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KYOGE 【矜恃-キョージ-】

みなさん、はじめまして。
「KYOGE」というアクセサリーブランドのデザイナーをしております。
タカと申します。

題名にもあるように、僕は現在「KYOGE」というアクセサリーブランドの立ち上げに向けて色々と準備中なのですが(2025年1月販売開始予定)
このブランドやプロダクトに関して、僕自身多くの想いを練りに練って込めまくっています。
今回はそんな「KYOGE」の自己紹介ができればと思っております。
最後までお付き合いいただければ幸いです。


KYOGE=矜恃


ブランド名である「KYOGE」
語源はそのまま、日本語の「矜恃」(きょうじ)から取りました。

【矜持/矜恃 -きょうじ-】
・自分の能力を信じていだく誇り、自負(広辞苑より)

上記にあるように、
矜恃とは(周りがどうであろうと)自分自身が自分の能力や性格を認め、それを誇りとして胸に抱く。といった意味があります。
ちなみに、「矜恃」「矜持」と二つの字面があり、どちらも大枠の意味は同じですがニュアンスが少々異なります。

「矜恃」ー「恃」は「たのむ」「頼りにする」などの意味を持つ漢字です。
つまり、「矜恃」には「自分自身を頼りにする」「自分に自信を持って堂々と振る舞う」というニュアンスがあるのです。

対して「矜持」では、「自分を抑制する」「コントロールする」といったニュアンスが含まれます。

この二つのニュアンスから、僕自身が大事にしている感覚に近い「矜恃」の漢字をブランドロゴに取り入れ、ブランド名を「KYOGE」と名付けました。


なぜキョージ(矜恃)?

ここで、キョージ(矜恃)という言葉に辿り着くまでの経緯となぜそれをブランド名にしようと思ったのかについてお話しします。

僕は普段アクセサリーの中でも「指輪」を身につけることが多いのですが、
その中で一番大事にしていることは「指が持つ意味」です。
指輪の ”ブランド” でも ”デザイン” でもなく、 ”人間の指に宿る力”  です。

ご存知の方も多いとは思いますが、人間の両手10本の指にはそれぞれ異なる力が宿っています。
例えば、
・右手親指は「指導力」「威厳」「周囲を巻き込む影響力」(諸説あり)
・左手親指は「目標の実現」「信念を貫く」(諸説あり)
などの力が宿っているとされています。

僕はこのように、指輪をつける際にまず
「いま目指している目標に対して自分の現在地を俯瞰して見つめ、目標に対して必要な要素は何か?」
「より強固にするべき自分の特徴・性格は何か?」
を自問自答し、それにマッチした指を選び、最後にデザインを選ぶ。という順番で指輪を身につけるという行為に至ります。

この手順を踏むことによってどうなるか。
その指に宿る力を意識して行動を取ったり、人と接したりするようになるのです。
さらに、「いま自分が必要としている要素」「さらに強めたい性格」を自問自答してから身につけるので、指を見れば常にそのことを思い出させてくれます。そして次第に無意識下で自分の血肉となり、確かな力として現れてくるのです。

このように、「人にどう見られるか」ではなく「自分がどうありたいか、どんな人間になりたいか」を意識して日々の行動をとることは
”あなたの人生を思いのままに動かし、切り拓く力” を持っていると僕は信じています。

モノや情報、他者からの目が蔓延る現代において、
時代や他者に左右されない自己の確立と、その自分に誇りを持つことは、
錆びることのない、未来を切り拓く刀となることでしょう。

少し長くなってしまいましたが、
これらの想いを一単語で表すのにピッタリの言葉を考えていたところ
【-矜恃-】
という言葉と出会い、全身に雷が走ったのが
ブランド名を 【KYOGE】と命名するに至った経緯です。

最後に


あまり力んでも続かないと思い、読みやすさとか、文章のきれいさとか気にせず書いていますが、、、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。

最後に、KYOGEから皆様に伝えたいことを記し、今回は終わりにしたいと思います。



KYOGE Instagram:@kyoge_official


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