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スウェーデン語の不規則動詞の表
色々ありまして、ほんと久しぶりのnote記事です。
浜尻六彁 さんの以下のエントリーを読みながら、毎年1年生の秋冬学期の授業で配っている、スウェーデン語の不規則動詞の変化表のことを思い出しました。
以下の2冊の教科書ではabcd順の不規則動詞変化表しか載せていないので、「覚える」という観点では、配慮が足りていません。
そこで、以下のようなツィートをしました。
スウェーデン語でも似たようなのは授業用に作ってるんですけど、ゲルマン祖語で…とか、そこらへんの話は一切なく、ただただパターンを覚えてもらうために…。A4両面1枚に収まるように作るので小さいですが。 pic.twitter.com/Fn6ei28r9X
— Takayuki Tohno (@TakayukiTohno) September 30, 2021
Twitterなので画像を上げることになりましたが、やはりpdfを公開した方がなにかと使ってもらえるだろうということで、以下に公開いたします。(追記:Karl Arne Jonsson 先生から主に過去分詞に関する間違いの指摘をいただきまして、訂正のファイルを以下にアップします。2021年11月18日。)
いくつか注意事項を
■すべての不規則動詞を網羅している訳ではありません。また「意味(訳語)」も代表的なものにとどめてあります。
■A4両面印刷で1枚に収まるようにしているため、文字も小さく、余白も少なめになっています。1枚に収まるようにしたのは、暗記の際に便利だろうと思ったためです。
■強変化動詞(過去形で-de, -teの語尾がつかず、完了分詞が-itで終わるもの)と不規則動詞(それ以外)という大きな二つの分類がまずあります。
■それぞれ、主に母音の変化ごとに分類していますが、不規則動詞の方は「1音節の動詞」・「不定詞が-(l)jaで終わる動詞」・「完了分詞が-atで終わる(助)動詞」などの分類もあります。
■通常の変化表には過去分詞は載っていないことが多いのですが、不規則動詞の過去分詞の作り方は初学者には難しいので、この表では追加しました。教科書で作り方を学んだうえで、表で確認してください。また、単独で過去分詞として使われなくても、複合動詞となった場合に使われることがあるものは、ハイフンを付して載せました(例:-brunnen, -brunnet, -brunna 「燃える」の過去分詞)。
ところで、下記の初級eラーニングでは、不規則動詞を音声付きで学ぶことができます。一度、聞いてみてください。(2022年3月23日追記)
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