【FX】K2-次点トレード理論指導・募集概要について。
ダウ理論やエリオット波動論が抱える致命的問題点を始点として始まった理論追求、その一つの形が2020年3月まで5年に渡って個人指導していた「次点トレード理論」。
トレンドの定義、トレンドを構成する波一辺の定義、つまりは高値・安値への言及。そのトレンドの定義の正しさを逆説的に検証を試みる中で生まれた相場の模倣性を利用したK-lineその特性は、「トレンドラインはそのトレンドが生まれる前から決まっている」。
これらに予測的見地から試みるトレードにより得た成果をフィードバックさせて定義の強化と単純化を行う事により再構築されたのが「K2-次点トレーード理論」略して「K2次点理論」です。次にこの理論の特徴について述べて行きましょう。
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【前提・定義】
・ トレンドの定義-波一辺の定義-高値安値への言及
・ ラインの発生-目的-解消の定義
・ 想定フレームにおけるメインターゲットの定義
【描写ルール】
・厳密な描写ルール
・差異の無い解釈
【フロー化されたMTF分析・想定】
・すべての事柄は時列を持って起こる
・故にフロー化出来ない理論は循環しない
・循環しない理論は矛盾を孕む
・同時間軸→上下時間軸の行き来にも順序が存在
・作業は常に順序があり、かつシングルタスク
【裁量と無裁量】
裁量とは理論を構築する際の思考の中でしか生じない。完成された理論の中では仕分け化されたタスクの連続になるためほとんどすべてのフェーズで裁量を「出しようがない」。唯一、ランダム領域であるボラリティに関連する利確部には統計的アプローチが必要となるが、結局の所それも基準を設けている訳であり、考える事の結果に差異が生まれるとは考えにくい。
例えばエントリーや決済時にポジティブな要素が10有り、ネガティブな要素が20あるとしてエントリーを選ぶだろうか?これが10対11でも同じである。しかし現実にはそれでもポジティブが小数でもエントリーする人はいるだろう。ただそれが投資において唯一問われる資質である論理性を備えた判断であるかは言うまでもないと思います。
感覚に頼らないトレードとはなるべく優位性の「側」に身を置けるようにチャートの状態を仕分けし、傾向の強い方へ留まるよう淡々した処理に務める事を指します。そしてそれを論理的投資理論又は論理的投資戦略と言います。
▼ 補足 ▼
【1】厳密な定義と描写ルール
ダウ理論、エリオット波動論等、再現性という致命的な問題を抱えた理論に対する言及から始まった理論故に、環境認識における必要定義はすべて描写ルールによって差異無くチャートに出力されます。
各定義に伴う描写ルールが厳密にあるという事は例えば今が何フレームの上昇/下降トレンドであり、その中の何波の先にて、現在どの波の形成待ちであり、又、「いつ」その波が形成されたのか(時間、値)からなる点を「指がさせる」訳です。
なんとなく上昇/下降トレンドに見えるから、なんとなく戻って来たから買う/売るでは話になりません。「いつ」と厳密に言えなければ。
【2】MTF分析をシングルタスクで処理
全体のフェーズは想定フェーズ→エントリーフェーズ→決済フェーズ、そしてまた想定フェーズと巡る循環理論。各フェーズは恣意的な順序ではなく然るべき順序に並び、基本的に「仕分け」作業により各タスクを処理していく。
各タスクは時列に沿ってしかるべき「順序」によって並ぶため、MTF分析でありながらその処理は常にシングルタスクで展開する。
【3】MTF分析により基準波内の推進波を評価
各時間足におけるトレンドのフレーム上限は3段階に限定されています。各時間足単体のメインターゲットは最上位トレンド推進波-中位トレンド推進波を最下位トレンド始点無いし次点以降で合わせてエントリーしていくシンプルな物です。これにさらに「時間構造に対して意味のある時間足」の選択を加えてMF分析をMTF分析に押し上げます。
【4】すべてはフロー化される
前身の次点トレード理論の指導時にも行っていた事ですが、授業で学んだ事は順次フローチャートに反映して頂きます。
すべての事柄に定義が存在し、尚且つ描写ルールがあり、それらすべてが然るべき順序で並ぶという事はフロー化する事が可能だからです。
経験・裁量・感覚が問われる理論(それを理論と呼ぶのなら)の場合にはフロー化する事が出来ない。ですから例えばダウ理論やその他の理論は「コツ」や経験が問われる事を前提に指導されてしまう事になる訳です。
フローチャート作成は必ず全員に行って頂きます。これは卒業後に役立つだけでなく、授業中においても覚え違いや理解出来ていない点を供にチェックする際にも非常に役立ちます。
【5】インジケーター類は不要
使うテクニカルはローソク足のみです。マルチキャンドル(MTFローソク足)を利便性向上のため利用はしますが無くても問題ありません。極論を言えばロウソク足自体無くても問題ありません。4本値がわかれば良い訳ですから。利用するのは理論とライン、プライスアクションのみです。
【6】考える、ではなく覚える
受講期間内の生徒さんの仕事は考える、ではなく「覚える」です。定義、ルールがありフロー化出来る以上そのタスクはすべて覚えるだけです。無論、どうしてそうするのか?という意味とセットで理解はしなければいけませんが基本的には覚える作業。
考える、という作業は理論構築時に私が済ませている事ですね。又、考えるという行為で理論に深く言及する事も良いでしょうがそれにしてもまず覚えなければそれは出来ません。意味とセットで覚える作業。
