ライブ配信と未来的プロモーションと活動②
同タイトル①からの続き
個人的には1例では専門家のロジックを聞いて、それを音楽アーティスト向けにカスタマイズしてもピンと来ないというか疑念はあるのよ(笑)
でもね、アイドル系の人は配信やってるか、既存の少数ファンから搾取することにベクトルが向いちゃう。まぁこっそり水風業やってる人以外にはお金がジャブジャブ入ってくるのが『出会い系にベクトルを向けたライブ配信』の魅力っちゃ魅力。こういうエンタメだって割り切れば、これはこれで正しいしキャストさんも運営者も幸せだ。
しかしながら、こっちは目的が違う。
アーティストが自身の認知、楽曲を知ってもらうために活動するってこと。参加しているユーザーには【投げ銭】目当てだろうが【宣伝告知】だろうが関係ない。
そして参加ユーザーのほとんどは『異性との出会い系』目当て。
これ感覚的には「無いものねだり」なんじゃないか?って思ってた。
ただね、1例目で気がついたことがあった、そうサブスクの旧譜が回ってること。
「ついででも聴いてもらえるんだ」ということ。
別記事『ファンとお客様の違い』でいうとこの❹を③〜①にする、もしくは⑤にするということが出来るんだってこと。
ただね、これも勘違いしてはいけないのが【ライブ配信やればいい】ではないのよ。
ただ意味もなく始めれば失敗する。
誰かが成功していれば、それにあやかりたい人はいるので二例目のチャレンジャーは簡単にいた。
1例目と同じ程度のアベレージ集客があるけど、アイドル系のビジュアルは持たず女性アーティストだがブレイクしたら異性よりも同性支持が多いであろうタイプ。楽曲のクオリティは視聴サイトなどで高評価も得ているのでツボに入れば良いだろうメーカーやライブハウスという音楽シーンでの評価も低くない。
そして何より性格も「ハイハイ、バンドマンですよね」っていうある意味で
社会生活不適合者(笑)定期配信できるのか?って部分と自宅、自室では声量あるんで通常に歌えないっていう問題もあるがそれも含めてやってみた。
正直なところ、最初は失敗した。
固定集客はあるので、配信には片手〜両手程度のユーザーは来るが、やっぱビジュアル系で異性を意識した配信しないので新規離脱が早い。
これはこれでシビアな現実だった。❹→⑤になっちゃう。
だったら❹→③にするにはどうすれば良いんだ?ビジュアル?ルッキズム?ビジュアルを気にせず楽しめるのが音楽だったりラジオ、ん?ラジオ。
そうだ音声配信アプリはどうだろうってアプリチェンジ。
そうなるとコンサルの言うロジックの通りで軌道に乗った。
これ最近の話。
順調であったが失敗を経て場を変えて半年経過してこんなもんだなって。
ただここからが次。
❹→③には出来たが、③は特別なライブには参戦するが定期的参戦はしない。
1発のライブで③を②に変えるか特別なライブを連発することになる。
実はこの記事を書きながら凄く難しい問題にぶつかっている。
アマチュアアーティストが
『脱素人する=活動の方式が大きく変わる』のではないかと言うこと。
経験したことと変わりゆく世の中で変わらないといけないのがプロモーション、認知活動。
この部分において『配信(ライバー))って無名のアーティスト向けなんじゃないのか?』というクエスト。
お笑い芸人がコロナ禍で活動が変化したと言われている。
課金配信限定のイベントやSNS、Youtube。
『売れていない若手はやるべき事が多すぎて大変』という直結した収入にはならないがプロモーションを含めた認知活動が忙しく、そしてTVやラジオでは見ないのに劇場では人気集客の芸人も多くいるという。
実は出版業界も大きく変わった。
漫画雑誌は売れなくなったが、漫画というコンテンツは広告配信を含めニーズが増えて、少数で大きな利益を出すものに変わった。
実は音楽だけ取り残されている。
まぁそれは著作権というものをはじめとした音楽が実は権利ビジネスだからであろう。
ちなみに1、2例のアーティストにはリリース作品があっても、この辺りの権利問題を考慮して出版社とは締結せず自主管理を進めていた。
※だって分配も売れていないと適当だもん。こっちで「ここで放送されました」とか言ったことすらある(笑)
まぁでも売れていない集客できないアーティストにとっては無料プロモーションの世界である。
ただね、問題もある。
ライブ配信と未来的プロモーションと活動③に続く