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my sweet art:MINGEI 生活美のかたち展
ATELIER MUJI で開催されているMINGEI 生活美のかたち展(2021年3月19日ー 5月9日)に行って来ました。
どんな展示?
日本民藝館の収蔵品から、深澤直人さんが複数点ピックアップし、テーマ毎に「視点」のヒントコメント付きで工芸品と出会うことが出来ます。日本産だけでなく、朝鮮、中国、メキシコの工芸品も展示されていました。
見どころは?
1)衣服、焼物、彫刻、など約60点の工芸品を見られる
※基本的に撮影不可になっていたので引き×モノクロにしました。
2)深澤さんのコメントを頼りにテーブル毎に共通点や差異を楽しめる
展示テーブル毎に2行程のコメントが記載されてます。視点を強制しない、思考の補助線の様な優しい言葉でした。
3)動画で民藝館の立ち上げまでのストーリーが見られる
こちらも撮影不可でしたが、柳宗悦(むねよし)が書いた設計ラフや、建設直後の建物の姿などを、コルビジェのLC14スツールがある空間でソファにゆったり座って鑑賞できます。
タカナリポイントは?
個人的には、「民藝」という概念・カテゴリーが1925年に創られたもので、約100年も経過しているのを知らなくて驚きでした。そして「民藝運動」が、1936年に建立された日本民藝館を拠点にして、長い年月の間、粘り強く情報発信をし続けて来られたのは、見る者が「民衆の工芸」の中に、何か普遍的な価値を感じるからなのかも知れないなと思いました。それは、素朴な暮らしの体温、みたいなものではないでしょうか。
おまけ
スタッフさんに教えてもらったんですが、完全に焼き物に見えるけど、実は「紙×漆」の器があるので探してみてください〜!