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カーブアウトして新たな船出を迎えたエピックベースが目指す先と3つのWhyについて

エピックベースという会社の代表をやっています、松田です。
自分のことをインタビューしてくれたものがあるので、
もし「おまえ、誰やねん」「あれから何してたのかな?」など
少しでも気になってくれた人はインタビュー記事を読んでほしい。

2020年3月1日、メディアドゥから吸収分割によりSmart書記事業を
事業譲渡をしていただき、資金調達も無事に完了し、
最高の仲間と株主を迎えてエピックベース株式会社が正式にスタートした。

ここに来るまでほんとうにたくさんの方々の協力があったのはいうまでもなく、つくづく自分の人生はたくさんの失敗周囲の支援で好き勝手やらせてもらっている。本当に幸運の塊のような人生だとおもう。

特にメディアドゥ社長の藤田さん。
このような失敗続きの私に全幅の信頼を置いていただき、
こんなにチャレンジングな環境にお声がけいただき感謝してもしきれない。
無理を言って取らせていただいた下記の写真はこれからの私にとって、
とても大事な一枚になるだろう。

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チャレンジをつづけ、いつか経営者として藤田さんを追い越すことで
恩返しをしようと思っている。そしてメディアドゥの方々も本当に優しく、
最後まで支援をしていただき、感謝の気持ちをこの場を借りて改めてお伝えしたい。

さて前置きは長くなったが、そんな私がなぜこんなチャレンジをするのか。

多くのメディアにも取り上げていただいているのでもう少し自分の言葉で、ここに書いてみた。

メディアの方々にもとても詳細に記事を書いていただいているので、
ぜひそちらも見てほしい。
記者のみなさんもありがとうございました!

なぜエピックベースを作ったのか🧐

会社・事業を通じて挑戦をする人を増やしたい
そして挑戦するからには楽しむことを忘れず、大きなチャレンジを
そしてたくさんのストーリーが生まれる場所

そんな想いがエピックベースという名前に込められている。

かっこいい風にまとめたけど最初はなんとなくではあって、
最初にチームと一緒に考えた名前なので、
個人的にはとっても思い入れがある会社名である。

なぜSmart書記をやろうと思ったのか🧐

Smart書記は、音声自動文字起こしサービスである。
GoogleのSpeech to textというAPIを活用し、リアルタイムに文字起こしから編集をすることができるSaaSである。
サービスの特徴としては、
 ・文字起こしされたテキストの編集がしやすいUI設計
 ・アプリにより手軽に音声の文字起こしができる
が挙げられる。興味を持ってくれたひとはぜひHPから問い合わせしてほしい

最近ではこの領域もにぎやかになっており、グローバルではOtterという
サービスがdocomoと組んで日本展開を始めるなどの記事も出ている。


実はSmart書記は2018年にリリースしたサービスで、クラウドサービスとしては業界としても古株的な存在である。これまでに累計800社以上にご利用頂いた実績もある。ではなぜこのサービスをやろうと思ったのか。

単なる文字起こしサービスだけならやらなかった。
それよりも、Smart書記を通じて私に視えた「未来」がとても
ワクワクできるものであったからやろうと思ったのである。


2000年代前半:対面からPCを活用したビジネススタイルへ
・Windows XPの登場
・ADSLや光インターネットなどのネットワーク回線の普及

2010年代前半:チャットやクラウドを利用したビジネススタイルへ
・iPhoneなどのスマートフォンやiPadなどのタブレット端末の登場
・4Gなどのモバイルネットワーク回線の普及

ここまで書くと、勘のするどい皆様ならもうおわかりだとおもう。
そう2020年代前半はまた新たなビジネススタイルへ変革が起きるタイミングであると私は考える。

・AlexaやGoogle Homeなどの音声デバイスの登場、音声機能の強化
・5G回線の登場(おそらくここ数年で一気に普及)

これは間違いなくここ数年で新たなビジネススタイルの変革が起こると
思っており、そのキーワードは音声であると考えている。

私はビジネスにおいて音声がもつ可能性にワクワクしており、
日々仲間とともに、その可能性を現実にするべくこのSmart書記という
プロダクトに向き合っている。

ぜひ音声の可能性というキーワードにぴんと来た方は
ランチでも飲みでもお茶でもしましょう。

なぜこのメンバーなのか🧐

まず前提としてお互いのタイミングがとてもよかったことが一番である。
タイミングが合わなければどれだけ一緒に仕事がしたいなど思っていても
決して叶わない、夢と同じである。

