマホを持つ世の中、電車に乗れない有名人はずーっと写真撮影会状態でしょうね(笑)
以前にこんな実体験がある。
とある有名人のお付きだった頃に地方で
「あそこの肉屋でコロッケ(1つ50円)買ってきてよ、オレ3つあればいいから、周り(スタッフや他の人)にも買ってきてあげて」と財布を渡され、わざわざタクシーでその地方の肉屋に行った。
買ったのは1000円程度、往復のタクシー代のほうが数倍高い。
もちろん、本来ならホクホクのコロッケも生暖かい程度。
でも当人は嬉しそうにコロッケを食べていた。
これ一見すると傲慢に思えるが違う。
本当はそこにいって揚げたてが食いたいよ。でもね行くとお店に迷惑かけるから行けないの。知人の有名ラーメン店にBIG3の1人が来た際は近所にロールスでやってきて周りを面のわれていない軍団下位が囲み、店から出前風で食べたり(まぁこの店主後にご自宅にセット持って作りに行くんだけど(笑)
私たちの当たり前が彼らには夢の行為になる。
TV番組で某デラックスさんが「吉野家の店内で牛丼が食いたい」と言っていたが、あのクラスの有名人にはそれも無理もしくは大冒険。
先の某女優の逸話だが後日談を業界話で聞いたことがあって「◯◯がこの下着買っていったんですよ」とセールストークで販売員が語っていて(笑)それを本人が知り激怒(するわな(笑))それでパンツすら買えないようになった話だったらしい。
以前に、撮影会を主催している人が「ウチの撮影会に◯◯さん(超有名俳優さん)常連なんですよ」って衝撃の話を聞き、何でも本人なんだけど主催者以外は【そっくりさん】だと認識しているらしく普通にカメラオタクとして撮影し打ち上げという名の宴会にも【そっくりさん】として別人格で参加していると聞いた。
当人は今人生で一番楽しい時間って言ってたそうだ。
それくらい実は有名人になると不便。
ただ近年、大きく変わったのがAmazonやフードデリバリー。
これ便利な上に匿名性や個人情報が守られ、さらにフードデリバリーなんて玄関前に置いて帰るも可能。
これで幸せになっている有名人は多数であろう。
そう言えば年収が億超えの某有名人は暇な平日は【引きこもり中学生】の設定でネットRPGに夢中らしく「プレステ買ってあげるからゲーム一緒にやろうよ」のお誘いが(笑)
そんなに皆さん暇じゃないのよ、貧乏暇なし!
でも活躍しお金もあるのに自由はない。
海外移住する有名人が多いのもそんなことであったりする。
無名も辛いが実は有名もめっちゃ辛い。

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