ドロヘドロ原画展を堪能。もはや「芸術」と思いました。
IT系の仕事をしてるアラフィフおじさんが、日記代わりに書いてます。
仕事は相変わらずやってるのですが、
どうしてもIT系のことは書く気が起きず、
やはり好きなマンガのことを書いてしまいます。
東京ドームシティで開催している
「ドロヘドロ原画展」に行ってきました。
「ドロヘドロ」とは
かつで小学館系の雑誌で
連載されていたマンガなのですが。。。
説明が難しい。。。
一言でうまく表現できないストーリーなのです。
まあ概要はこちらにありますので。
原画展の模様
というわけで行ってきました。
今年6月のゴールデンカムイ展と同じ、
東京ドームシティのギャラリー アーモです。
「大乙嫁語り展」や「ゴールデンカムイ展」は
ものすごく混んでたのですが、ドロヘドロは果たして。
あまりにお客さん少ないと寂しいなと思ってましたが。。。
けっこういましたお客さん!
週末、雨の日、遅めの時間(18時半)でしたが、
思ったよりファンの方がたくさんいますね~。
さすがドロヘドロ。
入り口には
作者・林田球先生のメッセージが。
そして、ギョーザッ、ザッ、ザッ。
作品は4年前に完結しましたが、
色々と思い出して目頭が熱くなりました。
主人公がトカゲでガスマスクかぶってるとか、
謎のギョーザの妖精が出てくるとか、
このセンスが最高なんですよね~。
そしていきなりコレ。
そうなんですよ。
1巻・1話目の始まりがいきなりコレ。
作者の思いがあったのですね。
すごいなー。
確かに藤田・松村は
終盤まで出番多めでした。
松村は1話で死んでるのに(笑)。
この絵もすごかった。
コマ割りが赤いとか、すごいです。
そうか、気合入ってたんすね。
それで血しぶきとか血管とかここまで。
単行本では普通に読んでましたが、
生原稿を見て「そうか、本当に赤く塗ってるんだ」
と当たり前のことに気付きました。
登場人物が魅力的だと、
いい作品だと思います。
映画・ドラマも同じですよね。
ニカイドウは、腕が太くて最高でした。
ついでに餃子が「大葉餃子」なのも
細かくてよかったです。
このイラストは、雑誌の表紙で見たとき
「よいなー」と思った記憶があります。
なんかこのポーズが好きです。
原画あるかなーと思ってましたが
しっかり展示されててよかったです!
絵というか作品というか、とにかくすごい
連載当時から思ってたのですが、
何を描いてるのかわからない絵が多いんですよね。
ものすごく細かいとこまで書き込んでるのに。
そうか、やっぱり
作者がこういう絵を描きたいのですね。
別の場所にも
「読者に伝わらないかもしれないけど」
という作者のコメントありました。
わかりにくいかもだけど、
描かずにいられないんでしょうねー、きっと。
こちらもすごかった。
ラスボスの第二形態みたいなやつ。
すごいんですけど、
何度見ても、細かいところを拡大しても、
「結局、これは何なのだろう」なんです。
連載当時は、わからないから、
むしろドキドキして面白かったです。
林田先生の頭の中は
こういうのばっかりなんでしょうね。
実は立体だった
あと雑誌とか単行本ではわからなかったのですが。
浮き出るくらい、
めっちゃ絵具塗ってるんですよね。
あとこちらは
単行本の表紙とか背表紙とかですが。。。
布とか色々と貼り付けてる!
印刷物なのに
こうやって作ってるのか~、
とビックリしました。
他の漫画家さんで、
こんなやり方の人はいないのでは。。。
原画展やらなければ
一生わからなかったですね。
もはやマンガの域を超えてます。
そして噂のフィギュアもありました。
作りこみがすごい!
そして付属品が充実しすぎ(笑)!
原作知ってれば納得ですが、
心にバラバラ死体をつけるとか。。。
リアルすぎる(笑)
連載中「大ダーク」の原画も
連載中「大ダーク」の原画もありました。
そういえば、こちらも1話目から
カラーで大流血でした(笑)。
ドロヘドロよりは
ミステリー要素が少ないというか。
ほのぼのストーリーが進みます。
個人的には、
ドロヘドロの方が好きですね。
まあもちろん「大ダークも」読んでますし、
単行本も全巻買ってますが。
まとめ
ということで、
今回の展示会もすばらしかったです。
やはり、ここまでのマンガを描く人は、
いい意味で「変態」というか「異常」というか。
森薫先生も、野田サトル先生もそうでしたが、
何かで突き抜けてないとダメな世界ですね。
だから作品が面白くなるのでしょう。
とにもかくにも、
いい仕事を見るとこちらも元気になります。
すごくいい刺激をもらいました!
10/16まで開催してるので、
気になる方はよければどうぞです~。
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