Webデザインアワードを獲得して起きたこと
こんにちは。Webデザイナー・フロントエンドのフリーランス Yuto Takahashiです。
Webデザインアワードとは一体何なのかわからない方もいるかと思います。簡単に言うとWebのデザインや技術の革新性を競い評価するものですが、デザインアワードがもたらす恩恵や影響などはほぼ知られていないと思います。
そこでいくつかあるWebデザインアワードを獲得して起こった実体験を淡々と書き残したいと思います。
アワード受賞のきっかけと変化
2017年以前
UNIQLOやYahoo!Japan,テレビ朝日にWebデザイナーとして勤務。
2017年
制作会社にクリエイティブディレクター (課長)として勤務。
仕事の合間に片手間で転職活動をする為のポートフォリオサイトを作成する。
この時点でフロントエンドはjQueryしか使用できないレベルであった。
https://yuto-takahashi.com/2017/
職場でポートフォリオサイトの評判が良く、上司にデザインアワードに応募することを勧められる。ここで初めてWebデザインアワードの存在を認識することとなる。
■ 初めて応募した結果
<awwwards> ←世界最大のWebデザインアワード
- Honorable Mention(佳作)
<CSS Design Awards> ←awwwardsに並ぶ難易度の高いデザインアワード
- Special Kudos(特別栄誉賞)
<CSS Winner> ←比較的難易度の高くないデザインアワード
- Site Of The Day(その日の世界1)
<DesignAwards Asia> ←アジア最大のデザインアワード
- Design Of The Day(その日のアジア1)
- Design Of The Month(その月のアジア1)
全てのWebデザインアワードで高い評価を受け、賞を受賞する。
このWebサイトとアワードの評価が転職活動に大きな影響を与えることとなる。
■ 転職活動
1社目:実力派有名Web制作会社
結果:いきなり代表面接で即内定。圧倒的に評価が高く限度額を提示される
提示額:年収約800万円
2社目:国内最大手アパレル企業のクリエイティブ部門
結果:社長面談で即内定。私を中心とした部署を作りたいと提案される
提示額:年収約800万円
3社目:海外案件ばかり手がける日本で最も実力のある制作会社
結果:「このまま採用したいけど君のためを考えると絶対フリーランスになった方がいい」と有名クリエイターにアドバイスを頂く
提示額:年収約1200万円
4社目:有名CEOが新しく起業したWeb制作会社
結果:3社目のアドバイスを受け、フリーランスとして業務委託契約として内定
提示額:週3勤務 月収60万円 年収換算1,200万円
年収600万円のわりと平凡な会社員がアワードを受賞した途端、突如、評価額が倍に。掌を返したかのように世間の評価が爆上がりした。(SNS含め)
デザインアワードで受賞した賞は社会一般的に非常に価値のあるものだったのだと知る。
私は楽しいことができそうな予感のする4社目を選び、予定になかったフリーランスとして生きることとなる。
そしてアワードに翻弄される人生を歩むことになる。
2018年からフリーランスとなり、賞を獲得したことによりいただいた依頼で作ったWebサイトでまた更にコツコツと賞を重ねて受賞してゆきます。
デザインアワード受賞歴 (18-19年)
※NDAを除く
<FWA>
- FWA OF THE DAY ×1個
<awwwards>
- THE BEST OF THE WEB ANNUAL AWARDS 2019 / INDEPENDENT OF THE YEAR / Finalist Nominees (年間賞・日本人初ノミネート)
- SITE OF THE DAY ×2個
- Honorable Mention ×3個
<CSS Design Awards>
- 2019 WEBSITE OF THE YEAR / Finalist Nominees (年間賞・日本人初ノミネート)
- 2019 DESIGNER OF THE YEAR / Finalist Nominees (年間賞・日本人初ノミネート)
- 2019 WEBSITE OF THE YEAR / BEST PORTFORIO SITE (年間賞・⽇本初受賞)
- 2019 DESIGNER OF THE YEAR / SPECIAL KUDOS (年間賞・⽇本⼈初受賞)
- Website Of The Day ×1個
- Website Of The Month ×1個 (月間賞・⽇本⼈初受賞)
