Stanford Executive Program for Social Entrepreneur 体験記: Day3
このプログラムは6日間なので、半分が終わってしまいました!
今から最終日の事を考えると泣きそう、、、。
本当に素敵なメンバーで、この回に参加できた事を嬉しく思っています。
今日のスケジュール
・ブートキャンプは行きませんでした。睡眠時間確保!
・グループトーク
・Banancing Business and Social Objectives: Strategy/Leadership
・Impact Investing
・Optionao: Lounge でフリートーク
最初の授業の先生はシリコンバレーの歴史をずっと見てきた先生で、アップルやFacebookの裏話を面白おかしく混ぜながら、どうやってビジネスをスケールさせてきたのかをレクチャーしてくれました。(カタカナばっかりだ!)
ビジネスアイデアの評価の仕方から、事業の進め方、グロースに持っていく話もフレームワークが参考になったのですが、何より興味深かったのはLegitimacy(適合性?正当性?)と経済面(マネタイズ?financial sustainability) をどう両立させるか、という部分でした。Legitimacyとお金の部分は重なるといいといわれているけど、重ならない部分の緊張関係と向き合い、struggleして努力するのがソーシャルアントレプレナーなんだ、と言われて、なるほどーーと。確かに本当にそうだよな、、。刺さるわ。
Impact Investing もこれまでちゃんと定義やその中身を勉強した事が無かったので、参考になりました。
今回のプログラムは40人弱の参加者の1/3がオーストラリア人で、アメリカ人やインド人も多くて、英語が第二外国語の人は1/3か1/4くらいしかいない環境なんです。
他の母国語がある人はみんな英語をペラペラ話す人達で、私がダントツ・圧倒的に英語が出来ないんですよ。
オーストラリアの人たちがわーーーーっと話している内容はもう3割くらいしか分からない、、、。息子のアドバイス「分からなかったら身振り手振りで考えるんだよ。それでも分からなかったら適当に返事をしたらいいよ」が実際にフル活用されています。分からなければ周りを見て反応を合わせるスキルがどんどん上達していく気がする。
そんな状況で迎えた3日目の今日は、朝はあまりテンションが高くなくて(体調もあるかも)、あー、みんなの輪に入れないしな、、。やっぱ疎外感を感じるな、、。引きこもりたいな、、早く日本に帰りたいな、、と若干ネガティブモードが顔を出してきました。(ネガティブマインドを観察するのも楽しいのだけど)
それでも何とか授業に出て、コーヒータイムやランチ・ディナーでも誰かと話をするようにして頑張りました。
ディナーの後はラウンジにみんなが集まっていて、覗いてみたら「各自が自分の強み・弱みをスピーチして、みんなで助け合う関係を作ろう」というワークが行われていて。
その場のノリで参加せざるを得なくなったのですが、皆さん英語で流ちょうにたくさん話しているので(当然ですね)、ひょぇぇぇぇとおじけづく私、、。20人くらいその場にいたかな。
それでも自分の番になってしまったので、つたない英語で思う所を話したんですね。何を話そうか迷ったのだけど、単純に「自分の強みはポジティブなところ」とか「グロースマインドセット」と言っても他のみんなもそうだし、面白くないなと思って、「一人一人の可能性を信じていて、その人のキャリアを考えるのが好きすぎる事」をタイの子供のプロジェクトも踏まえて話をしました。
まだ話をしたこともない人も多かったから(オーストラリア軍団の早口英語にひよって避けていた、、)自分がどんな事業をしているのかも踏まえて話したほうが印象に残るだろうな、という計算を働かせる、したたかさというか余裕はあったようです。
そんな訳でしどろもどろになりながらも、話をしたらものすごくここでも反応が良くて。グループワークで一緒のメンバーが、「Yukoの昨日のストーリが素晴らしかったからみんなに聞いてほしい。お花畑の話をここでもシェアしてくれる?」と振ってくれて前日の1分スピーチで話したお花畑計画の事をそこでも披露しました。
話を終えたら、ものすごい拍手で、日本企業と20年以上一緒に仕事をしているというアジア人の人が、「僕は長く日本人と働いていたけど、Yukoみたいな日本人は見た事ない。彼女は本当にオープンで、自信がある」と皆に伝えてて。いやー、それは褒めすぎでしょ!と思ったのだけど、
よく考えたら
「堂々と間違えだらけの英語で話をする鈍感力と度胸」の事をものすごくポジティブな表現で言ってくれたのかな、と思い直しました、、、。
やっぱ英語大事だな。ちゃんと話せるようになりたいな。
それにしても、このプログラムの参加メンバーの誰もが、他の参加者に対して敬意と興味と愛情を持って接する人たちばかりなんです。
そういう人たちが40人弱集まると、場の空気が本当に温かいというか、場のエネルギーがとても柔らかくてポジティブな感じがします。
誰もネガティブな事を言わないんだよな。
だからと言ってポジティブ教の信者のような人もいないし、みんな自然体な印象です。
あー、居心地がいいなぁ!
やっぱり若い頃に留学しておきたかったけど(そうしたら翼を手に入れるようにスキルやコネクションが手に入っただろうから)、
まぁ今のタイミングでも来ることはできたので、良かったと思うようにします。
(その他の事)
・ペルー人の参加者の作った語学学校は本当にすごくて、グーグルによると280以上のレビュー、スコアは5.0!今日のディナーでは経営のヒントや事業拡大についてじっくり教えてもらってきました。
・スウェーデン人の参加者は私と似た環境で、ずっと一人でやっていたのをこれから組織化していくと。同じような経験もしていて、盛り上がりました。一緒にペルー人の人にレクチャーを受けてました。
もう12時半を回ってしまいました。
睡眠時間を取らないと明日の授業が辛くなるので、もう寝ますー。
あー、今日も楽しかった!
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