なぜ紙の手帳を使うと人生が変わるのか?
人生の時間に意識的になれる
なぜ紙の手帳を使うと人生が変わるのか?
答えは、紙の手帳を使うことで、自分の時間、つまり自分の人生に意識的になれるからです。
毎日忙しいと、目の前のタスクに追われ、たまにできるスキマ時間も他人のコンテンツに奪われ、自分の人生のことを考える余裕がなくなります。
いちばん大切なことであるにもかかわらず、です。
僕は20年以上、紙の手帳を使ってきました。受験生の頃から、毎日紙の手帳に予定を入れ、人生の時間と向き合ってきた。デジタルに変えようとしたこともありますが、最終的には「紙の手帳」がいちばんうまくいくことに気づきました。
今では紙の手帳は欠かすことのできない「時間管理」と「人生戦略策定」の相棒となっています。
紙の手帳があれば、やりたいことができるようになります。
紙の手帳があれば、無駄な時間を過ごさなくなります。
紙の手帳があれば、長期の計画が立てられるようになります。
紙の手帳があれば、後悔しない人生を歩めるようになります。
今回のnoteでは、これでもかと「紙の手帳」の魅力についてお伝えしたいと思います。多くの人が「やっぱ紙だな」と思えることを目指します。
なぜGoogleカレンダーではダメなのか?
Googleカレンダーじゃダメなのか?
というのは当然に出てくる質問です。ダメなんです。
Googleカレンダーを使うということは、当然ながらデジタルデバイスを使うことになります。これの何が困るって、スマホやブラウザを使うとめちゃくちゃ気が散るのです。
「Googleカレンダーを見るはずが、気づけばTwitterやFacebookをチェックしてしまった……」
そういう経験は誰しもあるはずです。自分の人生の時間に向き合うはずが、いつの間にかNetflixのドラマを観ていたりします。集中できない。
人生と真剣に向き合うためには、何の邪魔も入らない「紙の手帳」しかないのです。
デジタルツールは便利です。ただ、便利なのがダメなのです。
NetflixやYouTube、TikTok、Twitter、Facebook……これらが波のように押し寄せてきて、僕らの時間を奪っていきます。
考えてもみてください。世界中でおそらく最も優秀な人々が、消費者の時間を奪おうと競争しているわけです。「どうすれば可処分時間を自分たちのサービスに割いてもらえるか」を競い合っている。
デジタルデバイスを使っている限り、その競争の餌食になることは避けられません。自分の人生を生きているはずが、なぜだか煌々と光る画面を眺めているだけだった、ということになりかねない。
対抗できる手段はひとつ。
デジタルの世界から離れることです。GAFAたちの手の届かない「紙」という世界に逃げ込むことがもっとも有効な手段なのです。
「時間を触る」という感覚
デジタルには「実体」がなく、どうしても「手触り感」に欠けます。
人生に意識的になり、人生の時間を管理するためには、時間に対する「手触り感」を体感することが重要です。そしてそれは、紙の手帳でなければ実現できないと思っています。
30分というのがどれくらいの長さなのか?
1時間というのがどれくらいの長さなのか?
1年というのがどれくらいの長さなのか?
それを可視化して、感覚として掴んでいくのに紙は最適なのです。
情報の一元化を実現する
「情報の集約」という点でも紙は有利です。
デジタルだと情報が散らばってしまいがちです。
あのプロジェクトに関してはSlackを見ればわかる……
このプロジェクトに関してはMessengerでやりとりしている……
そういえばどっかにメモしたけど、どこにあったかな……?
