マンガ感想文 天幕のジャードゥーガル 16話
IT系アラフィフおじさんが、日記代わりに書いてます。
天幕のジャードゥーガル 16話
月1連載の「天幕のジャードゥーガル」。
本日、16話が公開されました。
相変わらず内容が濃い(笑)
用語も多く、Wikipedia先生に確認しながら読みました。
今回の重要人物は
大カアンの第一皇后ボラクチン。
賢い人ですが、それゆえに
主人公ファーティマが賢すぎることに
気付いてしまうというお話。
どこの世界でも、優秀すぎると
かえって目立って災難に巻き込まれることも。
今後どうなるか楽しみです!
用語① レヴィレート婚(レビラト婚)
まずはこちら。
マンガに解説もありましたが
日常では全く聞かない言葉。。。
一言でいうと
「寡婦が死亡した夫の兄弟と結婚する慣習」
だそうで。
世界中で見られ、
日本も昔はあったそうで。
「乙嫁語り」でも似た話がありました。
まあ現代でやるかはさておき、
そうする理由はわかります。
夫を亡くした女性を
養うというか守るというか、
大事にするためだったのでは、です。
儒教ではタブーだそうなので、
ここは価値観次第かと。
勉強になります!
用語② 鶏冠石(当時の雄黄)
これまた難しい。
当時と呼び名が違うし。。。
Wikipedia先生によると
「ヒ素の硫化鉱物」とのこと。
・・・。
って、ヒ素じゃないですか!
普通に毒物ですよ!
と思いましたが、ネットを見ると
「中国医学では、硫化ヒ素である雄黄や雌黄は
しばしば解毒剤・抗炎症剤として製剤に配合される。」
とのこと。
むむー。
少量ならば薬になるのですね。
でも作中ではボラクチンが弱っているし。
難しい話です!
用語③ ベゾアール石
以前から登場してる
ジャダ石のペルシア名称。
国・地域で
呼び名とか意味が違って
ほんと難しい(笑)。
でも欧州とか中央アジアとか
陸続きで様々な文化が交わる地域は
これが普通でしょうね、きっと。
日本が特殊なのかもです。
Wikipedia先生、
ほんと何でも解説があってマジ感謝です。。。
「消化器などで見つかる結石」
ということで、クスリになるのかな、
と思ったら。。。
「スクリップス海洋研究所の研究で、
ある種のベゾアールがヒ素の毒(ヒ酸塩、三酸化二ヒ素)を
無毒化することが判明した」とのこと。
すごい!
今回の話とあってる!
2012年の研究結果だそうで、
当時の記事(英語)もWikiで保管されてます。
めっちゃ勉強になります。。。
JR山手線・総武線で広告映像
明日、2/26(日)まで
JR山手線・総武線の一部社内モニタで
広告映像が流れるそうです。
秋田書店さんの本気を感じます。。。
お金かけてますね、これは。
いやでも本当、
この作品はおもしろいです。
久しぶりに、本気で映像にしてほしい作品です。
特に実写で、現地ロケとかで。
今後が楽しみです!