観覧車に「ありがとう」
ウチの小さな巨人と観覧車へ行ってきた
彼は観覧車の中で悠々とギリギリの淵に立ち、下を見下ろし、「電車が来た。バスが来た」と何事もないように笑い立ち尽くした。
妻とボクは乗った後に、「やってしまった。」と。。
高いところがあまり得意ではないことに気づいた。情けないことに妻は目を瞑り、自分は足がすくんで立ち上がれない。
経験することは色々なことを学んだり、知識や知恵が増えたりとても重要なことである。と同時に色々なことができなくなってることもあることに気がつかないといけない。
最近まで自分はバスから降りるときに「ありがとうございました」が言えなかった。いつのまにかそれが当たり前になっていた。小学生でできてたことができなくなってるのだ。
最近息子が覚えた「ありがとうございました」という言葉に親としては感動した。同時に自分の胸に聞いてみた。
【自分は言える?】
観覧車からおりた後、どこに向けてか「ありがとうございました」と言う息子。
自分は誰かにきちんと感謝を伝えることができてるだろうか。バスから降りたあと最近ようやくありがとうございましたと伝えるようにしている。
ただ、なかなか言えない相手がいる。
【奥さん】だ。
意識すると言えるのだけど、無意識に「ありがとう」が減ってしまう。
ここに書いたことで改めて意識をしよう。
こっぱずかしいことを書いてしまうが、今日家に帰ったら改めて「ありがとう」という言葉を教えてくれた息子と、そしていつも自分の背筋をピンと伸ばしてくれる奥さんに感謝を伝えよう。
読んでくれた方、ありがとうございます。
ありがとう
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