自伝 ”光の啓示”「第6章 天の邪鬼(あまのじゃく)思考」
こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。
定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。
世界情勢が急激に変化していく中で、16歳からきびしい世の中をサバイバルしてきた私の経験が少しでもあなたにお役に立てれば幸いです。
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第6章 判決!!のつづき 天の邪鬼(あまのじゃく)。
「天の邪鬼」、「天邪鬼」は「あまのじゃく」と読みますが、
「天の邪鬼」は「わざと人に逆らう言動をするひねくれ者」という意味の言葉で、誰かの発言に対して、自分もそうだと同感していたとしてもあえて逆らうようなことを言って、その場の空気を乱してしまったりすることを「天の邪鬼」といいます。
「ダメ」と言われればやりたくなるし、「OK!」と言われると真逆のことをする素直じゃない性格の人のことをいいます。
「天の邪鬼」は「ひねくれ者」というニュアンスの強いので、
あまりいいイメージではありません。
しかし、アート活動を始めて以来、
ほとんどこの「天の邪鬼」思考できました。
バリ島から日本に帰国した時も、
1人を除いて全員アーティストなんか無理、
頭がおかしくなったとまで言われ。
アートイベントの時の企画も、
市役所の担当者に、
「前例がない」からと渋られ。
ナレンダーのアーティストビザ取得の時も、
年間10人しか取得出来ないから難しくて、無理だよといわれ。
大手損保会社との訴訟も、
大企業相手に個人が勝てるわけがないと、笑い飛ばされ。
とにかく、チャレンジしようとすると、
まわりは必ず、まずは否定し、
やめさせようとし、
あきらめさせようとして、
私の方から言わせると、
その人たちの方が「天の邪鬼」だ。
いままで刷り込まれた世間の常識が正しく、
そこから少しでも外れたことや、
考えかたは、
間違っていると主張し、
押さえ込もうとする。
そこに縛ろうとする。
しかし、
ここで、よく考えていただきたい。
その方たちは、
ホントに「アートを知っているのか。」ということだ。
マスコミや聞いた話程度の知識で判断し、
そう思い込んでいるだけで、
実際はどうであるのかは、まったくわかっていないのだ。
私は、そういう考えが間違いだということを、
証明するために、
「ダメ!」、「ムリ」、「あきらめろ。」
と言われ続けたことに対して、
私の言っていることが、
「正解」だということをことごとく証明し、
正してきた。
しかしそうなったら、そうなったで、
「アートはよくわからないから。」とか
「アーティストだからね。」とかいって、ごまかしておわり。
自分たちが、最初からわからないことなら。
何も言わなければ済む話だろう。
しかし、そういう人たちにかぎって、
いろいろ言いたがる。
しかし、そんな人たちから学ばせてもらったことが、
一つだけある。
それは、
私自身、絶対やってはいけないことと肝に銘じている
人として決してやってはいけないことだ。
それは、
「あなたのことを思って言っているから、
こうしなさい、ああしなさい。」
といってその人をコントロールしようとすることだ。
パートナーや子供に対して、
友人、知人、同僚、部下など自分以外の人に対して、
誰であろうが、それを決してやってはいけない
ことだということを学ばせていただいた。
挑戦をする人を、信じるならば、
その人を信じて挑戦させてあげるのが真理だろう。
あとは成功しようが、失敗しようが結果はどうでもいい。
一番大切なのは、結果までの経験。
経験することが重要だ。
その経験を奪う権利は、
誰にも与えられていないからだ。
挑戦しようという人を、
心から応援する気持ちがあるならば、
まずは、その人を信じてあげて、
何も言わずにその挑戦に手助けをしてあげることだ。
私はそうしている。
つづく
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