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中長期的なキャリア形成の話題として、人生の目的は「経験の統合」にあると言われる

いままでの職業経験をどのようにつなぎ合わせて統合していくのか?

それが過去のキャリアの集大成としての在り方ではないかと。

これは絶対の在り方ではなく、1つの真理だとは思う。

むしろ、真逆のアプローチである「経験の拡散」という生き方があっても良いと感じる。

若い時に、様々な仕事に興味を持ち、それらの経験のなかから自分らしさを見つけていく働き方もあれば、1つの事に打ち込んで極め、その技を用いて広く世の中に関わっていくという人生があってもよい、というかそもそもこれはNGであるというキャリアデザインはない。

幼いうちは環境の影響も大きく、自分の意志で進路を選べる、選べないという時期が必ずある。生まれた環境での所与の条件は排除できない。その後、選択権を得て行動範囲が広くなった時に初めて自分の特性に気付くことは珍しくはない。

だからこと、先述のように色々な人や場所に出会い、その経験を紡いで統合していく人生もあれば、専門性を高めたうえでその理論をもってさまざまな現場に入っていく人生もあるはずなのだ。

いずれにしても、外界との接点は遊びから始まることが多い。デジタル、アナログを問わずゲームを通じて多様性を知り、生き方を学ぶことで世界が広がる。

我々は良く働き良く遊ぶなかで自分のキャリアの発見と実践をしていくものだと思う。

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