自伝 ”光の啓示”2020.07.04 上京して感じたこと。
こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。
定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。また至言集や作品、アート活動などいろんな情報も番外編として掲載いたします。
世界情勢が急激に変化していく中で、16歳からきびしい世の中をサバイバルしてきた私の経験が少しでもあなたにお役に立てれば幸いです。
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自伝 ”光の啓示”2020.07.04 上京して感じたこと。
3泊4日の上京から帰郷し、
今回の旅を振り返ると今後の課題もいろいろ見えてきた。
まず、はっきり言えることは
アーティストは生き残るのに非常に
厳しい淘汰の時代に突入したといことだ。
その理由として、個人経営のギャラリーや画廊の
閉鎖が始まっているということがあげられる。
上京中は、銀座を中心にギャラリー巡りをしたが、
この未知のウイルス騒ぎで少なくとも3か所は閉鎖し、
そのほか他県へ移転するギャラリーも出てきている。
現在、運営している個人経営のギャラリーのオーナーたちも
お歳を取られている方も多く、
後継者がいなければやめるということも耳にした。
つまり、アーティストにとっては発表し販売する場所が
どんどんなくなっていくといことだ。
もうひとつは、作品を購入する層も減っているということだ。
これも、コレクターや愛好者の高年齢化しているからだ。
今回上京してわかっことは作品を鑑賞する人口が減少し、
作品を買う人口はそれ以上に激減しているということだ。
しかも売れる作品も、作品も4号ぐらいまでの小サイズで、
価格も比較的安い作品ということだ。
海外で活動して大きいサイズを制作してきた私には、
困難な課題を突き付けられたようなものだ。
そのため9月6日から企画展がはじまるが、
コンセプト、作品構成などこの2カ月で、
もう一度やりなおさなければならなくなった。
アーティストにとっては、
作品を100%伝えるためには、
リアルに伝える現場が必要なのだ。
しかし、
作品制作=(アーティスト)作家
作品発表=ギャラリー
作品販売=ギャラリスト
といういままでの構図も
アーティストが全て行う時代の到来なのだ。
今後アート活動で本当に生き残りたければ、
アーティスト自らがギャラリーを運営し、
AtoZをすべて行わなければならなくなる。
アーティストはアートビジネスのスキルも必須になる。
今後は、1億総表現者の時代といわれている。
アート系の表現者も増えていくことが予想される。
ネットで作品を発表したり、販売もできるプラットフォームが
増えてはいるが、作品はじかに見てこそ良さが伝わるもので、
画像ではその良さが失われていることが多い。
つまり、作品は今より売れることはないのだ。
本当に実力があり、
時代にマッチし、
運を持った本物のアーティストが生き残る時代。
アーティストにとっても、
アート業界にとっても、
社会と同じ、淘汰される厳しい時代の到来なのだ。
私も含めアーティストの真の実力が
可視化する時代が来たのだ。
つづく
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