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自分の本当の楽しみ

前庭と三半規管が弱っていて眩暈が起きるため、坂道をたくさん歩くリハビリを毎日続けている。朝、目が覚めてしばらくの間は全快したのではと思う程に眩暈が起きない。けれど、時間の経過と共に眩暈が始まってしまう。現状はそんな感じだ。

けれど、ほんの少しずつだけれど、その眩暈の症状自体が緩和されてきているような気もする。気のせいかもしれないけれど。そして、毎日たくさん歩くことで、眩暈はあっても出歩いて大丈夫だという妙な自信はついた。

徐々に回復に向かっていると思うと、欲しくなるのはお酒だ。耳鼻科の先生からお酒を控えるように言われていて、実際、休肝日は今日で33日目になる。9月28日の採血ではγーGTPの数値も36と低かっただけにどうにもお酒を飲みたくなってしまう。これで眩暈さえ無ければ、毎日、お酒をガブガブ飲んでいることだろう。

具合が悪いと余計に何でも良いから小さな楽しみが欲しくなる。それが俺にとってはお酒だとはっきりわかった。それに狭心症でなければ、やはり煙草を吸いたい。酒と煙草。この二つが俺にとっては本当の楽しみなのだろう。酒と煙草を自由に楽しめさえすれば、他には何も要らない気もする。

ギターをあまり弾かなくなって結構な時間が経っているけれど、その代わりに毎日、デヴィッド・ギルモアのソロアルバム「邂逅」を聴いている。凄く良いアルバムだと思うし、毎日でも聴くのが楽しい。それがささやかな今の楽しみだ。

椎間板ヘルニアと坐骨神経痛で腰痛が酷く、原稿書きも全く出来ていない。歩いている以外は毎日殆ど布団に横になっている。整形外科のリハビリに毎日通っているけれど、まだ症状が緩和されていない。痛くて朝も早くに目覚めてしまう。

眩暈と腰痛が酷いので、今は自分が病人であると思って緩い日々に甘んじている。何とか両方とも治したい。そして煙草は無理でもお酒を楽しめるようになりたいと思う。

7月にロンドン旅行に出掛け、夢のように楽しい日々を過ごせたのがまるで嘘のようだ。9月4日からずっとしんどい毎日を送っている。8月の過ごし方が悪くて前庭と三半規管を弱めてしまったのかどうかはわからないけれど、一日でも早く全快したい。

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