トレンド概念が前提としたモデルであり、環境認識に特化した理論と言えます。一貫性をもったチャート分析を行いたい。再現性の確保された検証可能な論理的循環理論を学びたい。
感覚・経験・裁量的な恣意的な要素を排除し基準に対して仕分け形式でトレードを行いたい。大きなフレームを背に出入りを少なく、利は大きく獲りたい。そういった方には必要性の高い理論であると言えるでしょう。
又、そういった理論を自身で構築する時間をショートカットされたい方が応募されるべきかと思います。いつ構築出来るかはわからないが、構築作業自体を楽しみと感じられている方であれば私のように独自理論構築に尽力される事が望ましいと考えます。
局所的な優位性のみを求め、超短期売買を高回転で行いたいという方が目指すべき理論モデルではありません。
エントリー回数の多さ=優れた手法と考える段階の方にも向いていません。環境認識に特化するという事はいかに「的を絞れるか」という方向に言及しているからです。
【1】
・授業日数 ☛ 全 7 回 各 約90~120分
・指導方法 ☛ スカイプ画面共有を利用した音声指導
・各授業毎に「必ず」質問をして頂く時間を用意
・授業毎にフローチャートの作成・添削
・全 7 回の授業とは別に授業前ガイダンス有り
・授業は個人利用の範囲内で録画OK
【2】 授業構成
1限 『連続性が維持されるトレンドの概念と構造』
2限 『シングルフレームにおける基本想定』
3限 『MTF分析の順序化と構造に反しない観測法』
4限 『K2-LINEの定義・特性』
5限 『K2-LINEと基本想定の統合』
6限 『エントリー・決済フェーズ手順化』
7限 『最終確認・フローチャート添削』
→ 内容は最適に再配置再編集される場合有り
各 120分(※1)
以前の指導時も同様でしたが私から見て理解に遅れがあると判断された場合には私の許容出来る範囲で最大30分程補講させて頂いています。多少の時間の余裕をもって授業日は時間確保をお願い致します。
又、各授業毎に授業ノルマ(進捗ペース)が決まっておりますが覚えの早い方に関しては後半は私が今まで開拓したチャート内の強い傾き(優位性)等の解説を加えていきます。
又、各授業冒頭では毎回質疑応答の時間を取ります。基本的に「必ず」質問して下さい。質問とは本人がわからない点を解決する時間でもありますが、その質問の仕方や内容から「本当にわかっていない点」を判断出来る教える側にとっても重要な機会となります。
無ければ無いで確認程度の質問でも構いませんので必ず質問はするようにお願い致します。
【0】前置き
誰でも応募して頂ける訳ではありません。又、応募されても必ずしも受講をお受け出来る訳ではありません。
前身の次点トレード理論の指導を行っていた際と同様に応募条件を設けております。応募条件が満たされていない場合には応募は無効となります。
毎月1~3名程度に応募者の中からメール面談の上、選定させて頂きます。月に8回、各2時間の授業日程となりますので多くの応募がある場合には応募条件を満たされていてもお受け出来ない事があります。
以前、指導していた次点トレード理論の際は月に10人程度の応募でしたので半分以上はお受け出来ず翌月以降に再応募頂く形となっておりました。
お断りさせて頂く事は珍しい事ではないため悪意その他上記理由以外の他意は無いとご理解下さい。(応募内容に問題があればその旨をお伝えしてお断りさせて頂く場合もございます)
【1】応募条件
1. 23才以上学生不可
2. 安定した経済基盤と充分な学習時間を有している
3. 投資資金は余剰資金である事
4. ご連絡先・写真付き身分証の提出
5. 守秘義務・規約を厳守出来る方
6. スキルとして学習されたい方
7. 明確な投資理由をお持ちの方
8. 学習意欲の高い方
9. 私の各投稿を読み、私の主張や考えに賛同出来た方
10. 約一ヶ月で授業日程を完了出来る方
必ず守って欲しい事。それはご自身に安定した生活基盤と学習に充てる充分な時間がある事を確認して下さい。様々な考え方があると思いますが、私の考える投資とは人生を逆転させる物ではなく、人生を加速させる物です。
例えば各社少額からの投資を安易に勧めていますし、SNS上でも生活費等の所謂命金で運用したりする方が少なくありません。しかし私は数万円握りしめて行う運用はどう考えても論理的とは思えません。
トレードにおいて唯一求められる資質があるとすれば、私はそれを「論理性」であると確信しています。客観的判断能力が無い方にはハードルの高い世界だと考えています。
先にも述べましたが知識に費用を払うという行為は簡単に言うと「時間」を買うという事になります。その知識や理論の構築にかかる膨大な時間を金銭を用いてショートカットする。
時間に投資しているのです。であるならばその時間を最大限有効利用するためにも最適な学習環境が必要であると考えます。私自身も無駄な事に時間を使いたくはありません。教えるのなら教えきらなければ意味が無いし、学ぶのなら学びきらなければ意味はありません。
安定した生活、伸びやかな学習環境、そして無理のない資金運用。この三つは最低限揃っている中で応募頂くようお願い致します。
以上に加えて面談時に受講に際しての規約・料金等の確認事項があります。
面談時に確認して行きます。
以前の指導時にもブログ上には明記していませんでしたが目安としては30代一般的な会社員の1ヶ月分の給与程度を想像して下さい。
明記しない理由は応募条件の中にある安定した生活基盤、そして時間を購入するという選択・概念を持っている方の場合費用面をそれ程シビアに気にされないため暗に窓口を狭くする意味でそのようにしております。
!注意!