- Special Kudos ×4個
<CSS Winner>
- SITE OF THE DAY ×4個
<DesignAwards Asia>
- Design of the Month ×3個
- Design of the Day ×4個
市場価値の変化
前例にない程の実績に成長し、自己評価ができなくなった為、「あなたの市場価値を診断します」的なバナーを出していた某ハイスキル案件専門の紹介サービスに接触し、Web業界での私の市場価値を調べてみたところ、以下の回答をいただく。
結論
・「想定外のスキルで適正市場価値を算出することが難しい」
・「青天井としか伝えられない」
詳細
・「これほどまでに類稀な技術力の人に問い合わせされることを想定していなかった」
・「過去実績をベースに算出しているので、過去最高単価案件 130万円/月 までしかなく到底困難」※月収130万円 = 年収1,560万円
・「 妥当性のある算出ロジックを設けられず「青天井」としか伝えられない」
ここからは自身の正規価格を提示して仕事を受注することが難しくなっていき、見積もりを出しても意味がないので基本的には言い値でクライアントごとに交渉。しばらくは国内ではクライアントの予算に合わせてやっていたが、アワード受賞の効果による海外からのオファーの高額案件を受注することが増えていく。
■ 変化の最もカギとなったWebサイト
CSS Design Awardsにて年間のベストポートフォリオサイトを受賞。
2019年の世界一のポートフォリオサイトだったことを意味する。
世界中のWebサイトギャラリーやネット記事・特集に掲載され、Youtubeでサイトを解析されるまでに注目を集める。
1年間のアワードによる最大の変化
ポートフォリオサイトのPV数が約34万を獲得し、
圧倒的な集客力を生み出すこととなる。
■ WebマーケによるPV数34万の価値
Webマーケティングには全く詳しくないが、ネットの情報を元に簡単に価値を算出できる。
WEBマーケティング=PV数 & コンバージョン率 (CVR,成約率)
[設定]
・案件1件の単価を全て安く見積もって50万円とする
・CVR率をBtoB平均の0.8%とする
※Webマーケティングの参考データを元に計算する
[計算]
34万(PV数) × 0.8%(CVR) = 2,720件(成約件数)
2,720(成約件数) × 50万円(単価) = 13.6億円
Webデザインアワードを受賞することのメリット
1. Web業界での評価が跳ね上がる
- 実績:1年前まで年収600万円だったのがアワード受賞後1年で市場価値が算出不能の最低年収1,560万円以上の青天井プレイヤーになる。転職無双状態
2. 広告費無しで半強制的に莫大なPV数が見込め、大きな利益を生む
- 実績:年間最大で34万PV以上閲覧され、圧倒的な集客を得る
3. 世界中から多数の仕事の依頼・相談が中長期的に貰えるようになる
- 実績:現状、米・英・印の企業やスタジオと業務契約関係にあり、グローバルに活躍できる
私はデザインアワードで人生を変えられました。
そしてその変化を上手く利用しました。
小さな栄誉が平凡だった私に道標を示し圧倒的にスキルを伸ばす答えをくれたのです。
日本で数人しか体験していないであろう成功体験をノウハウや技術として後世に伝授したい。その思いから教育に強く関心を抱くようになった。
初心者もベテランも問わないキャリアを高めたいクリエイターのメンターを始めます。
私の提供する教育プログラム
<プラン>
【初心者歓迎】Webデザインアワード受賞してもらうデザイン鬼レビュー
-「鬼」プランは最短ルートでよりクオリティを高めるために、私の技術やアイデア、思想を少し押し付けるようなガツガツハードなレビューをするプランとなります
【初心者歓迎】Webデザインアワード受賞してもらうデザイン優レビュー
-「優」プランはメンティ様の考えやアイデンティティに寄り添うような優しくコツコツとレビューをするプランとなります
Webデザインアワード常連デザイナーがデザイン+演出プランブラッシュアップ
【初心者・非デザイナー限定】Webデザインアワード常連デザイナーがデザイン+演出プランブラッシュアップ
Webデザインアワード常連デザイナーが「単発」デザイン+演出プランレビュー
【初心者歓迎】Webデザインアワード受賞してもらうWebデザイン+演出プラン提供
-Webデザイン領域をお任せいただき、初心者からベテランの方でもチャレンジできるアワードへの最短ルートになります
■読み物(note有料記事)
世界水準のWebクリエイターになる為の心構え的な
他に欲しいプランがあれば教えてください。
ありがとうございました。