どこに何の情報を入れたかわからない状態は、非効率の極みです。あらゆる必要な情報を一箇所にまとめることは、言うまでもなく重要です。
「少しでも生活が便利になるように」とあらゆるサービスが生まれ、アプリが生まれ、デジタルデバイスが開発されてきました。しかし、あまりにも多くのものが生まれたことで、逆に混乱してしまった。
紙の手帳を使えば、時間感覚をつかむことができ、あらゆる情報を紙上で一括管理でき、時間を無駄にせず効率的に使えるようになります。
実は最強のデバイスは「紙の手帳」なのではないかとすら思えてきます。
紙の手帳で「時間の価値」を上げる
手帳は未来を構築するためのツールです。
僕は毎週、日曜日の午後に次の週の予定を立てます。どんなプロジェクトが走っているのかを洗い出し、優先順位をつけ、紙の手帳を見ながら、空いている時間に嵌めていきます。
まずは他人との約束やイベントを埋めていきますが、大切なのは「自分の予定」も1時間単位で戦略的に入れていくことです。
「あの仕事は火曜の午後あたりにやろうかな?」というように、なんとなく決めてしまうと、ダラダラした時間を過ごしてしまいます。
そうではなく「13時〜14時は〇〇の原稿の5ページから8ページをやる」というように決めてしまうのです。すると「今は何をする時間だっけ?」と迷う時間がなくなります。それがストレスを減らし、集中力を高めるのです。
やることを決め、集中できるようになることで、時間の価値は上がります。
首相だって、大統領だって、1日に与えられる時間は24時間と平等です。どこで差がつくのかと言えば、その24時間の使い方でしかありません。
人生は結局「時間をいかに使うか」という部分でしか差がつかない。
これだけ情報があふれ、集中力が散漫になりがちな時代に「集中する」ということの価値はとても高く、ビジネスでも競争優位をもたらすはずです。
「未来仕事」の時間をいかに確保するか
僕がよく言う言葉に「いま仕事」と「未来仕事」というものがあります。
「いま仕事」というのは、直接収入につながるもので、いまやるべき仕事のことです。「未来仕事」というのは、いますぐには収入にならないけれど、将来的に大きなリターンが期待できるものです。
この「未来仕事」の時間をどれだけ確保できるかが、長期的に人生を良くする鍵だと思っています。
「未来仕事」は、副業やリスキリングなども含まれます。いますぐに大きな収入にはならないけれど、将来の資産になるような行動。そこに時間を使うことが人生においては重要です。
紙の手帳を使って、中長期的な時間を考えることができるようになれば、このような「未来の種」を蒔いて、育てていくことが簡単になるはずです。
僕は小さいながらも会社を経営しており、おかげさまで順調に育っていますが、それも紙の手帳を使って、1週間のみならず「中長期的に見て大切な仕事」に時間が使えているからなんじゃないかと思っています。
不確実な時代の「戦略参謀」として
ある経営者の方がこんなことを仰っていました。
「スケジューリングというのは、普通だったら何もしないような時間を制御して、使える時間にすることである」
まさにそうです。時間というのは概念であり、目に見えません。ボーッとしていたら無駄に過ぎていってしまう。
そこで「紙の手帳」の出番なのです。
目に見えない時間というのものを、「紙」という実体に「インク」という実体で「見える化」し、制御できるようにする。それが人生をより有意義にし、有効に使うコツなのだと思います。
世界は混乱し続けています。経済がどうなるかわからない。AIの台頭により雇用環境もどうなるかわからない。次にどんな戦争が起きるかもわからない……。そんな「不確実な時代」においては、ますます自分の人生を制御することが重要になってきます。
そんなことを言うと絶望的な気分にもなりますが、逆に言えばどんな時代になろうとも、自分の人生は自分で決めることができるのです。
紙の手帳を「戦略参謀」として傍らに置けば、自分の人生をコントロールしていくことができます。ぜひ自分の人生のコクピットに座り、思うがままに人生を操縦していってほしいと思います。
✍ ✍ ✍
最後にお知らせ。
そんな「紙の手帳主義者」の僕が、理想の手帳を作りました。構想20年。ぜひ2024年の相棒として、戦略参謀として、ご検討ください!!
【値下げしました!! 2025年3月までお使いいただけますので、ぜひこの機会にご検討下さい!! 5月いっぱいで販売終了します!】
制作の過程については、以下のnoteに詳しく書きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?