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#46 体育の学習カードを簡単デジタル化 ー紙のやり取りゼロ!デジタル学習カードで、効率と楽しさをアップ!ー


1 はじめに

 ICTツールを使った教育が注目される中で、「でも、自分には難しそう…」と思っている先生も多いかもしれません。しかし、Microsoft Teamsの課題機能を使えば、簡単に紙のプリントをなくし、授業をスマートに進めることができます。今回は、体育の授業で児童が使用する学習カードを、Teamsの課題機能を使って配付・返却する方法をご紹介します。ICTが苦手な先生でも、この方法ならきっと使いこなすことができます。

2 活用方法

2-1. まずはTeamsにログインしてみましょう!

 左側のメニューから「課題」をクリック。そこから課題作成に進むことができます。とてもシンプルで、迷わず操作できます。

2-2. 課題を作成する

 「作成」をクリックして「新しい課題」を選びましょう。

 タイトルや説明を入力したら、授業で使うマット運動の学習カードをWordファイルで添付します。紙のプリントの代わりに、これで児童全員に一斉に配付することができます。

 学習カードを児童が記入し提出できるようにするには、ファイル配付時に「受講者は自分のコピーを編集」を選択してください。これにより、児童は自分専用のコピーを作成して編集することができ、データ提出と回収がスムーズに行えます。

2-3. 配付も児童ごとの管理も自由自在

 全クラスや特定のグループ、あるいは個別に配付することが可能です。配付も簡単に行えるので、児童一人一人に正確に課題を届けることができます。

2-4. 児童が記入したカードをそのままTeamsで回収!

 児童はデジタル上で学習カードを記入し、そのままTeamsで提出できます。先生もデジタル上で課題を一目で確認でき、提出状況やフィードバックを簡単に管理できます。これで、紙のやり取りの煩わしさがなくなります。

3 おわりに

 体育の授業で使用するマット運動の学習カードは、児童が自分の技術を振り返り、次のステップへ進むための重要なツールです。さらに、Teamsを活用することで、記入した内容がデジタルで保存され、授業後に児童の成長や振り返りをすぐに確認でき、今後の授業計画に役立てることができます。「ICTは難しそう…」と感じていた先生方も、Teamsの課題機能を使えば、簡単に実践できることを実感していただけるでしょう。紙のプリントを使わず、デジタルで配付・回収できる利便性に加え、リアルタイムでフィードバックが可能なため、授業の効率も大幅に向上します。さらに、児童にとっても、自分の学びを深めるツールとして、学習カードをデジタルで活用することで、より楽しく学びに取り組むことができるでしょう。

 ぜひ一度、Teamsの課題機能を使って、体育の授業に新しい風を取り入れてみませんか?新しい学びの形が、きっと皆さんと児童にとって素晴らしい体験となるはずです!

 今後も授業改善や働き方改革に向けて、効果的な活用方法を模索していきたいと思います。
 子どもたちの深い学びの実現、教員の働き方改革の推進に向けて、ともに頑張りましょう。

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