文学フリマ東京に行こう、というか来てくれよ
君は文学フリマを知っているか!?
11/11(土)に、東京流通センターで文学フリマ東京 37が開催される……。
知らない人がいるとアレなので説明すると、コミケ的なアレの文学特化型という触れ込みのイベントだ。コミケほど欲望に特化した内容でなく、あくまでも『おれが考えた文学を喰らえ!!』という『さいきょうのオレ文学バトル』の会場だと思ってくれれば良い。
だからこそ飛び出すクセ強刊行物に、キミは必ず驚くはずだ。基本的に一次創作の小説から論説、カタログに旅行記etc……とにかくひとつはビビッと来る何かがある。
で、このイベント実は今回がラストの要素があってですね。
『タダ』なんスよ。入場料。
来年5月の文学フリマ東京からは、入場料が有料になることが告知されていて、長らく参加してた側からすると、『こ、こんな闇鍋文学ファイトに金を出して来てくれる人いんのか……?』という不安があるのもひとつ。
ぜひ暇を明かしている人は冷やかしに来てほしい。そして、俺の本をぜひ手に入れてほしい──かかったな!この記事は出展者の既刊新刊の紹介記事なんだよォー!!
サークル名 夜光虫のランプ
ブース い-61
WEBカタログ
なんと今年で十周年だ!十周年記念本は、相棒である志津と共同執筆した御当地クライム小説!めっちゃ面白いぜ!
【新刊】センダイ・シティ・ドッグズ
【既刊】
アイアンナックルシリーズ
鋼鉄の右腕を持つ女トラブルシューター『鉄腕』アンナ・マイヤーが主人公のアクションシリーズ。
アメコミっぽい装丁でとにかく字がデカく、一冊300円でジャンクに読める。ニンスレ方式でどれを読んでも一話完結。
摩天楼に死す
アンナのオリジンストーリー。
悪党を殴れ!男装ロリを救え!
トリロジー・オブ・ハートレス・キラーズ
盲目にして豪運の女ガンマン・ヴィガ、鬱気味の刀使い・ドモン、そして『鉄腕』アンナ。三人の殺し屋共が絡んだ事件とは?
魔法少女鏖殺す!
舞台は日本。自分のことを魔法少女と信じて疑わないアラサー会社員・桜井秀子。警視庁の秘密兵器を相手取り、最後の『残業』に挑む!
狂っているのは社会(あなた)か、会社(わたし)か。
MAID MAX 地獄のデス・ロード
2016年ビデオスルーされた幻のアクション・ロードムービーが偶然発掘されたので、オリジナル邦訳脚本ブックレットをつけた豪華装丁版DVDを発売──という設定のアクション小説。メイド姿の殺し屋(シカリオ)アドは、男嫌いでメイド服を着て仕事に赴く変わり者。
ある日「チーズバーガー」を名乗るエージェントに、とある場所にある「ブツ」を運ぶよう依頼される。指定した場所に辿り着いた彼女が出会ったのは白髪頭の少年。ブツとは少年のことだったのだ。
直後、謎のシスターに襲撃されたアドは、とっさに少年を連れて逃げ出すが──。
side by side immortals
アメリカ合衆国オールドハイトに住む新聞記者・サイ。
その友人にして殺し屋・ドモン。
ひょんなことから妙な怪異に巻き込まれ、命がけで奔走するハメに!?
ハードボイルド・ホラーアクション・ブロマンス小説。
三条つばめ警部補のお別れ
警視庁捜査一課の三条つばめ警部補は変わり者で有名だ。派手な花柄のドレスシャツに高いヒール。女っぽい言葉遣いで誰彼構わずお喋りを始めてしまう。
素直すぎる相棒刑事・菊池さくらを連れて、見た目に似合わぬ執念で犯人を追い詰める!
古畑任三郎に強いリスペクトを捧げた倒叙ミステリ。
ひとつはビビッと来たものはあっただろうか?
イベントは一期一会、少しでも気になったのなら、ぜひ来てもらいたい。今回は土曜日だし、暖かい予報だから多分来やすいぜ。
このnoteを読んだ方、なんなら遊びに来てくれよな。では当日よろしく!!
#文学フリマ東京 37