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弁護士津金貴康の本棚~刑事編~

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2021年4月の記事一覧

令状関係で必携の書となるか~令状実務詳解(立花書房)

刑事事件で,身柄を拘束されている依頼者の事件を扱うことはしばしばあると思います。

身柄関係で裁判所がどのように考えているかを知る上で役に立つかなと考えている一冊が,令状実務詳解(立花書房)です。

「役に立つかなと考えている」と微妙な表現になっているのは,実は私はまだこの本を使いこなせていなくて,この本を使って身柄を争ったのが2021年4月22日時点で3件程度なのです。

現時点で「役に立つかな

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「なぜそれが有利な情状か?」の手がかりに~量刑実務大系(判例タイムズ社)

近年,刑事裁判については,弁論を考えてから弁護方針を立てるようになっていると思います。

刑事裁判で弁論を考えるとき,「なぜこれが有利な情状なのだろう?」と考えることはありませんか。

例えば,本人以外による弁償,社会的制裁,飲酒酩酊時の犯行,などなど・・・

その手がかりとして,私は「量刑実務大系」(判例タイムズ社)を推したいです。

本書は大阪地裁刑事部の部総括クラスの裁判官が勉強会での発表を

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刑事弁護初めての人や普段しない人にオススメしたい~刑事弁護ビギナーズver.2.1(現代人文社)

刑事弁護ビギナーズ(現代人文社)は,色々なところで聞くと思いますが,やはり刑事弁護初めての人や普段しない人にオススメです。

手続の流れが概観でき,どの場面でどういうことに気を付けるべきかが載っているのは,非常に心強いです。

また,書式もとてもありがたいですね。

弁護士4年目くらいからはほとんど目を通さなくなりましたが,1年目・2年目は重宝しました。

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弁護士津金貴康の本棚~刑事編~

先日弁護士同士の勉強会でおススメの本を推薦しあったことがあったのですが,そのときふと「ブックレビューを残すのって誰かの役に立つかも?」と思いました。

そこで,週に1回くらいのペースで,ブックレビューを投稿していきたいと思います(自分の積読解消へのプレッシャーの意図もあります)。

このページは目次の役割を持たせていて,リンクを押すと本の簡単な感想のページに飛びます。
ちなみに,課金しなくても全文

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絶対おススメ!!~刑事法廷弁護技術(日本評論社)

刑事法廷弁護技術(日本評論社)は,言わずと知れた高野隆先生と,河津博史先生が書かれた本です。

刑事裁判の法廷でどのように考え,どのように行動すべきかが詰まっています。

例が多々載っていて,イメージしやすいのもとてもいいですね。

先日裁判員裁判があったのですが,私はこの本を持っていき,寝る前に読み返していました。

読み返すたびに新たな発見があり,「これを完璧にできたらかなり実力が伸びるのだろ

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