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華咲ける俺らのフィジカルと本能
私は男性だし、はっきりと男性を楽しんでいる。
こう言い切れる男性陣、ってどのくらいいるのだろうか?そうでもない気がします。
とかくここ最近性の問題のお話がよくあるので、尚更そうなんでしょうが、女性は女性である事を見つめ直して楽しんでいる。俺らは?男性が男性たることを見つめ直して楽しんでいる。そんな記事があってもいいんじゃないかと思い、したためます。
そもそも男性って何なのか?
やっぱり肌感で感じることで書きます。一般論書いてもしゃあない。私は男性には、女性と全く異なった本能、があると思ってます。それは、闘争本能。
あいつより強くありたい、あいつより優れた存在でありたい。競い合いたい、戦いたい。その本能をより、深い所まで到達させるのが、男性の本能だと思ってます。ま、こりゃ当然、元々は狩猟民族であったからその名残なのだけど、雄はそういう気持ちをぐつぐつ煮込んで生活してます。そういう本能を元に世の中は成り立っています。競争社会、階級、マウンティング、政治、戦争。誰よりも強く誰よりも偉く誰よりも高く、が基本。でした。
で今、多くの人々が気付いています。分かち合うことが大事だと。空間をシェアする。相手に共感する。いいねする。人と経験を分かち合う事が幸せであると。
実は女性ってその答えに早いうちに到達するのかなぁ。しかしながら男性は共感、に到達するまでが非常に面倒くさい。誰かと競争してぶつかり合って、あるいは社会のてっぺんに立って初めて到達する。その前に共感こそ幸せと知っていても、納得出来ないのが我々です。
どーすんのか。これまでの価値観がなくなって、我々男性はどーすんのか。示されている選択肢の中で最もはっきりしているのが、女性です。
女性にモテるために、沢山の女性とやるために、競争する、成功する、闘争する。
翻って女性側はどうなのでしょう。そんな男性陣を見てまあキモいとかスケベ野郎とかヤリチンとか、でもいいか、抱かれたいとか。
このレースに疑問を持ち始めている男性陣、ちらほらいるんじゃないのかな。レース走って走って駆け抜けて、最後にゴールがなかったら、そんな不安がある癖に、自分に嘘をついてレースを走る。だから生きづらい。
競争自体を好きになる事は出来ないのか。戦う、闘う、決闘する、競争する、それ自体を好きになる事は何故出来ないのか。
私は可能だと信じています。何故?そういう道にしか救われなかったから。ストイックに自分を追い込んで追い込んで、他者の目を気にせず吠え猛る、駆け出す、心の中心温度をグッと下げて、力を全て諸手に賭ける、その瞬間の空、こそが戦うことの醍醐味では、と。
単純な話、スポーツだよね。他にもあるかもしれないし、模索したい。その瞬間を楽しめるなら、そこに女性の声援はいらない。僕達男性は、最早オスライオンじゃあない、だけど、そんな苦悩も吹き飛ばすぐらい大声で、吠えてやりたかったのではなかったか。
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