子どものような好奇心で世界を見てみよう
子どもには「なぜなぜ期」がある
幼少期に子どもたちは平均で40000回質問するそうです笑
これを心理学では「質問期」と呼びます。
一般的にはなぜなぜ期などとも言われています。
お子さんをお持ちの読者の方なら思い当たることがあるかもしれません。
この時期の両親や保育士さんの対応によって子どもの将来的な好奇心に大きな影響を与えるそうです。
(子どもの場合は好奇心の他にも、大人とのコミュニケーションの1つとして質問をしている側面もあるそうですが)
少し話がそれますが、なぜなぜ期に大人が丁寧に対応してあげないと子どもの潜在意識には、
「なんでも聞いてたら大人は対応してくれなくなるんだ…」
ということが刷り込まれていきます。
そのときのエピソードは簡単に思い出せないのに、心にはずっと残っていて自分が大人になったときでも、質問はしちゃいけないもの、としてあなたの成長を止めているかもしれません。
それほど、幼少期の周りの大人の対応は、その子の将来に大きな影響を与えているそうです。
さて話を戻して、あなたが最近不思議に思った出来事はなんですか?
上記のような過去がなくても、すぐには思いつかないという方が多いかと思います。
いったいなぜでしょうか。
私たちは「知っているつもり」になっている!?
自分という人間の歴史が長くなるほど、知らないものが無限にあることに気付き、
すべてを気にしていたらとても非効率です。(思考すれば脳のエネルギーをたくさん使うから)
そこで私たちの脳は、それが自分の生活において必要な情報か、不必要な情報かを無意識に選別して、不必要なものは疑問に思わないような癖があります。
例えばスマホの仕組みは知らなくてもスマホの使い方だけわかれば、電気回路やネット回線の仕組みなどには疑問が湧きにくく、「スマホを知っている」と思いやすいということです。
でも子どもなら、
「なんで触ると動くのー?」
「なんで音が鳴るのー?」
「なんでここにいないのにパパとお話しできるのー?」
といったようにどんなことにも疑問を持って質問してきます。
知らないと自覚しているのに知っているふりをすることは、知ったかぶりといいますが、
今回は自分でも「知らない」ことを自覚していないことに問題があります。
知ったかぶりなら、あとで調べることもできるかもしれません。
しかしこの「知っているつもり」は、新たな知識を得たり、伸びしろに気付いたりするチャンスを逃していることすらあるのです。
だからこそ、毎日新しい気付きと成長をしている子どもたちを見習うことで、私たちの毎日を刺激的にするためのヒントが隠れています。
子どものような好奇心で世界を見るとワクワクが広がっている
あなたがこの記事を見ているのはパソコンかもしれませんし、スマートフォンかもしれません。
まずはその電子機器について知っていることを考えてみてください。
使い方ではなく、その機械自体について知っていることはどれくらいあるでしょうか。
電源ボタンを押して電源がつく仕組み
パソコンならキーボードを押したらそれに画面が反応する仕組み
スマートフォンなら電話がかかる仕組み
などなど、それを専門にしている人でなければほとんどの方が知らないと思います。
今回は、だからそれを調べましょう!
と言いたいわけではありません笑
そのくらい、毎日毎日使っているような道具でさえ私たちはほとんど知らないということに気付いてほしいのです。
でもこれまではそれを疑問に思ったことすらないのではないでしょうか。
子どもはそれら1つ1つに疑問を持ち、大人に質問することで解決したりコミュニケーションがとれることを楽しんでいます。
もし大人になった私たちもそのように毎日起こることに疑問を持てたらどうでしょうか。
きっと疲れます笑
ですが、毎日は新たな発見の連続になることでしょう。
そのバランスが難しいですが、まずは1日1つでも些細なことに疑問を持って調べてみてください。
なぜ自転車は動くのだろう
なぜ雨は降るのだろう
なぜあの人はいつもイライラしているのだろう
なぜ魚は手も足もないのに泳げるのだろう
なぜスポーツが生まれたのだろう
具体的な疑問から、抽象的な疑問まで子どものような好奇心で世界をみれば無限にあるはずです。
どんな些細なものでも、しっかりと調べれば色々なものがつながってきます。
それはすぐに大きな気付きになるかもしれませんし、すぐには何もつながらずに後になって大きな気付きになることもあります。
まずは1つ、疑問を持ってみませんか?
世界は、ワクワクにあふれていますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー
平山鷹也
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