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せんせい、あのね(昭和59年11月13日)

きょう木のは木のみあつめにいったからよかったです。
それでどんぐりがたくさんみつかったからよかったです。
がっこうにかえってあなのあいたどんぐりを一つだけちょっとみてみたらむしがいました。
それではっぱとあわせてかぞえたら40こでした。

(先生コメント)すごいね。たくさんひろってきたんですね。さあ、なにができるかな。

校外学習だったみたい。
木の葉、木の実を集めてみよう。楽しそうな授業。
そして拾った木の葉やどんぐりを使って、何か作ってみよう。
どんぐりに爪楊枝を指してコマや人形を作ったり、大きな木の葉に何か書いたり、とかかな。
ってありきたりなことをつい考えてしまうけど、大人にはない大胆な発想でびっくりするようなことを思いつく子もいるんじゃないかと思う。

いまはどんぐりは拾わないけど、秋の味覚、栗が大好きで。
時期になると、栗の旬はそんなに長くないので手ごろなのを見つけると買ってくる。
食べたい気持ちのほうが強いので、皮をむくのは大変だけどそれほど苦にはならない。
はじめ水につけて、浮いてくるのは虫に食われているので取り除く。
でも、これどう見てもきれいな栗だけど、ほんとうに虫食いなのかなぁ…と思うときもあるのだが、皮をむいてみるとしっかり虫に食べられている。
そんな時は、がっかり、とポイっと捨ててしまう。

一年生の自分にとっては、40個あるなかでも、穴が開いていて、その中に虫がいたのが面白くて注目したのだと思う。
1つだけ、穴をちょっと覗いてみたところから、好奇心が伝わってきた。

あと、ちょっとずつだけど漢字を使うようになってきたところに成長を感じてうれしい。

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