【ご恵贈御礼】タリアイ・ヴェーソス「氷の城」:白水社編集部「その他の外国文学の翻訳者」
大阪大学デンマーク・スウェーデン語専攻で、ノルウェー語を教えていただいている朝田千惠さんとアンネ・ランデ・ペータースさんから献本頂きました。20世紀ノルウェーを代表する作家・詩人タリアイ・ヴェーソスの翻訳です。
とは書いたものの、恥ずかしながら、タリアイ・ヴェーソスという作家を知りませんでした。以下は出版社である国書刊行会のHPから。
出版社のHPを見ると、「タリアイ・ヴェーソスコレクション1」となっていますので、今後も作品が翻訳されるものと思います。まだ少ししか読んでいませんが、とても自然な翻訳で期待が持てます。
さて、こちらの本ですが、ノルウェー語の中でも「ニーノシュク」からの翻訳ということでも貴重です。
訳者の一人、朝田さんと言えば、19年に翻訳された「薪を焚く」も、原文・薪の写真・そして翻訳が良くできた、とても素晴らしい本です。ぜひご一読を!
もう1冊の紹介したいのは、ノルウェー語の翻訳・教育をされている青木順子さんから、ご恵贈いただいた本です。様々な『その他の外国文学』(アマゾンでの分類)の翻訳者の苦労話をインタビュー形式で読むことができます。
発売から2カ月でもう3刷だそうで、いわゆるマイナー言語の翻訳文学に注目が集まっているようです。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。