以前、次点トレード理論を学び卒業された方は費用が下がります。理由としましては論理的投資理論という物への理解と学習経験がすでに有り、おそらく授業もよりスムーズに展開出来ると予想でき私の負担も減ると考えれる点が挙げられます。
卒業生の方が応募される際は必ず次点トレード理論○○期生と情報を添えてくださるようお願い致します。
又、機軸トレンドライン講習を受けた方はその費用分がマイナスされます。機軸トレンドラインを受けた方が応募される際も受講歴の記載をお願いします。尚、卒業価格との併用は出来ません。
ツイッターDM(ダイレクトメール)もしくは下記Gmailにて以下の情報を記載・送信して下さい。
gmail → suptakayama@gmail.com
1. お名前
2. 年齢
3. Gmailアドレス
4. 受講開始希望日程
5. 応募理由
その他の個人情報については面談の上、受講をお受けする事になった場合のみ提出頂きますのでDMの段階では送信頂かなくて結構です。
応募理由についてはどのような内容でも書いて頂いて結構ですが、必ず記載して欲しい事として一体どのような知識を求めているのかという点を明記して下さい。
私が提供出来る知識・理論とあなたが求めている事が違うのであればそれはお互いの時間の無駄となってしまいます。その点を必ず確認出来るようお願い致します。
1. ツイッターDM若しくはGmail送信
2. DM確認後まず「DM」に返信
3. その後Gmailにて個人面談
4. 応募条件・学習環境の確認
5. 受講規約の確認
6. お受けする場合
☛ 最終手続き及びスケジューリング
6. お断りさせて頂く場合
☛ 理由説明後、頂いた情報の破棄
面談時に規約や費用面の確認をさせて頂きますが、くれぐれも「無理をしない」で下さい。費用がご自身の生活に負担となる場合、生活基盤に影響を与える訳ですから応募条件から外れますし私の望む所でもありません。
又、学習時間の確保や学習環境に問題があるのに無理をされても何のために時間のショートカットに投資されるのかわからなくなってしまいます。無理をしない、虚偽の申告はしない、最適な学習環境で最大効率の授業を行えるようにしましょう。
以前指導していた際に、気づいた事があります。私が指導して来た方々というのは先程の応募条件を満たしている方々です。
今の時代、格差社会であるこの日本で生活基盤があり時間的にも余裕のある方は残念ながらやや小数派であり、尚且つ世代はある程度高くなる傾向があります。そしてそういった環境に身を置き時間を「買う」事が選択肢に上げられる方々はお仕事内においてもある程度成功体験を重ねてこられた方が多かったように感じます。
すると学習時の最初の障壁として「プライド」が邪魔をします。どう邪魔をするのか?というと疑問に対して質問してくれないのです。
私が教えている理論はフロー化可能な理論です。そうなると性質上覚える作業になる訳ですが、例えば1が出来ていないのなら2は出来ない理論とも言えます。2を覚えてないなら3が実行出来ない訳です。
ですから頻繁にこちらからこれは大丈夫ですか?これは理解出来ましたか?としつこいくらいに確認を取ります。
しかし「プライド」が高い方というのはその際、多少疑問が残っていても、もう一度説明が聞きたいと思っていても「わかったフリ」をします。もしくは自分なら「まあ大丈夫だろう」と蓋をしてしまいます。しかしフロー化された理論を学習する際に、これは致命的な穴を作り出してしまいます。
この「プライド」の正体は何かというと「他者に賢く思われていたい」という欲求だと考えられます。しかし、そんな欲求が顔を出された時は是非思い出して下さい。何のために受講したのか。何のために時間に投資したのか。
私自身もそうですが未経験の分野に望む時は、ある種「馬鹿」になった方が賢いでしょう。授業は私とあなたしかいません。見栄をはっても仕方ありません。覚える事だけを目的に供に注力出来るようお願い致します。
それでは良い出会いをお待ちしています。
高 山