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あなた、とは切り離した世界観。

結構曖昧なルール、なのですが、私の文章には、"あなた"が存在しない。
貴方、貴女、君、you、が存在しない。特に短編とかでは特に顕著なのですが、所謂女性を出したい時には自然と、彼女、あの女、とか3人称にしている。
それが何を意味するか、と言うと簡潔です。恋愛については、書きません!こういうことです。
そういう所を期待していた読者の方々には申し訳ないのですが、恐らく書きません。

説明します。私自身、恋愛についての話は嫌いではないです。正直ええ話も素晴らしい文章も、そういうところから出てきているケースは多い。だけど、こと恋愛に関しては、完全に飽和しているな、と思います。実際そういうのは得意な作者にお任せ致せばよいし、わざわざ割って入るほどのモチベもないです。だから作中に一部分たりとも、入れません。入れたとして、一人よがり。作中であなたのことを思う事はないし、思い返して胸が痛くなることもありません。なら、フルスイングハンマーで指がじんじんさせます。

あともう一点、正直言って恋愛に関しては、分かりません。経験値の問題ではなくて、底がみえないし、よい結論が分からない、という意味です。これが都度言ってる唐竹理論(唐竹真っ二つに割りたい感、理論じゃねぇ)にそぐわない。あなたを真っ二つに割りたいとか言ったらそれこそ完全にサイコパスだしね。ということで、分からんことに関しては書きません。

最近はリバイバル、でもないけどよく見られているらしいこれ、

『驟雨朗読』で書いた部分が明確な自分の作風です。爆発&放出、あと刹那感。実際のところ深堀りしたいテーマはもうちっとあるのですが、そういうのはおいおい。
恋愛に対して否定的な感情を持っているわけではありません。女性、というものに対しても否定的ではありません。あと、攻撃的でもありません。もし、攻撃的であるならそれは女性も男性も、物も動物も含めたすべてに対して、で表現します。
一つ確実に言えることは、君、とか、あなた、が出てくる場所で、書きたいことはないのです。


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薄情屋遊冶郎
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