ただの帰国のはずが徐々に脱出劇化
今は北京から日本への直行便が飛んでいないので、天津空港経由で帰国予定。
しかし、本来北京から天津に入るには7日間の事前隔離が必要。
とはいえ、隔離を避けるただ一つの条件が
「自家用車などのチャーターで直接空港に行くこと。しかもタクシー利用は禁止」
という高いハードルがある。
幸いウチには自家用車があるのでここはかろうじてクリア。トイレ休憩も含めて途中下車は一切せずに空港まで向かう。
今、日本人に人気なのは北京発香港経由の便だけど
価格が天津の倍以上するのと
上記の隔離回避条件を満たせるので
従来の計画通りに天津経由で帰る。
飛行機に関してはそれでいいものの、ここ数日は近所の封鎖区域が増加中。
ここでもし、帰国日から2週間を切ったカウントダウンの最中に突如居住エリアが封鎖区域に指定されて
外出できなくなったり
隔離施設に移送されようものなら
全てパァ
日本人でも数人が隔離施設に移送されたという話も聞いている。
夜中でも容赦無くドアを叩いて起こされて移送されるらしい。
というなんとも痺れる日々を送っている。
中国で長年暮らしてしまったせいか、ホント逞しくなったよなぁ🤣
日本に到着した瞬間にホッとしすぎて気が抜けて倒れるかもw
キャンディーズのセリフを借りるなら、「普通のおじさんに戻りたい」
と呟いたら
「そもそもお前に“戻れるような普通”ってあったのか?」という鋭いツッコミがセルフから帰ってきてため息をついた6月15日の昼。
【さらに独り言】
そういえば「ガンダム」の最終回のタイトルは「脱出」だったなぁ。
「僕にはまだ帰れるところがあるんだ。わかってくれるよね。ララァにはいつでも会いに行けるから」
オレのララァはどこにいる?
※写真は今日のランチ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?