【FX】エリオット波動論まだ信じてるの?既存理論を前に盲目の羊になってはいけない理由。
■ お知らせ・更新情報 ■
■ あなたへ ■
いつもと違い短い投稿ですがとても重要な内容。トレード構築全体におけるアプローチ・取り組み方について久しくお話をして来なかったので改めて。これは特に『ご自身でトレードを構築しようと試みている方』に向けて読んで欲しい内容。
■ 目を閉じてはいけない ■
ダウ理論が正しいと言えるかどうかを確かめるためには、ダウ理論を机上ではなく実際のチャート上で完全唯一の再現性と描写ルールの元、検証出来なければならない。そもそも検証出来たから理論体系化されたはずであるのにその描写ルールについては曖昧で単一解釈の描写定義が存在しない。
エリオット波動論が正しいと言えるかどうかを確かめるためには、エリオット波動論を机上ではなく実際のチャート上で完全唯一の再現性と描写ルールの元、検証出来なければならない。そもそも検証出来たから理論体系化されたはずであるのにその描写ルールについては曖昧で単一解釈の描写定義が存在しない。
サイクル理論が正しいと言えるかどうかを確かめるためにはサイクル理論を机上ではなく実際のチャート上で完全唯一の再現性と描写ルールの元、検証出来なければならない。そもそも検証出来たから理論体系化されたはずであるのにその描写ルールについては曖昧で単一解釈の描写定義が存在しない。
『 なぜ 』
各理論を前提にチャートを見る時トレーダーの数だけ波の見方があり波のカウントが違いそしてサイクルもまた同じではないのだろうか?その理論が完全な再現性の元に検証され理論体系化された物であるならそんな事は起きないはずである。
当たり前だから、常識だから、有名だから、そんな事は信じる理由にはならない。あなたの目をそして論理性を閉ざしてはいけない。
■ あなたは羊では無い ■
先に述べたメジャーな理論、ダウ理論・エリオット波動論・サイクル理論。他にも一目均衡表論やグランビルの法則等その後に続く所謂「有名」「常識」とされてきた理論・法則が様々に存在する。
それが正しい過程を経て組み立てられた理論であるのならば、「練習」や「感覚」や「センス」又は「コツ」等を持ち出して語る必要はないはずである。
なぜなら正しい過程を経て組み立てられた理論はすでに「考え終えた」理論でもあるはずである。考える、という仕事はその理論を立ち上げる際の仮説の立案、仮説の検証、検証結果の評価、体系化等の段階で行う物であってトレード段階においては「考え終えた物」をただ実行するだけである。
トレードは考えながら行う物ではありません。考え終えた後にただ実行する物だという事です。その理論が大局的にポジティブな偏りを持っているなら同じ作業を繰り返しただ常にポジティブな可能性の側に立ち続けるだけです。
そのために理論を通してチャート情報を仕分けその地点における唯一の「解答」を出し、その解答に従った行動を出力し続ける事。
絶対的な物等ありません。聖杯も存在しないでしょう。だからこそ情報選択も学習もその先のトレードも論理的に冷静に対処する必要があります。当たり前とは大衆の物であり、チャート上における大衆とは奪われる側です。当たり前を知る事は大切ですが、それは常識を鵜呑みにするという事では無くその常識の中にある問題点を見つける事こそが真に重要であり又、諸問題の突破口になる事が多いと知りましょう。
常識的知識の中にある矛盾・問題点さえ見つける事が出来たなら向き合うべき課題としてそこから取り組んで見るのはいかがでしょうか?問題を把握している初心者と、何から取り組んで良いのかわからない初心者との間にはとてつも無く大きな隔たりがある事は言うまでもありません。
■ あなたは考える ■
もしあなたが誰かに学ぶ時間もお金も無い、若しくは自分で構築する事に楽しみを感じているとして、現在あなたがトレード及びその研究の前提に置いている常識的知識その物に対して本機会を通して今一度改めて考える時間を取って頂ければと思います。
そしてあなたが作る理論はその理論の情報の最小単位、ダウ理論やエリオット波動論のようなチャートモデルであればトレンドの定義・波一辺の定義・波の両端高安値の定義が厳密にあり描写ルールも完全唯一の解釈で実行出来る物を持ち、裁量を言い訳に使えない使わないような水準の物を目指して下さい。
あなたが望んだ事に見合うだけの努力と閃きがそこにあるならきっと構築出来るはずだと信じ、それを私も願っています。
『 発想はその知識と努力の範囲を超えはしない 』
高 山
追記:生徒さんに向けては現在に至るまで私の波の定義及び描写ルールが正しいと言える理由を様々な形で示して来ました。例えばその波が正しくなければ備わらない性質やライン特性等を例にして。そして今回また新たに波の正しさを証明する物を見つけました。それはまた別の更新で。現行生徒さんは授業内にて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?