そんな絶妙なタイミングで、集まってくれたのが今のメンバーである。
メンバーへの声がけにおいて大事にしていたポイントが3つある。

・これまでに仕事を通じて尊敬できたり、苦楽をともにするなかでまた一緒
 に仕事ができたらいいなと思えた、そして信頼できる友人・仕事仲間など
 からの紹介者がとてもピンと来たときなどである
・組織作りで苦労をした経験がある
・企業の課題に対してプロダクトを通じて解決したいと思っている

まぁ当たり前といえば当たり前なのであるが、同じ価値観、もう少しいうと倫理観の合う人と一緒にチャレンジがしたかった。

今のメンバーは本当に優秀で自分がいなくともどんどん仕事が進む。
本当に毎日が楽しい。リモートワークで少し会えないのは寂しいが…笑

しっかりと組織拡大するためにも組織文化の醸成をこのタイミングから
時間をかけてじっくりとみんなで一緒にやってきたい。

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そして最後になるが、今回リードインベスターとして真っ先に意思決定をしてくれたCoral CapitalのJamesさんと澤山さん。投資を受けてからのCoral Familyの活発さ、そしてハンズオン支援の手厚さは本当にすごい。心強い株主が入ってもらえてとても心強い。そして、デジタルガレージ時代からの縁もあり、今回ご支援いただいた三木さん、宮田さん、内藤さん。承諾をいただいたとき、本当はとてもうれしくてちょっと泣きそうでした。
必ずや成功させてみせます。

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リリース用にもらったコメントが何気に泣きそうなくらいうれしみ。

Coral Capital丨Founding Partner 澤山 陽平様(リードインベスター)
会議や商談における「会話」は、ビジネスにおける最も基本的なコミュニケーションであるにも関わらず、多くの場合、断片的にしか記録されていません。スマート書記の音声自動文字起こしサービスは、ビジネスシーンで埋もれていたこの膨大なデータを利用可能な形に変えるという、大きなインパクトのある事業だと考えています。Onlab時代には同じ投資家として協業することもあった松田さんに、今度は起業家・投資家という関係でそのチャレンジを応援できることを嬉しく思っています。

株式会社メディアドゥホールディングス丨代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣様
当社の主たる事業の電子書籍流通事業と、会話を文字に起こすというこのSmart書記事業はシナジーがあると判断し事業を行って参りました。しかし、その潜在市場の大きさなど、本事業の成長可能性を鑑み、スピードを優先するべくカーブアウトという判断を致しました。これからも当社はこの事業を継続する松田さん率いるエピックベースを最大限に支援したいと考えています。

株式会社SmartHR丨代表取締役 宮田 昇始様
松田さんは、我々のメンターとして、今から5年前の Open Network Lab 時代に知り合いました。当時はまだ SmartHR のアイデアは影も形もなく、松田さんがいなければ SmartHR が生まれることはなかったと本当に思っています。今回、このような機会をいただいて、もう一度一緒の事業に関われることを本当にうれしく思っています。きっとSmartHRを抜いてくれると期待しています!

株式会社SmartHR丨取締役副社長 兼 CIO 内藤 研介様
今回投資させていただく機会を賜り光栄に思います。行き当たりばったりにサービスを作っていた私たちに「誰のどんな課題を解決するのか」という観点を叩き込んでくれたのは松田さんでした。会議、インタビュー、記者発表、動画のテロップなど、音声をテキストに変換したいニーズは数多くあります。人とAIとの共創によって、より価値の高い仕事が実現される未来を想像し、ワクワクします。

エンジェル投資家丨三木 寛文様
松田さんのベンチャーキャピタリスト、ベンチャーCOOとしての豊富な経営経験もさることながら、優秀なチームメンバーも集まり、きっと社会を変える素晴らしいプロダクトを創り上げてくれると確信しています。是非飛躍的な成長を目指して頑張ってください!


文章作るのって難しい。
でもしっかりと言葉にすることがとても大事なので、
これからはちょっとずつ自分なりの言葉、表現を磨いていこうと思う。

さああとはやるだけ、がんばります😄


さいごまで読んでくれたみなさん。

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